勤務地 : 北陸・甲信越 - 長野県
公開開始日 : 2024年07月08日
D124070606
研究分野 : 人文・社会 - 食料農業経済
准教授相当 : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
地球環境の変動に加え,世界の人口増加や経済情勢の変化のもと,農に関する研究ニーズはますます高まると予測されます。このような状況を鑑み,農学部および大学院総合理工学研究科農学専攻では,農に関する総合的知識を身に付けた高度専門職業人としての“農学系グローバル人材”や,農を基盤とする地域貢献に資する能力を持つ人材を養成することができるよう教員スタッフの充実を図っています。特に,学部教育プログラムは令和7年度より刷新し,新しい再編コースとして時代のニーズに応え得る人材を育成しようとしています。
現在,一次産業を含む科学技術のグローバルな展開によりもたらされた環境負荷を低減させることは世界的な課題であり,食料・農業の技術革新はプラネタリーヘルスを念頭におく必要が生じています。一方で,パンデミックや戦禍など国際社会の情勢を大きく受ける現代において,有事の際の食料確保に向けた食料自給率の向上が重要度を増しています。国内の農業生産体制の強化には,長野県をはじめとする山間部の農業の課題解決も重要です。農業を支えてきた農村の地域社会では急速な人口減少による多くの問題が生じており,農業のありかたを見直すとともに,都市地域との関係を再編していく必要があります。ポストグローバルの時代は環境経済学的な視点で国内の地域農業・食品産業を活性化し,ライフサイクルアセスメントなどの評価手法を駆使して環境保全と経済性を両立させつつ,世界経済の潮流の中で生き残ることができる持続可能な食料供給体制の構築が重要と考えられます。
この度,このような観点から,農学部農学生命科学科食料生産システム科学コースおよび大学院総合理工学研究科農学専攻生物資源科学分野の准教授の候補者を募集します。
仕事内容・職務内容
1)研究については,下記の観点・課題に重きを置いた特色ある研究を展開していただきます。
・環境保全型農業など持続可能な農業生産技術の社会的意義と経済性の科学的評価,ならびに,それらの普及方法に関する研究
・環境保全と経済性を両立させ得る持続可能な農村地域の社会システムの構築に向けた国内または海外における研究
・国内外の農業と食について環境経済学的な視点で捉え,多様な課題発見と課題解決の能力を有する人材育成につながる研究
2)教育については,下記を担当していただきます。
・学部(農学生命科学科食料生産システム科学コース)
主要担当予定科目(分担担当を含む):農業経済学,農業経営学,食料生産システム科学概論,食料生産システム科学情報処理演習,
専攻研究Ⅰ~Ⅲおよび実験科目等
・大学院修士課程(農学専攻生物資源科学分野)
主要担当予定科目(分担担当を含む):生産環境システム学特論Ⅰ・Ⅱ,生物・食資源生産学特論,食と緑の科学特論,
生産環境システム学特別演習Ⅰ・Ⅱ,生産環境システム学特別実験実習,特別研究等
3)学部および大学院の管理運営業務に従事していただきます。
配属部署
新設部署
食料生産システム科学コース
新設時期 : 令和7年4月1日
注意事項 : コース再編により,「植物資源科学コース」は「食料生産システム科学コース」となります。
職種
研究分野
給与
年収 : 500万円 ~ 700万円
年俸制
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 週休2日
時間外勤務、その他説明 : 裁量労働制を適用。1日7.75時間働いたものとみなす
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
説明
以下の1)~5)をすべて満たす方。
1)博士の学位を有すること。
2)グローバル経済の中で日本の食と農の未来を見据え,コミュニティにおける農業経済システムを対象とした研究経験もしくは専門的知見があり,それに基づく教育・研究を実施できること。長野県をはじめとする地域社会の問題を対象にした課題解決型学習の指導を担うことができること。
3)本学における当該専門分野の教育および研究と人材育成に熱意を持って取り組み,本学および学界における当該専門分野の発展に貢献できること。
4)当該専門分野を通じた地域貢献に意欲的であり,寄与できること。
5)国際的活動の経験を有し,外部資金獲得,社会活動等に意欲的であること。
雇用形態
正職員・正社員
常勤
契約期間
任期なし - テニュアトラック以外
試用期間あり
6ヶ月
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : あり
賞与制度 : あり
退職金制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
定年制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
キャンパス内全面禁煙
待遇ー補足説明
常勤
雇用形態:専門業務型裁量労働制
給与:本学規定に基づく年俸制(国立大学法人信州大学年俸制適用職員給与細則第4 条および第5 条適用)
このほか,国立大学法人信州大学の規定に基づく。
定年:65歳
就業時間:フルタイム 8:30~17:15(休憩時間60分・裁量労働制)
休日:日曜・祝日,年末年始,夏季休暇,年次有給休暇及びその他の休暇制度あり
福利厚生:雇用保険,労働災害保険,社会保険加入
このほか,国立大学法人信州大学の規定に基づく。
応募上の配慮
採用人数
1名
採用日 : 2025年04月01日
着任日 : 2025年04月01日
求人内容補足説明
[当該部署の説明・募集の背景]
地球環境の変動に加え,世界の人口増加や経済情勢の変化のもと,農に関する研究ニーズはますます高まると予測されます。このような状況を鑑み,農学部および大学院総合理工学研究科農学専攻では,農に関する総合的知識を身に付けた高度専門職業人としての“農学系グローバル人材”や,農を基盤とする地域貢献に資する能力を持つ人材を養成することができるよう教員スタッフの充実を図っています。特に,学部教育プログラムは令和7年度より刷新し,新しい再編コースとして時代のニーズに応え得る人材を育成しようとしています。
現在,一次産業を含む科学技術のグローバルな展開によりもたらされた環境負荷を低減させることは世界的な課題であり,食料・農業の技術革新はプラネタリーヘルスを念頭におく必要が生じています。一方で,パンデミックや戦禍など国際社会の情勢を大きく受ける現代において,有事の際の食料確保に向けた食料自給率の向上が重要度を増しています。国内の農業生産体制の強化には,長野県をはじめとする山間部の農業の課題解決も重要です。農業を支えてきた農村の地域社会では急速な人口減少による多くの問題が生じており,農業のありかたを見直すとともに,都市地域との関係を再編していく必要があります。ポストグローバルの時代は環境経済学的な視点で国内の地域農業・食品産業を活性化し,ライフサイクルアセスメントなどの評価手法を駆使して環境保全と経済性を両立させつつ,世界経済の潮流の中で生き残ることができる持続可能な食料供給体制の構築が重要と考えられます。
この度,このような観点から,農学部農学生命科学科食料生産システム科学コースおよび大学院総合理工学研究科農学専攻生物資源科学分野の准教授の候補者を募集します。
[募集職種]
准教授
[募集人員]
1名
[募集分野]
農業経済学(環境経済学や地域経済学に関わる分野)
[業務内容]
1)研究については,下記の観点・課題に重きを置いた特色ある研究を展開していただきます。
・環境保全型農業など持続可能な農業生産技術の社会的意義と経済性の科学的評価,ならびに,それらの普及方法に関する研究
・環境保全と経済性を両立させ得る持続可能な農村地域の社会システムの構築に向けた国内または海外における研究
・国内外の農業と食について環境経済学的な視点で捉え,多様な課題発見と課題解決の能力を有する人材育成につながる研究
2)教育については,下記を担当していただきます。
・学部(農学生命科学科食料生産システム科学コース)
主要担当予定科目(分担担当を含む):農業経済学,農業経営学,食料生産システム科学概論,食料生産システム科学情報処理演習,
専攻研究Ⅰ~Ⅲおよび実験科目等
・大学院修士課程(農学専攻生物資源科学分野)
主要担当予定科目(分担担当を含む):生産環境システム学特論Ⅰ・Ⅱ,生物・食資源生産学特論,食と緑の科学特論,
生産環境システム学特別演習Ⅰ・Ⅱ,生産環境システム学特別実験実習,特別研究等
3)学部および大学院の管理運営業務に従事していただきます。
[勤務地住所]
信州大学伊那キャンパス(〒399-4598 長野県上伊那郡南箕輪村8304)
[着任時期]
令和7年4月1日
募集期間
2024年07月08日~2024年09月20日 必着
応募方法
応募書類(指定様式)
※募集期間外です。
選考・結果通知
選考内容
応募書類様式をダウンロードし,以下の書類を応募締切日までに提出してください。
1) 履 歴 書 (別紙様式1) 1通
2) 業績調書 (別紙様式2) 1通
書式に従い下記の内容を記載してください。
①研究の業績(著書,学術論文,総説・解説,特許等)
②これまでに獲得した研究資金
③これまでの研究成果の概要(2,000字程度)
④着任後の研究計画(2,000字程度)
⑤教育上の業績
⑥着任後の教育に対する抱負(1,000字程度)
⑦大学・学部運営等に関する実績および着任後の抱負
3) 業績一覧 (別紙様式3) 1通
4) 推 薦 書 (別紙様式4) 2通(推薦者2名から各1通)
5) 主な原著論文や総説等の合計10報の別刷またはコピー各1部注1)
注1)最終選考の段階ではすべての業績の別刷またはコピーの提出を求めます。
[応募締切]
令和6年9月20日(金)必着
[選考方法]
書類選考(第1次選考)の合格者に対してプレゼンテーションおよび面接による選考(第2次選考)を実施します。なお,第2次選考の際の旅費・滞在費は応募者の自己負担といたします。
※信州大学は男女共同参画を推進しており,業績等(研究業績,教育業績,社会的貢献ほか)および人物の評価において同等と認められた場合には女性を採用します。ただし,これは性別のみで優先的に採用することを認めるものではありません。
[募集内容に関する問合せ先]
信州大学学術研究院農学系 濵渦 康範
電話:0265-77-1413
E-mail: hamauzu★shinshu-u.ac.jp(★を@に置き換えてください。)
[書類送付先]
〒399-4598 長野県上伊那郡南箕輪村8304
信州大学農学部総務グループ(庶務担当)宛
※封筒に「信州大学農学部 食料生産システム科学コース准教授公募書類在中」と朱書の上,簡易書留で郵送してください。
※提出書類は返却いたしませんが,応募書類掲載の個人情報は採用選考以外の目的で使用することはありません。
結果通知方法
郵送またはメール
連絡先
信州大学
植物資源科学コース
濵渦 康範
0265771413
hamauzu@shinshu-u.ac.jp
備考