勤務地 : 関東 - 神奈川県
公開開始日 : 2024年07月12日
D124071148
国立研究開発法人海洋研究開発機構
研究分野 : 情報通信 - 計算機システム | 情報通信 - 高性能計算 | 情報通信 - 計算科学 | 自然科学一般 - 大気水圏科学
研究員・ポスドク相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
募集部署では、環境研究総合推進費 「S-22 気候変動緩和に向けた温室効果ガスおよび大気質関連物質の監視に関する総合的研究(以下S-22)」に参画し、人為・自然活動によって引き起こされる地球表層の温室効果ガスの放出・吸収プロセスの解明に取り組んでいます。
地球システムモデルによる高精度な気候変動予測に資することを目的として、全球・領域規模の大気化学輸送モデル、現場観測データ、全球衛星観測等を活用した研究を実施します。
このたび、S-22プロジェクトテーマ2(2)「トップダウン手法を用いた全球規模でのGHG収支推定と変動メカニズムの解明(2024年度〜2028年度 研究代表者:Prabir Patra)」に従事する特任研究員、特任准研究員もしくはポストドクトラル研究員1名を下記の要領で募集いたします。
仕事内容・職務内容
特任研究員/ポスドク研究員は、温室効果ガスの観測期間(およそ1950年代以降)における大気中温室効果ガスの変化に関する科学的知見を得ることを目的として研究を行います。
大気-海洋および大気-陸域間の温室効果ガスフラックスにおける人為および自然の寄与は依然として不確かであり、京都議定書やパリ協定下での排出削減政策の実施に不確実性を残します。
そこで、トップダウン手法(インバースモデリング)により、全球モデルを用いた領域スケールでの大気-海洋および大気-陸域間のフラックス推定を行います。
不確実性が低減されたフラックス推定を行うことにより、S-22の別プロジェクトテーマでも使用される地球システムモデルの物質循環プロセスの評価や気候変動の予測精度向上を通じ、IPCC第7次報告書への貢献などにつなげます。
特任准研究員は、インバースモデリングのツール群やモデル基盤の開発作業を担います(特任研究員/ポスドク研究員によるこれら開発取り組みも歓迎します)。
本研究課題は、募集部署以外の部署で実施される課題研究や、連携先である他大学、他研究所とも協働して行われます。
配属部署
既設部署
地球環境部門 地球表層システム研究センター 物質循環・人間圏研究グループ
職種
研究分野
給与
年収 : 400万円 ~ 700万円
年俸制(1/12を月々支給)
【参考年俸】
・特任研究員:600万円〜700万円程度
・特任准研究員:550万円〜650万円程度
・ポストドクトラル研究員:440万円〜560万円 ※昇給はありません。
勤務時間
就業時間 : 09:00-17:30
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土日祝祭日・年末年始・年次有給休暇・特別有給休暇を休日及び休暇とします。介護休業・育児休業等の制度があります。
時間外勤務、その他説明 : みなし勤務時間…8時間15分
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士 / 修士 / 学士
【学歴】
・特任研究員:当該研究もしくは技術開発に関連する分野の博士号取得者
・特任准研究員:関連する専門分野の修士課程修了以上、またはこれと同等の能力、実務経験を有する者
・ポストドクトラル研究員:関連分野の博士号取得者(採用日までに取得見込みの者を含む。)博士号を取得した年度の末日から採用までが5年以内であること。(2019年4月以降に学位を取得した者)
業務における経験
・Fortran, Python, もしくはC言語を用いたUNIX/Linux上でのプログラミング
・各種シェルスクリプトの開発・活用に習熟していること
・大規模な地球科学データの取り扱いや可視化アプリケーションなどの使用経験があるとより望ましい。
雇用形態
正職員・正社員
専門労働型裁量労働制
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
特任研究員・特任准研究員:2024年10月1日〜2025年3月31日(2029年3月31日まで更新可)
ポストドクトラル研究員:2024年10月1日〜2025年3月31日(2027年3月31日まで更新可)
※雇用開始日は応相談
※1回の雇用期間を1事業年度とし、当課題の進捗状況と勤務実績等により契約更新を可能とします。
※上記雇用期間については当課題の予算の状況により変更する場合があります。
※事業年度中に65歳に達する時は当該事業年度末日をもって雇用契約を終了といたします。本期日については、今後変更する場合があります。
※科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律第15条の2の適用を受ける職種です。
※定年制職員への移行審査資格はありません。
試用期間なし
勤務地
国立研究開発法人海洋研究開発機構 横浜研究所
待遇
各種制度
昇給制度 : ポストドクトラル研究員は昇給はありません。
賞与制度 : 賞与は年俸に含まれます。
退職金制度 : 退職金は年俸に含まれます。
通勤交通費支給制度 : 通勤手当を支給します。
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)、喫煙可能区域での業務なし
待遇ー補足説明
・赴任旅費を支給します。
・職員等の相互扶助及び福利厚生の増進を図るための共済会制度があります。
・民間賃貸住宅の社宅貸与制度があります。(収入等の基準あり)ポストドクトラル研究員は、民間賃貸住宅の社宅貸与制度の対象外となります。
応募上の配慮
面接実施に関しての配慮(海外など遠方にお住まいの方、他)
原則としてオンラインにて面接を実施します。
採用人数
1名
募集期間
2024年07月12日~2024年08月15日 必着
応募状況によっては、募集期間を延長することがあります。
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
これまでに行ってきた研究の要約1枚、当課題における研究計画1枚、主要論文2編以内、推薦書2通
※2名の推薦者からの署名入り、PDF形式に変換した推薦書を各1通
※本機構役職員(招聘を含む)は推薦者として認められません。
推薦書は、各推薦者より下記採用担当アドレス宛に、Eメール添付にて締切までにお送りください。
recruit-app[at]jamstec.go.jp
※送信時は、[at]をアットマークに変え、件名を「ESS AGM24-014 応募者名」としてください。
上記は特任研究員の応募書類。特任准研究員、ポストドクトラル研究員の応募書類は、本機構HPの募集要項を参照のこと。
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
選考・結果通知
選考内容
書類選考通過者に面接を行い、採用を決定します。
原則としてオンラインにて面接を実施します。
結果通知方法
Eメール
連絡先
国立研究開発法人海洋研究開発機構
人事部人事任用課
採用担当
0457785788
recruit-app@jamstec.go.jp
備考
(1)提出書類は厳正に管理します。また、お預かりする個人情報は、採用選考並びに採用内定もしくは着任後の人事管理等の目的のみに使用し、他の目的では一切使用いたしません。
(2)採用内定時に健康診断書を提出していただきます。
(3)応募後に辞退される場合は、上記問い合わせ先までご連絡ください。
(4)上記各条件は、公募開始時点におけるものです。
(5)日本語を母国語としない場合、業務時の使用言語は英語です。