切土(cutting)

道路、宅地等に必要な空間を得るために、安定な勾配で原地盤を切取って造成される土構造のこと。土構造のうち、切土は盛土とともに本体構造に分類され、これらを維持、補強する法面(のりめん)は付帯構造に分類される。切取りともいう。切土にあたっては、地盤の状態をよく調査し、切土法面の安定が得られるよう、切土法面勾配、法面防護工、掘削計画等の決定に十分な配慮が必要である。