勤務地 : 九州・沖縄 - 福岡県
公開開始日 : 2024年01月10日
D124010294
研究分野 : ライフサイエンス - 水圏生命科学 | ライフサイエンス - 応用生物化学
教授相当 : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
今回採用する教授は,大学院農学研究院 生命機能科学部門 生物機能分子化学講座に所属し,大学院生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 生物機能分子化学教育コースおよび農学部生物資源環境学科 動物生産科学コース水産科学分野担当教員となります.
当該職が担当する海洋資源化学分野は,生物化学分野,水族生化学分野,生物物理化学分野,植物栄養学分野,農業薬剤化学分野,ゲノム化学工学分野, 植物栄養生理学分野とともに,生命機能科学部門・生物機能分子化学講座を構成します.
当該講座においては,複雑な生命現象の解明とデザイン,細胞内構成要素間の相互作用の解明,微生物等の機能を利用した有用物質生産技術の確立等に関連する基礎及び応用研究を進めています. また担当する大学院教育コースにおいては,これらの研究に関連する基礎及び応用研究開発に携わる人材を組織的に養成しています.
仕事内容・職務内容
当該部門、当該講座の目標を実現するにあたっては,海洋資源化学分野では,当講座を構成する多くの研究分野が進めている化学的視点からの農学生命科学の教育研究と共に,海洋生物資源の開発や利用に関する専門的な視点から以下の先端的な教育研究を担当していただきます.
今回採用する教授としては,
1)海洋生物が生産する有用物質の構造,代謝,生物機能及び有効利用に関する教育研究
2)有用海洋微生物の探索,分子育種及び高度利用に関する教育研究
の領域における先進的な教育研究を推進できる方を求めています.
当該選考は,以上の教育研究に資する人材を採用するために行うものです.当該領域における教育研究に対する社会の要望は極めて大きく,またその推進は当該講座の将来構想とも一致します.当該職の採用は,当該部門および当該講座のみならず農学研究院における生命機能科学に関する研究教育を推進し,将来構想の実現を促進するものです.
本選考委員会は,上記の1)から2)の研究領域における卓越した研究業績を有し,先進的な教育研究を推進することにより当該講座の将来構想の実現に大きく寄与しうる方を求めます.
担当授業科目
(1) 大学院
・大学院修士課程
(生命機能科学専攻 生物機能分子化学教育コース)
海洋生命化学特論,生物機能分子化学I(分担),同II(分担),生物機能分子化学プロジェクト演習(分担),生物機能分子化学ティーチング演習,演示技法I,同II,生物機能分子化学特別研究第一,同第二等
(国際コース)
Molecular Bioscience I(分担), Seminar in a Specified Field I, II, Teaching practice, Presentation skill for academic meeting I, II, Internship, Master’s Thesis Research I, II等
・大学院博士後期課程
(生命機能科学専攻 生物機能分子化学教育コース)
生物機能分子化学特別実験,演示技法I,同II,プロジェクト演習,生物機能分子化学特別講究,生物機能分子化学特別演習等
(国際コース)
Research training on Molecular Biosciences, Presentation skill for academic meeting I, II, Project research, Advanced topics on Molecular Biosciences, Tutorial on Molecular Biosciences等
(2) 学部
(各コ-ス共通科目)
農学入門II(分担)
(動物生産科学コース,水産科学分野)
海洋資源化学I,同II,海洋微生物学I,同II,海洋資源化学実験,生物化学実験(分担),水産化学実験(分担),動物生産科学概論(分担),科学英語,卒業研究等
(国際コース)
Utilization of Animal and Marine Resources(分担), Introduction to Bioresource and Bioenvironment II(分担)等
(基幹教育科目)
基礎生化学II,基幹教育セミナー(分担),課題協学科目(分担)等
なお,英語による授業,および研究指導も担当していただきます.
配属部署
既設部署
九州大学大学院農学研究院 生命機能科学部門 生物機能分子化学講座 海洋資源化学分野
職種
研究分野
給与
年収 : 800万円 ~
年俸制(令和2年4月1日導入の年俸制)なお,年俸額については経験等に基づき本学の関係規程により決定します.
上記の金額は、年俸額を保証するものではありません。
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土、日、祝日、12月29日~1月3日、年次休暇、夏季特別休暇
時間外勤務、その他説明 : 専門業務型裁量労働制により7時間45分働いたものとみなされます.
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
業務における経験
博士の学位を有するとともに,上記の領域1)から2)において優れた業績と該博な識見を有し,学部および大学院担当教員として学生の教育や研究指導に熱意をもって取り組む方
雇用形態
正職員・正社員
契約期間
任期なし - テニュアトラック以外
試用期間あり
試用期間 3ヵ月
勤務地
待遇
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
伊都キャンパス内は全面禁煙
待遇ー補足説明
[採用後の待遇]
(1)業務内容:九州大学 大学院農学研究院における教育・研究
(2)雇用期間:期間の定めなし(65歳定年)
(3)就業場所:九州大学 大学院農学研究院(福岡市西区元岡744)
(4)試用期間:試用期間あり(3か月)
(5)就業時間、休憩時間、時間外労働:
専門業務型裁量労働制により7時間45分働いたものとみなされます。
(6)休日:土、日、祝日、12月29日~1月3日、年次休暇、夏季特別休暇
(7)賃金:年俸制(令和2年4月1日導入の年俸制)
なお、年俸額については経験等に基づき本学の関係規程により決定します。
(8)加入保険:雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
(9)募集者の氏名又は名称:九州大学 大学院農学研究院
[その他]
(1)九州大学では、男女共同参画社会基本法(平成11 年法律第78 号)の精神に則り、教員の選考を行います。
(2)九州大学では「障害者基本法(昭和45 年法律第84 号)」、障害者の雇用の促進等関する法律(昭和35 年法律第123 号)」及び「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25 年法律第65 号)」の趣旨に則り、教員の選考を行います。
(3)九州大学では、平成29 年7 月より配偶者帯同雇用制度を導入しています。
(4)過去に学生に対するセクシャルハラスメントを含む性暴力等を原因として懲戒処分等を受けた場合には、処分の内容およびその具体的な事由を履歴書等に必ず記入願います。虚偽の記載があった場合には、採用取消や懲戒処分等の対象となることがあります。
(5)本研究院、学府、学部等の教育研究概要等は、ホームページを参照してください。(https://www.agr.kyushu-u.ac.jp)
(6)送付されたデータは選考以外の目的には使用しません。
(7)給与等についての規定および労働条件、その他勤務に関する詳細についての問い合わせ先:
国立大学法人九州大学職員給与規定:
(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/
university/information/rule/rulebook/pdf/2635/1/2004syuki014.pdf)
国立大学法人九州大学年俸制給与(教育職基本年俸)の適用に関する細則:
(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/
university/information/rule/rulebook/pdf/2707/1/2019syuki042.pdf)
問い合わせ先:九州大学農学部等総務課庶務係 電話:092-802-4505
応募上の配慮
採用人数
1名
募集期間
2024年01月10日~2024年03月01日 必着
事前登録締切日:令和6年2月26日 (月) 17:00(日本標準時)
提出書類アップロード締切日:令和6年3月1日(金)17:00(日本標準時)
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の電子応募書類
提出書類 [書類の (1) と (2) は下記 URLの様式を用いて作成願います]
(https://www.agr.kyushu-u.ac.jp/template/)
(1) 略歴書
(2) 業績目録
Ⅰ 原著論文
・応募者の氏名にアンダーラインを,応募者が責任著者の場合はアスタリスク(*)を付すこと.
・発行年の新しいものから記載すること.
・著者名,題名,掲載雑誌名,巻,号,頁もしくは DOI,発行年を記載し,JCR Impact Factor および Google Scholar の被引用回数を付記すること(調査年月も明記). Impact Factor がない場合は,その旨を記述すること.
・「2.所属・専門分野」に記述した領域 1)から 2)ごとに分類して順に記載すること.領域が大きく重複する場合には,それぞれの論文業績の最後にその旨を記載すること[記載例:領域 2) にも密接に関係する].また,いずれの領域にも該当しない場合には,「その他の領域」として記載すること.
・(i) 査読付き雑誌,(ⅱ) 査読なし雑誌,(ⅲ) その他, で区分すること.
Ⅱ著書(著者名,題名,発行所,頁,発行年)
Ⅲ総説・解説等(I 原著論文と同様に記載)
Ⅳ特許(発明者名,発明の名称,特許番号もしくは特許出願番号,特許登録もしくは特許出願年月)
Ⅴ学会での受賞(受賞者名,賞の名称,受賞内容,学会名,受賞年月)
Ⅵ国際学会・国内学会等招待講演(講演者名,講演題目,講演学会名,講演年月)
Ⅶ外部資金導入実績
・資金の名称,研究課題名,期間,金額,代表・分担の別を新しいものから記すこと.
・公的競争的研究費 [科学研究費, 厚生労働科学研究費補助金,革新的先端研究開発支援事業(AMED)など]と,その他に分けて記載すること.
・公的競争的研究費には研究課題番号を記すこと.
Ⅷ教育実績 [担当授業科目,学位(博士)論文審査実績(主査・副査担当数)等]
IX社会貢献等の実績
XデータベースのURL(応募者の情報が掲載されているResearchmapおよびScopusのURL)
XIその他(資格等)
(3) 主要論文5編の電子ファイル(PDF)
(4) これまでの研究の概要と今後の研究に対する抱負(1,500字以内)
(5) これまでの教育の実績と今後の教育に対する抱負(1,500字以内) 教育実績がない場合は,今後の教育に対する抱負
(6) その他
応募者の教育・研究等について問い合わせできる2名の氏名,応募者との関係,および連絡先(メールアドレスを含む)を記載すること.後日,推薦書の送付を依頼する場合があります.
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
※募集期間外です。
選考・結果通知
選考内容
審査の過程で面接を行う場合があります.その際の旅費・滞在費は応募者の自己負担と致します.状況により,リモート面接を行う場合があります.
結果通知方法
選考終了後、結果はメールあるいは郵送でお知らせします.
連絡先
九州大学
九州大学大学院農学研究院 海洋資源化学分野教授候補者選考委員会
委員長 古屋 茂樹
shigekifur@brs.kyushu-u.ac.jp
備考