求人公募情報閲覧

New 募集中
更新日 : 2025年11月07日 募集終了日 : 2025年12月05日
New 募集中
更新日 : 2025年11月07日
募集終了日 : 2025年12月05日

勤務地 : 関東 - 茨城県

公開開始日 : 2025年11月10日

環境作物学(BNI形質の農業環境影響の評価)/若手育成型任期付研究員 公募番号6

D125110366

大学共同利用機関法人・独立行政法人・国立研究機関・省庁等

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター

研究分野 : ライフサイエンス - 植物栄養学、土壌学 | 環境 - 作物生産科学 | 環境 - 環境農学

研究員・ポスドク相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック - 試用期間あり

業務内容

  • 募集の背景、プロジェクトの説明

    窒素肥料の農地への過剰使用は水質汚染や温室効果ガス排出など、農地からの環境負荷の原因となる。生物的硝化抑制(BNI)強化作物は、アンモニア態窒素として施用された窒素肥料の土壌中の硝化を抑制し、硝酸態窒素になることを作物自らが抑制することで、環境負荷を大幅に低減することが可能である。BNIは、国際農研がその現象の観察、解明から、応用そして社会実装までを長年にわたり研究しており、多くの研究分野の研究者が連携して取り組む他、国際的な研究ネットワーク(BNI国際コンソーシアム)を構築し、を構築し、主導している。
    BNI研究をさらに発展、強化させるために、BNI形質が土壌健全性指標(根圏での土壌有機物変化)、土壌窒素動態、一酸化二窒素排出量に与える影響を理解する上で重要な役割を担う研究者を募集する。
    当該研究員には、作物学、作付け体系、システムモデリング、土壌化学に関する高度なスキルが求められる他、土壌有機物の化学、土壌健全性指標、一酸化二窒素排出量の現場での測定とモデルを活用した解釈と検証に関する知識と実務経験が求められる。
    開発途上地域の生産現場および国際農研の圃場を活用したデータ収集・分析を行うための積極性や、国内外の共同研究者および研究補助者との協調性が求められ、国際農研におけるBNI研究の中心的な役割を担うことが期待される。

  • 仕事内容・職務内容

    BNI形質の土壌健全性指標、土壌窒素動態、一酸化二窒素排出量に与える影響の評価

    BNI形質が土壌健全性指標(土壌有機物変化等)、土壌窒素動態、一酸化二窒素排出量に与える影響を評価する研究を担当する。具体的には、作物モデルを活用した圃場でのBNI形質の一酸化二窒素排出削減効果の定量化と検証、ならびにコムギやトウモロコシ等を用いたBNI形質が土壌健全性指標に与える影響の評価(土壌有機物、窒素動態など)を実施する。これらの研究を通じて、BNI技術の環境負荷低減効果を科学的に裏付け、国際農研におけるBNI研究の発展と社会実装に貢献する。

    【実施研究課題例】
    〇作物モデルを活用した圃場でのBNI形質の一酸化二窒素排出削減に与えるインパクトの定量化と検証
    〇BNI形質が土壌健全性指標に与える影響についてのコムギ、トウモロコシの同質遺伝系統を用いた検討(土壌有機物、窒素動態など)

    【キーワード】
    専門分野:農学、作付け体系、モデリング、生物的硝化抑制(BNI)、土壌化学
    国際分野:国際共同研究を推進するための語学力(英語)、外国人研究者との共同研究経験や海外における研究経験があることが望ましい。国内での研究遂行に必要な日本語能力を有すること。

  • 配属部署

    既設部署

    生産環境・畜産領域

職種

  • 研究員・ポスドク相当

研究分野

  • ライフサイエンス - 植物栄養学、土壌学
  • 環境 - 作物生産科学
  • 環境 - 環境農学

給与

  • 年収 : 500万円 ~ 700万円

    ・俸給月額(基本給)は、職員給与規程に基づき、経験等を考慮して346,000~410,000円(現行)を支給します。
    ・賞与は規程に基づき年2回(6月、12月)1.725月分/回(現行)(採用後最初の賞与は1.725月未満)支給します。
    ・諸手当(通勤手当、超過勤務手当、地域手当等)は規程に基づき支給、ただし扶養手当、住居手当は支給しません。
    ※俸給月額等は規程改正により変更となることがあります。

勤務時間

  • 就業時間 : 08:30-17:15

    休憩時間 : 12:00-13:00

    休日 :
    ・完全週休2日制(週休日:土、日曜日)
    ・休日:祝祭日、年末年始(12/29~1/3)
    ・年次休暇:採用時(R8.4.1)に5日付与
    ・その他休暇:病気休暇、特別休暇(夏季(3日)、介護(5日)、結婚、出産、忌引き等)

    時間外勤務、その他説明 :
    ・通常勤務(8:30~17:15)
    ・フレックスタイム勤務、裁量勤務(試用期間の終了後)が可能(要手続き)

募集要項

応募資格

  • 応募に必要な学歴・学位

    博士

    ・博士号を有する、または採用予定日までに取得見込みであること

  • 業務における経験

    ・当該業務に必要な研究職員としての知識及び技能を有すること
    ・国際共同研究を推進するための国際感覚、語学力(英語)を有すること
    ・海外での研究経験があることが望ましい

  • 特定分野の公的資格など

    ・日本語能力試験(JLPT)N2以上、または同等の日本語運用能力を有すること

  • 説明

    ・当センターは、「男女共同参画社会基本法」の趣旨に則り、男女共同参画を推進しており、女性研究者の積極的な応募を歓迎します。
    ・外国籍の研究者の応募を歓迎します。ただし、採用日までに日本国内で就労するために必要な在留資格を取得していることが必要です。

雇用形態

  • 正職員・正社員

契約期間

  • 任期あり - テニュアトラック

    5年間(令和8年4月1日~令和13年3月31日)
    ・任期中に出産のための特別休暇、育児休業、介護休業等を取得した場合、当該期間に相当する期間について任期の延長を申し出ることできます。
    ・任期満了の11ヶ月前までに希望者に対してテニュア審査を実施します。この審査に合格した者は任期満了後、任期を定めない研究員として継続採用します。

    試用期間あり

    ・6ヶ月間

勤務地

  • 〒305-0851 茨城県 つくば市大わし1-1

待遇

  • 加入保険

    健康保険 : 農林水産省共済組合

    厚生年金保険 : 農林水産省共済組合

    労災保険 : あり

    雇用保険 : あり

  • 就業場所における受動喫煙防止のための取組事項

    指定された場所以外は禁煙です

応募上の配慮

採用人数

    1名

    採用日 : 2026年04月01日

    着任日 : 2026年04月01日

募集期間

  • 2025年11月10日~2025年12月05日 必着

応募方法

  • 応募書類(指定様式)

  • 応募書類

    履歴書 : 電子応募
    国際農研研究職員エントリーシート
    ・所定の様式(EXCEL、調書シート)に従って記載のこと。
    ・E-mail アドレス(事務連絡用)は必ず記載して下さい。
    ・調書シート・業績シートを同一ファイル(ファイル名:公募番号-応募者氏名-1.xls、例:1-国際太郎-1.xls) で、PDF化せずそのままご提出ください。
    業績リスト : 電子応募
    国際農研研究職員エントリーシート
    ・所定の様式(EXCEL、業績シート)に従って記載のこと。
    ・調書シート・業績シートを同一ファイル(ファイル名:公募番号-応募者氏名-1.xls、例:1-国際太郎-1.xls) で、PDF化せずそのままご提出ください。

    その他の電子応募書類
    1.推薦書のpdfファイル(A4サイズ1ページ。書式自由。推薦者の氏名、所属、身分、電話番号、E-mailアドレスを記載)
    ・推薦者の直筆署名があるもの。
    ・国際農研職員は推薦者になれません。
    ・ファイル名は、(公募番号-応募者氏名-2.pdf、例:1-国際太郎-2.pdf)としてください。

    2.応募者が筆頭著者となっている主な査読付論文のpdfファイル(5件以内)
    ・オンライン版がある場合は業績シートへのURL記載で代用可

  • 応募書類の返却

    応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。

JREC-IN Portal Web応募
電子メール応募
不可
求人機関Web応募
不可

選考・結果通知

  • 選考内容

    1.書類審査 令和7年12月
    2.面接試験 令和8年1月
    ※ 国際農林水産業研究センター(茨城県つくば市大わし1-1)にて実施

  • 結果通知方法

    結果の通知は電子メールで行います。
    採用の可否にかかわらず、応募書類は返却しません。

連絡先

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター

企画連携部

0298386330

KenkyuKobo-ml(at)jircas.go.jp

※(at)を@に変更して送信してください。

備考

1.受験に要する一切の費用は受験者の負担となります。
2.採用の可否にかかわらず、応募書類は返却しません。
3.事務連絡は電子メールで行います。
4.以下、当法人のHPに「国際農研で働くイメージ」を感じていただくため、
職員からのメッセージを掲載しておりますので、ご覧ください。
https://www.jircas.go.jp/ja/gender/messages

戻る