シュナイダーマン(Ben Shneiderman)は米国メリーランド大学教授で、コンピュータと人とのインターフェースについて研究してきました。誰でも抵抗なく機械やシステムが使えることを意味する「ユニバーサルユーザビリティ」という概念を提唱し、その観点からユーザビリティの8つの黄金律を提案しました。
ノーマン(Donald A. Norman)は、カリフォルニア大学サンディエゴ校で認知科学やユーザビリティの研究に従事した他、後述のニールセンなどと共同でユーザビリティに関するコンサルティング会社、ニールセン・ノーマン・グループを創立した、ユーザビリティ研究の第一人者です。ユーザビリティに優れた製品開発プロセスである「ユーザ中心設計(UCD)」の概念を提唱しました。
ニールセン(Jakob Nielsen)はサンマイクロシステムズ社でソフトウェアのユーザビリティに関する研究開発に従事した後、前述のニールセン・ノーマン・グループの共同創立者となりました。更に、ユーザビリティに関する記事や論文をネット上で発表し続けています。今日の「ユーザビリティ」の概念を提唱したのがこのニールセンです。