勤務地 : 北陸・甲信越 - 新潟県
公開開始日 : 2024年07月05日
D124070536
研究分野 : 人文・社会 - 新領域法学 | 人文・社会 - 公法学
助教相当 : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
【募集の背景等】
新潟大学では、国内外の多様な分野で活躍する優秀な若手研究者を対象に、若手教員一括採用育成制度「新潟大学若手教員スイングバイ・プログラム」を実施します。この制度は、本学においてそれぞれの専門分野の研究を深めると同時に、意欲をもって異分野横断研究を展開する研究者の育成を目的としたものです。
若手教員スイングバイ・プログラムでは、分野を超えて一括公募採用を行います。各分野での専門性を中心とした1次選考、役員による総合的な観点による2次選考を実施し、採用者を決定します。採用された教員には専門分野に応じた学系等に所属するとともに、本学の研究推進を担う研究統括機構に兼務していただき、本学の新たなフラッグシップとなりうる新しい異分野融合研究の萌芽をもたらすための活動に従事していただきます。
【公募分野】
「環境法」、「経営学(組織行動論)」、「ジェンダー法」、「システム生化学、応用生物化学」、「生産工学、計測工学、または生体医工学」、「人類紀巨大災害科学」、「免疫学分野」、「統合口腔感覚免疫学」、「検査技術科学分野」「摂食行動制御工学」、「代謝分析・解析学」、「オミックス組織再生学分野」
本公募はその一環としてジェンダー法分野担当教員を公募するものです。
仕事内容・職務内容
[担当学部・研究科]法学部
[職務内容]
1.研究
(1)法とジェンダー・セクシュアリティに関する論点、特に、性的指向やSRHR(Sexual and Reproductive Health and Rights:性と生殖に関する健康と権利)など、ジェンダー・セクシュアリティの多様性に関する法的課題について研究を進めていただきます。
(2)新潟大学研究統括機構ELSIセンターの教員と連携し、専門的知見を活かした分野横断的な研究にも寄与していただきます。
2.教育
法学部において、特殊講義など、専門に沿った講義・演習科目を担当していただきます。なお、法学部のオムニバス講義を担当頂くことがあります。
[専門分野] ジェンダー法
[備考]
・PIとして活動していただきます。
[スイングバイ・プログラム採用教員としての兼務期間の活動]
採用者には分野を越えた一括採用制度であるスイングバイ・プログラムを活かすため、着任後3年間は研究統括機構に兼務していただき、次のような活動を求めます。
・部局・分野を越えたネットワークを主体的に構築していくこと。
・構築したネットワークを活かして異分野交流活動を行い、その成果を学内外に広く発信すること。
上記の実現のため、以下のような活動等があります。
・採用者同期会や異分野交流会の企画・運営
・年に一度以上の学長・理事との意見交換会
・大学での教育方法に関する研修
・スイングバイ・プログラムからのスタートアップ研究資金の配分
なお、本学には次のような研究支援体制があり、積極的な活用を期待します。
・全学的な機器共用制度
・科研費等の外部資金獲得サポート
・定期的な異分野交流会
・その他、教育研究活動のための研修
配属部署
既設部署
人文社会科学系 法学系列
注意事項 : 担当する人文社会科学系法学系列で教育及び研究を行うことを基本としますが、採用時から原則として3年間、研究統括機構に兼務してスイングバイ・プログラム採用教員として活動していただきます。
職種
研究分野
給与
年収 : 400万円 ~ 600万円
国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程により支給。
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土・日曜日、祝日、年末年始の休日等
時間外勤務、その他説明 :
基本的に専門業務型裁量労働制(みなし労働時間:1日7時間45分)。
専門業務型採用労働制を適用しない場合は、1週間の勤務時間38時間45分、1日の勤務時間8時30分~17時15分(休憩時間12時00分~13時00分)の固定労働時間制となります。
裁量労働制とするか固定労働時間制とするかは、採用時に希望を伺います。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士 / 修士
説明
【応募資格】
(1)専攻分野における博士の学位がある場合には、原則として学位取得後10年以内の者(着任日までに学位取得見込の者を含む)
(2)次の条件のいずれかを満たす者(2項目以上を満たすことが望ましい)
・専攻分野に関する博士の学位または修士の学位を有すること
・専攻分野に関する学術論文を継続的に発表していること
・大学における教育経験を有すること
・大学及び学部の運営業務に積極的に貢献する意欲と能力を有すること
(3)次の条件を満たすことが望ましい。
・英語による授業を行うことができること
・分野横断的な共同研究に意欲をもって取り組めること
(4)スイングバイ・プログラムの趣旨を理解し、意欲をもって取り組むことのできる者
(5)採用後、新潟市又はその近郊に居住し、業務遂行が可能な者
雇用形態
正職員・正社員
常勤、裁量労働制
契約期間
任期なし - テニュアトラック以外
試用期間あり
試用期間6か月
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 :
なし(ただし、国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程第14条の規定により、上位の号給へ改定することがある。)
賞与制度 : なし
退職金制度 :
あり(国立大学法人新潟大学職員退職手当規程による。)
通勤交通費支給制度 :
あり(国立大学法人職員の給与(諸手当)に関する細則第9条の規定による。)
定年制度 : あり(65歳)
その他 :
諸手当については、国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程第17条~第19条の規定による。
加入保険
健康保険 :
文部科学省共済組合
厚生年金保険 :
文部科学省共済組合
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
キャンパス内全面禁煙
待遇ー補足説明
・個人研究室(20㎡程度)を貸与します。
・他の労働条件については、国立大学法人新潟大学職員就業規則等によります。
応募上の配慮
採用人数
1名
採用日 : 2025年04月01日
着任日 : 2025年04月01日
募集期間
2024年07月05日~2024年08月08日 必着
2024年8月8日(木)17時 必着
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の電子応募書類
※ JREC-IN Portal からの Web 応募を行ってください。応募書類も、著書を除き、Web からお届けください。
※ 本公募では業績リスト・外部資金獲得状況・主要論文の確認に researchmap を使用します。
<提出書類>
(1) 履歴書(別紙様式4)
※写真貼付のこと
※職歴欄には、講義・演習等の担当経験のある科目名をすべて記載してください。
※履歴書の「賞罰」の欄には、受賞、刑事罰のみでなく、学生に対するセクハラ・性暴力等を原因とする過去の懲戒処分歴や、該当する場合は、その原因となった具体的な事由について記入してください。「賞罰」の欄が無い場合は、備考等に賞罰の有無とその事由を記載してください。万が一、経歴に虚偽の申告があった場合は、採用取消や懲戒処分となる場合があります。
(2) 教育研究業績書(別紙様式5-1)
※業績は新しいものから順に記載してください。
(3) 論文・著書など主要業績3編以内
(4) 上記(3)の主要業績の要約文 各1部(様式任意、各800字程度)
(5) これまでの研究業績の概要(1,600~2,000字程度)
(6) 今後の研究計画および教育研究の抱負(1,600~2,000字程度)
※電子データでの提出が難しい書類(著書)については、新潟大学人文社会科学系総務課庶務係宛に令和6年8月8日17時(必着)までに郵送にて送付願います。郵送による提出書類がある場合は、「スイングバイ・プログラム(ジェンダー法)教員公募応募書類 在中」と朱書きして、書留もしくはレターパックプラスにて以下の送付先にお送り下さい。
【電子データでの提出が難しい書類の送付先】
〒950-2181 新潟市西区五十嵐二の町8050番地
新潟大学人文社会科学系総務課庶務係
TEL 025-262-6364
送付された著書については希望があれば返却しますので、返却を希望する場合はその旨を申し出て下さい。着払いにて返送します。
(注1)必要に応じて、追加書類の提出をお願いする場合があります。
(注2)応募書類は返却しません。応募に関する秘密は厳守します。また、本公募手続きにより本学が取得した応募者の個人情報は、「個人情報の保護に関する法律」に基づき適正に管理し、選考以外に使用しません。
※募集期間外です。
選考・結果通知
選考内容
(1)第1次選考:令和6年8月上旬~9月上旬 書面審査、面接審査(リモート面接の場合あり)
(2)第1次選考結果通知:令和6年10月
(3)第2次選考:令和6年10月~11月(予定) 役員による面接審査(リモート面接の場合あり)
結果通知方法
第2次選考の結果は、決定次第、本人宛に通知します。
連絡先
新潟大学
人文社会科学系
総務課庶務係
0252626364
js-shomu@adm.niigata-u.ac.jp
問合せは原則として電子メールでお願いします。
備考
(1)新潟大学では、ダイバーシティ推進センター( https://diversity.nu.niigata-u.ac.jp/ )を設置し、女性研究者支援を推進しています。
(2)新潟大学では、キャンパス・グローバリゼイションの実現に向けて、グローバル対応力の高い教員の採用を推進しており、多様な言語を母語とする学生、研究者との日本語、英語を使ったコミュニケーション能力のある方の応募を歓迎します。
(3)別紙様式4、5-1、および「履歴書・業績書(記入要領)」は JREC-IN Portal よりダウンロードしてください。記入要領を参考にして記入してください。
(4)本学は男女共同参画を推進しており、業績(教育,研究,社会貢献ほか)が同等であれば、女性を優先的に採用します。
(5)交通費・滞在費等の選考にかかる費用は、応募者負担とします。
(6)面接を対面で行う場合の会場は新潟大学五十嵐キャンパスとなります。なお,面接にかかる旅費の支給はありません。