プラントの配管設計は、プラントを構成する機器から機器へ特定の物質を移送するために用いられる管について、化学工学的設計・工場の配置計画・設計基準などの資料を基礎として、配管技術やプラントの建設・運転・保守などを検討・考慮しながら管の配列・配置を決定していく作業である。通常の化学プラントの設計では、配管設計の工数が全エンジニアリング工数に要する工数の約30~40%を占める重要な作業である。