分解危険性 |
発災事象としては分解による爆発。エネルギー発生の引き金になるのは光や熱、不純物そして衝撃や摩擦といった機械的刺激である。分解危険性が高い物質にはニトロ基や、過酸化結合など特異な官能基をもつものが多い。 |
重合危険性 |
突発的な重合によってモノマーの急激な気化や解重合を引き起こす。代表的な重合性物質にはアクリロニトリル、スチレン、塩化ビニルなどがある。 |
引火危険性 |
支燃性気体中(または酸化性物質との混合)で点火源により燃焼する危険性。 |
発火危険性 |
発火性物質には空気との接触によって発火するモノシランのような特殊材料ガス、黄リンのような発火性固体、そして蓄熱性物質とがある。 |
禁水性 |
水と反応して高いエネルギーや可燃性ガスを発生する物質。アルカリ金属、アルキルアルミニウムなど。 |
混合危険性 |
混合によって発火したり、高い熱を生成する危険性。 |
反応危険性 |
反応暴走を起こしたり、反応性物質を生成する危険性。 |