「Aを立てればBが立たず」、「Bを立てればAが立たず」という状態を利害関係の相反(利益相反)という。モノの売買を例にとると、売る人と買う人は、一方の利益が増えれば他方の利益が減るというふうに、利害関係が対立する関係にあり、このような関係が利害関係の相反である。