勤務地 : 北陸・甲信越 - 新潟県
公開開始日 : 2024年07月12日
D124071172
研究分野 : 人文・社会 - 地理学
助教相当 : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
【募集の背景等】
新潟大学では、国内外の多様な分野で活躍する優秀な若手研究者を対象に、若手教員一括採用育成制度「新潟大学若手教員スイングバイ・プログラム」を実施します。この制度は、本学においてそれぞれの専門分野の研究を深めると同時に、意欲をもって異分野横断研究を展開する研究者の育成を目的としたものです。
若手教員スイングバイ・プログラムでは、分野を超えて一括公募採用を行います。各分野での専門性を中心とした1次選考、役員による総合的な観点による2次選考を実施し、採用者を決定します。採用された教員には専門分野に応じた学系等に所属するとともに、本学の研究推進を担う研究統括機構に兼務していただき、本学の新たなフラッグシップとなりうる新しい異分野融合研究の萌芽をもたらすための活動に従事していただきます。
【公募分野】
「環境法」、「経営学(組織行動論)」、「社会科教育学」、「道徳哲学」、「防災・減災の地理情報科学」、「ジェンダー法」、「システム生化学、応用生物化学」、「計算物性物理学」、「生産工学、計測工学、または生体医工学」、「防災、維持管理、または耐震工学」、「家畜生理学」、「人類紀巨大災害科学」、「脱炭素システム設計およびライフサイクルアセスメント」、「免疫学分野」、「統合口腔感覚免疫学」、「検査技術科学分野」、「国際感染症」、「摂食行動制御工学」、「代謝分析・解析学」、「オミックス組織再生学分野」、「先端的な脳病態解析に関する研究」
【募集人数】
15名程度を予定
本公募はその一環として防災・減災の地理情報科学分野担当教員を公募するものです。
仕事内容・職務内容
[担当学部・研究科]人文学部
[職務内容]
1.研究
(1)地理情報システムを活用して、防災・減災に資する地理学研究を進めていただきます。
(2)自然科学系の学部や災害・復興科学研究所の教員と連携・協力し、分野融合的な研究の推進に寄与していただきます。
2.教育
(1)人文学部における「地理学実習」をはじめとする専門教育・共通教育、およびGIS学術士取得に関わる講義科目などを担当していただきます(将来的な担当科目数は人文学部の他の地理学教員と同程度です)。
(2)自然科学系附置の新潟大学GISセンターにおける分野横断的なGIS教育に関わる授業科目を担当していただきます(将来的な担当科目数はセンターの他の教員と同程度です)。
[専門分野]地理情報科学・地理学
[備考]PIとして活動していただきます。
[スイングバイ・プログラム採用教員としての兼務期間の活動]
採用者には分野を越えた一括採用制度であるスイングバイ・プログラムを活かすため、着任後3年間は研究統括機構に兼務していただき、次のような活動を求めます。
・部局・分野を越えたネットワークを主体的に構築していくこと。
・構築したネットワークを活かして異分野交流活動を行い、その成果を学内外に広く発信すること。
上記の実現のため、以下のような活動等があります。
・採用者同期会や異分野交流会の企画・運営
・年に一度以上の学長・理事との意見交換会
・大学での教育方法に関する研修
・スイングバイ・プログラムからのスタートアップ研究資金の配分
なお、本学には次のような研究支援体制があり、積極的な活用を期待します。
・全学的な機器共用制度
・科研費等の外部資金獲得サポート
・定期的な異分野交流会
・その他、教育研究活動のための研修
配属部署
既設部署
人文社会科学系 人文科学系列
注意事項 : 担当する人文社会科学系人文科学系列で教育及び研究を行うことを基本としますが、採用時から原則として3年間、研究統括機構に兼務してスイングバイ・プログラム採用教員として活動していただきます。
職種
研究分野
給与
年収 : 400万円 ~ 600万円
国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程により支給。
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土・日曜日、祝日、年末年始の休日等
時間外勤務、その他説明 :
基本的に専門業務型裁量労働制(みなし労働時間:1日7時間45分)。
専門業務型採用労働制を適用しない場合は、1週間の勤務時間38時間45分、1日の勤務時間8時30分~17時15分(休憩時間12時00分~13時00分)の固定労働時間制となります。
裁量労働制とするか固定労働時間制とするかは、採用時に希望を伺います。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
説明
【応募資格】
(1)原則として、専門分野における博士の学位取得後10年以内の者(着任日までに学位取得見込の者を含む)
(2)新潟県内での調査・研究の実績があるか、赴任後、新潟県内での調査・研究に意欲的に取り組む意志がある者
(3)スイングバイ・プログラムの趣旨を理解し、意欲をもって取り組むことのできる者
(4)採用後、新潟市又はその近郊に居住し、業務遂行が可能な者
雇用形態
正職員・正社員
常勤、裁量労働制
契約期間
任期なし - テニュアトラック以外
試用期間あり
試用期間6か月
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 :
なし(ただし、国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程第14条の規定により、上位の号給へ改定することがある。)
賞与制度 : なし
退職金制度 :
あり(国立大学法人新潟大学職員退職手当規程による。)
通勤交通費支給制度 :
あり(国立大学法人職員の給与(諸手当)に関する細則第9条の規定による。)
定年制度 : あり(65歳)
その他 :
諸手当については、国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程第17条~第19条の規定による。
加入保険
健康保険 :
文部科学省共済組合
厚生年金保険 :
文部科学省共済組合
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
キャンパス内全面禁煙
待遇ー補足説明
他の労働条件については、国立大学法人新潟大学職員就業規則等によります。
応募上の配慮
採用人数
1名
採用日 : 2025年04月01日
着任日 : 2025年04月01日
募集期間
2024年07月12日~2024年08月16日 必着
2024年8月16日(金)17時 必着
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の電子応募書類
※ JREC-IN Portal からの Web 応募を行ってください(提出書類はすべてWordまたはPDFファイルで作成すること)。
※ 電子データでの提出が難しい書類(著書)については、以下に示す送付先に、締切期日必着で郵送して下さい。
※ 本公募では業績リスト・外部資金獲得状況・主要論文の確認に researchmapを使用します。
<提出書類>
(1) 履歴書(別紙様式4):写真貼付のこと
※履歴書の「賞罰」の欄には、受賞、刑事罰のみでなく、学生に対するセクハラ・性暴力等を原因とする過去の懲戒処分歴や、該当する場合は、その原因となった具体的な事由について記入してください。「賞罰」の欄が無い場合は、備考等に賞罰の有無とその事由を記載してください。
万が一、経歴に虚偽の申告があった場合は、採用取消や懲戒処分となる場合があります。
(2)教育研究業績書(別紙様式5-1)
(3)論文・著書など主要業績3編以内
(4)上記(3)の主要業績の要旨。各1部(様式任意,日本語で各800字程度)
(5)これまでの教育研究の概要と本学に採用された場合の教育研究の抱負について、
それぞれ1,600~2,000字程度にまとめたもの(様式任意)
※電子データでの提出が難しい書類(著書)については、新潟大学人文社会科学系総務課庶務係宛に2024年8月16日17時(必着)までに郵送にて送付願います。「スイングバイ・プログラム(防災・減災の地理情報科学)教員公募応募書類 在中」と朱書きして、書留もしくはレターパックプラスにて以下の送付先にお送り下さい。
【電子データでの提出が難しい書類の送付先】
〒950-2181 新潟市西区五十嵐二の町8050番地
新潟大学人文社会科学系総務課庶務係
TEL 025-262-6364
送付された著書については希望があれば返却しますので、返却を希望する場合はその旨を申し出て下さい。着払いにて返送します。
(注1)必要に応じて、追加書類の提出をお願いする場合があります。
(注2)応募書類は返却しません。応募に関する秘密は厳守します。また、本公募手続きにより本学が取得した応募者の個人情報は、「個人情報の保護に関する法律」に基づき適正に管理し、選考以外に使用しません。
※募集期間外です。
選考・結果通知
選考内容
(1)第1次選考:令和6年8月中旬~9月上旬 書面審査、面接審査(リモート面接の場合あり)
(2)第1次選考結果通知:令和6年10月上旬
(3)第2次選考:令和6年10月~11月(予定) 役員による面接審査(リモート面接の場合あり)
結果通知方法
第2次選考の結果は、決定次第、本人宛に通知します。
連絡先
新潟大学
人文社会科学系総務課
庶務係
0252626364
js-shomu@adm.niigata-u.ac.jp
・問合せは原則として電子メールでお願いします。
・業務内容に関する問合せは、以下の連絡先までお願いします。
新潟大学人文学部 堀 健彦
E-mail hori@human.niigata-u.ac.jp
備考
別紙様式4,5-1は、JREC-INよりダウンロードしてください。
新潟大学では、ダイバーシティ推進センター( https://diversity.nu.niigata-u.ac.jp/ )を設置し、女性研究者支援を推進しています。
新潟大学では、キャンパス・グローバリゼイションの実現に向けて、グローバル対応力の高い教員の採用を推進しており、多様な言語を母語とする学生、研究者との日本語、英語を使ったコミュニケーション能力のある方の応募を歓迎します。
交通費・滞在費等の選考にかかる費用は、応募者負担とします。