勤務地 : 北陸・甲信越 - 石川県
公開開始日 : 2023年09月30日
D123092009
研究分野 : ライフサイエンス - 解剖学 | ライフサイエンス - 神経科学一般 | ライフサイエンス - 胎児医学、小児成育学
助教相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
1.MIA (maternal immune activation)モデルマウスを用いたDOHaD研究
母体の疑似ウイルス感染(Poly:IC投与)により、子宮内で高度の炎症に暴露(1st hit)した児は、出生後の2度目の暴露(2nd hit)によって、高い頻度で急性肝細胞壊死を発症することを見いだしました。これらの児動物では、小胞体ストレス応答不全を生じており、それが肝細胞壊死の背景にあると考えています。子宮内でのエピゲノム修飾に注目して、Two-hit仮説の検証を進めています。また、同様のメカニズムが児の自閉スペクトラム症やインフルエンザ脳症の発症素因形成に関与する可能性があると考え、検討を進めています。
2.組織透明化技術とイメージング装置の開発
独自に開発した組織透明化技術RAPおよび CLAP(未公表)の多様なアプリケーションへの展開、それに最適化した高速イメージスキャナの開発に取り組んでいます。最終的には、ヒト全脳組織の透明化と全細胞情報を記録することを目標にしています。
仕事内容・職務内容
1.研究
分子生物学、形態学、画像情報を処理する知識・技術を有する方が望ましい。しかし、これらに興味を持って取り組んでいただける方であれば、出身学部に関わらず受け入れます。
2.教育
当教室は系統解剖学(講義)、組織学(講義・実習)、発生学(講義)を担当していますが、助教には組織学実習での学生指導をお願いします。組織学を学んだ経験がない場合は、初年度の実習で学生とともに参加する機会を設けますので、初学者でも問題ありません。解剖実習は原則として担当していませんが、希望があれば参加することは可能です。
*「職務内容」に関する記載の変更:2月2日に、職務内容のうち、解剖実習に関する教育業務に関する記載を変更しました。
配属部署
既設部署
医学部 解剖学1
職種
研究分野
給与
年収 : 500万円 ~ 900万円
1.給与:本学規定に準ずる
2.諸手当:通勤手当、住居手当、扶養手当、期末手当ほか
勤務時間
就業時間 : 09:00-17:00
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 1.休日:4週6休制による指定休日、日曜日、祝日、開学記念日(6月1日)、お盆(8月15日)、年末年始(12月29日~翌1月3日) 2.休暇:年次有給休暇、特別休暇(夏季休暇等)
時間外勤務、その他説明 : 大学業務(入学試験等)でのみの時間外勤務(年間数日程度)。原則、振替休日を取っていただきます。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士 / 修士 / 学士
1.博士の学位を有することが望ましい(分野は不問、令和4年度取得見込み可)。
2.修士の学位(医学を履修する課程、歯学を履修する課程、薬学を履修する課程のうち臨床に係る実践的な能力を培うことを主たる目的とするもの又は獣医学を履修する課程を修了した者については学士の学位)を有するもの。ただし、採用後に本学大学院医学研究科に社会人大学院生として入学し、博士(医学)を取得することを確約していただけること。
業務における経験
分子生物学、形態学研究における基本的な知識と技能を有すること。画像情報処理技術に精通している方を歓迎します。
組織学・解剖学の教育経験は問いませんが、特に卒前教育に熱心に取り組んでいただける方を希望します。
説明
1.出身学部・学科は問いません。
2.修士の学位(分野は不問、令和4年度取得見込み可)を有するもの。
3.博士の学位を有することが望ましい(分野は不問、令和4年度取得見込み可)。
4.教室員と協調性をもって研究・教育を推進していただける方。
5.組織学・解剖学・発生学の教育経験は問いませんが、特に卒前教育に熱心に取り組んでいただける方を希望します。
雇用形態
正職員・正社員
常勤
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
助教の任期は原則3年間(業績審査後2年間の延長あり)。5年目に行われる再審査をパスすると任期無しの雇用となります。
講師の任期は原則5年間。5年目の業績審査をパスすると任期なしの雇用となります。
試用期間なし
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : あり
賞与制度 : あり
退職金制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
定年制度 : あり
その他 : 諸手当:住居手当、扶養手当、期末手当ほか
加入保険
健康保険 : 私学共済
厚生年金保険 : 私学共済
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
学内全面禁煙
待遇ー補足説明
【採用後の待遇他】
1.給与:本学規定に準ずる
2.任期:原則3年(3年目の業績審査をパスした場合、更に2年間の延長後(5年目)に再審査あり、これをパスすると任期無しの雇用となります)
3.諸手当:通勤手当、住居手当、扶養手当、期末手当ほか
4.勤務時間:原則として、平日は実働7時間30分、土曜日は実働4時間となります。(1週間当たり39時間30分となります。)
【労働の状況、環境ほか】
1.休日:4週6休制による指定休日、日曜日、祝日、開学記念日(6月1日)、お盆(8月15日)、年末年始(12月29日~翌1月3日)
2.休暇:年次有給休暇、特別休暇(夏季休暇等)
3.社会保険:私学共済(健康保険・厚生年金)、雇用保険、労災保険
4.学内では全面禁煙となっています。
応募上の配慮
面接実施に関しての配慮(海外など遠方にお住まいの方、他)
書類審査の後、ウエブ面接を行います。
採用人数
1名
求人内容補足説明
1.機関の説明
昭和47年に設立された私立医科
2.仕事内容
解剖学教室では教育に割く時間が他科に比べ長くなりますが、助教の場合は研究が主となるよう可能な限り配慮します。将来、解剖学関連の教育歴を申告することが可能となるためのキャリア支援の意味合いが強いと考えていただいて結構です。
【研究】
1)組織イメージング技術の新規開発(組織透明化技術、デバイス、画像解析法)
2)母体-胎盤ー胎児を結ぶ分子ネットワーク(LIF,ACTH,IGFなど)による胎児脳の発生調節システムの解明
3)DOHaD 研究(母体ウイルス感染による胎児のエピゲノム変化と疾患の関連、自閉症・過敏性素因形成メカニズムなど)
4)メラノコルチンシステムの発生発達における働き(赤血球造血、皮膚恒常性)
【教育】
1.系統解剖学、組織学、発生学を担当しています。助教が講義を行うことはありませんが、講義の補助をしていただくことがあります。
2.組織学は当教室が単独で担当しており、講義の補助・実習指導が業務に含まれます。組織学未経験の場合、本人の希望に合わせて学生と同様に講義・実習を受講することも可能です。
3.解剖実習については、原則として担当していただくことはありません。希望があれば解剖実習への参加について配慮します。
4.大学院生の研究指導または実験の補助をしていただけること。
【勤務地】
石川県河北郡内灘町大学1-1 金沢医科大学
募集期間
2023年10月01日~2024年07月31日 必着
適任者の採用が決まり次第、募集を締め切ります。
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
その他の応募書類
1.教育・研究実績の概要と抱負、推薦状(様式は自由)を提出してください。
2.教育および研究実績の概要と今後の抱負(簡潔で結構です)
3.推薦状(1通以上)および推薦者(2名)の連絡先(氏名、所属・職名、E-mailアドレス、電話番号)
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
選考・結果通知
選考内容
履歴、業績評価を中心に書類審査を行います。
書類審査を通った方にはプレゼン(これまでの研究の概要)をしていただい後に、面接を行います。
状況によりオンラインでの面接も可能です。
面接に係る旅費は支給されません。
結果通知方法
結果はメールにて通知します。
連絡先
金沢医科大学
医学部 解剖学1
八田 稔久
0762188113
thatta@kanazawa-med.ac.jp
備考