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なぜ、こんなことに マンガで学ぶ求人・求職事例

Case.9

こんな求人機関はイヤだ!

コマ1 コマ2 コマ3 コマ4

※ これは事実を元に構成したフィクションです。

Trouble Shooting

マンガ解説

応募者数に影響大!問い合わせ対応の重要性
JREC-IN Portalでは、求人公募情報に連絡先として、電話番号、メールアドレス、担当者名等の記載をお願いしています。しかし、なかにはこのマンガのように、連絡先の記載不備や問い合わせに対して配慮のない対応を行っている求人機関があり、求職者に不信感を与えてしまうことがあります。求職者にとって問い合わせは、応募への第一歩です。その第一歩目で不信感を抱くと、応募をとりやめてしまうことにもなりかねません。マンガのように「応募者が来ない」と嘆く結果にならないために、不備のない連絡先記載と丁寧な問い合わせ対応が必要です。

求人機関への対応アドバイス
求職者がスムーズに問い合わせできるように、求人公募情報の「応募・選考・結果通知・連絡先」欄には、連絡先として部署名、e-mail、電話番号などを具体的に記載してください。また、人によって回答が異なるといったトラブルを避けるために、問い合わせ担当は正確に回答ができる一人に決めておき、連絡先に役職とともに担当者名を明記するとよいでしょう。マンガのように住所のみでは、連絡手段が郵送に限られ、手間や時間がかかって求職者は問い合わせをあきらめてしまうことになります。それでは、問い合わせを受け付けていないのと同じです。

また、書類送付先に、フリーメールはNGです。連絡先e-mailにも、フリーメールの使用は控えたほうがよいでしょう。フリーメールは、利便性が高い反面、個人としての印象が強く、公的機関としての信頼性に欠けると一般的にはみられがちです。求職者は、本当に個人情報を送っていいのか不安になります。マンガのように求職者に不安感を与えないよう、機関のドメインのメールアドレスを連絡先に使用してください。スパムメールが怖くて機関のドメインのメールアドレスを記載したくないと思われる場合は、下記のような記載でも構いません。

E-mail:xxxx(A)xxxx.ac.jp
※(A)は半角アットマークに置き換えてください。


問い合わせが来た際には、電話でもメールの場合でも誠実かつ正確な回答を心がけてください。求職者にとって、担当者の対応がそのまま求人機関の印象となります。不快な印象を与えるような尊大な応対や文面、トラブルの元となるいい加減な回答は避けなければなりません。
さらにメールでの問い合わせの場合は、スピーディな対応が重要です。返信の遅れは求職者に不信感を与え、応募意欲を阻害することにもなります。マンガのように1週間経っても回答が返ってこないと求職者は応募書類を作成することができません。翌日までに返信するのが理想です。
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専門家コメント

問い合わせ先の明記と対応について、求人機関は採用する(選ぶ)側ではなく、採用される(選ばれる)側の意識も持たなくてはなりません。
採用は求人機関側の立場が強いと思っている機関もまだまだ多いです。また、採用する側は、ターゲットにしている求職者に併願機関(ライバル)があるかもしれないことをほとんど認識できていない、または忘れていることがあります。優秀な求職者ほど計画的に物事を捉え行動する傾向があります。また、彼らは迅速でコミュニケーション能力も高いのです。
たとえば、求人機関の問い合わせ先が住所のみの記載である、メールを送っても返事に時間をかけている等、偏った選考過程を設定していると他の機関の選考に乗り遅れてしまいます。優秀な組織は、内定を出したら「1週間以内で結論を決めてください」等、回答期間も区切って求職者に決めさせる等さまざまな工夫をしています。

2級キャリアコンサルティング技能士 種市 智香子

※これは掲載時点での情報です。雇用制度は法律改正に伴い、変更される場合があります。最新の情報を常に確認するようにしてください。


2017年3月 制作