勤務地 : 九州・沖縄 - 福岡県
公開開始日 : 2024年07月16日
D124071272
研究分野 : エネルギー - 指定なし | 環境 - 指定なし | 人文・社会 - 指定なし | その他 - その他 - ライフサイクルアセス | その他 - その他 - 環境経済
助教相当 : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
九州大学エネルギー研究教育機構は、平成28年10月1日にエネルギーに関する多様な理工学および社会科学の統合・融合によって、グローバルに深刻化するエネルギー・環境・経済の複合問題の解決と持続発展可能な社会の実現を目指す全学的組織として設置され、令和6年度に新部門として未来デザイン部門を設立し、「未来革新技術解析・評価チーム」と「未来革新技術予測チーム」の二つのチームを新設します。
未来デザイン部門は研究推進部門と連携してFCVIサイクル(未来革新技術予測(F)、脱炭素への貢献解析(C)、製造過程も含めた環境価値評価(V)、インキュベーション(I)の4機能を有するサイクル)による世界最先端エネルギー研究教育拠点の整備を行います。
FCVIサイクルでは、エネルギー分野の未来革新技術を予測し、予測された革新技術について未来社会での脱炭素への貢献を解析するとともにライフサイクルでの環境価値を評価することで脱炭素とライフサイクル環境価値を両立した未来革新技術を抽出し、さらにそのインキュベーションまで推進します。
この度、下記のとおり未来革新技術解析・評価チームの助教を1名公募いたします。
本機構の詳細については、ホームページhttps://q-pit.kyushu-u.ac.jp/を参照ください。
仕事内容・職務内容
職務(※)
(1)エネルギー研究教育機構での職務(サブコーディネーターのとしてのコーディネーション業務)
未来デザイン部門の未来革新技術解析・評価チームに所属し、以下の職務を担当します。
①ライフサイクル環境価値評価の対象となるエネルギー未来革新技術(未来革新技術予測チームが提案予定)に対して、評価に必要な情報を未来革新技術予測チームと連携して収集
②チームリーダーとしてチーム内マネジメントを実施(成果の共有や発信、チーム内で新技術導入効果の解析を実施する学術研究員への支援・指導)
③その他の大学運営業務
(2)兼任部局(経済学研究院)での職務(研究業務)
①分野融合プロジェクト研究(※1)の一つである環境経済政策モジュール(※2)に参画し、エネルギー未来革新技術の製造過程も含めたライフサイクル環境価値評価に関する研究を推進する。
②教育:授業担当、入試業務、研究指導
③その他の大学運営業務
(※1)分野融合プロジェクト研究(モジュール研究): https://q-pit.kyushu-u.ac.jp/modules-all/
(※2)環境経済政策モジュール:https://q-pit.kyushu-u.ac.jp/module-kagawa-jp/
※変更の範囲:本学が指定する業務
配属部署
既設部署
エネルギー研究教育機構
注意事項 : 着任後は経済学研究院との兼任(予定)となり、居室および研究に必要となる設備の使用、専門家との連携を含む研究教育の環境および支援の体制を整備します。
職種
研究分野
ライフサイクルアセス
環境経済
給与
年収 : 400万円 ~
年俸制(令和2年4月1日導入の年俸制)が適用されます。なお、年俸額については経験等に基づき本学の関係規程により決定します。
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土・日曜日、祝日、年末年始(12/29~1/3)
時間外勤務、その他説明 : 採用者の同意に基づき専門業務型裁量労働制が適用され、7時間45分働いたものとみなされます。1日の勤務時間が6時間を超える場合は45分以上、7時間45分を超える場合は1時間以上の休憩時間を勤務時間の途中に置くものとします。休日出勤が生じる場合があります。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
説明
次の各号の条件をいずれも満たす者
(1)博士あるいはPh.D.の学位を有する者(着任までに取得見込みを含む。)
(2)エネルギーに関連する研究分野において優れた研究業績を有し、大学・大学院で当該分野の教育・研究指導を行う能力があること。
(3)ライフサイクルでの環境価値評価に取り組んだ実績を有するか、あるいは強い関心と意欲を有すること。
(4)企業・自治体・研究機関・国際機関・政府等との連携に意欲を有すること。
(5)日本語による申請書などの文書作成やコミュニケーションが可能であること。
雇用形態
正職員・正社員
常勤
契約期間
任期なし - テニュアトラック以外
試用期間あり
試用期間あり(3か月)ただし、国、地方自治体又はこれに準ずる関係機関の職員から引き続き本学の職員となった者については、この期間を短縮し、又は設けないことがあります。(本学就業通則第6条第1項)
勤務地
九州大学伊都キャンパス※変更の範囲:本学が指定する場所
待遇
各種制度
昇給制度 : あり
賞与制度 : あり
退職金制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
定年制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
敷地内全面禁煙
応募上の配慮
面接実施に関しての配慮(海外など遠方にお住まいの方、他)
・面接の際の旅費等は自己負担とします。
・面接は原則として対面で行いますが、オンライン面接にも対応します。
その他
書類提出先
提出先:iq-somu@jimu.kyushu-u.ac.jp
九州大学 I2CNER・Q-PIT 共通事務支援室 総務・人事グループ
※メールの件名に「助教(未来革新技術解析・評価チーム)の応募」と記載ください。
※提出書類は PDF ファイルにて作成し、添付してください。(1)~(8)の提出書類は、それぞれ一つのファイルとし、ファイル名に1~8の番号を記載ください。
※ファイルサイズの合計が5MBを超える場合は、事前にメールにてお知らせください。提出用のURLをお送りします。
※応募を受け付けた場合、必ずメールにて返信を行います。提出後、3営業日以内に返信が無い場合は、お問い合わせください。
採用人数
1名
着任日 : 2025年04月01日
求人内容補足説明
着任日
令和7年4月1日以降できるだけ早い時期
募集期間
2024年07月16日~2024年10月18日 必着
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
提出書類(提出書類は電子媒体で提出ください。)
(1)履歴書(写真貼付)
(2)研究業績書:(a)原著論文、(b)総説・解説、(c)著書、(d)国際会議プロシーディング、(e)招待・依頼講演、(f)その他の業績に分類し、それぞれ新しいものから順に並べてください。なお、(a)原著論文、(b)総説・解説および(c)著書については、応募者が筆頭著者あるいは責任著者である論文、国際共著論文および産学共著論文が含まれる場合は、それぞれを記別できるように三種類の印(例えば○、●および◎)を付けてください。
(3)教育、組織運営等に関する業績書:(a)大学における講義・演習等の教育実績、(b)組織運営に関する業務実績、(c)アウトリーチ活動実績、(d)国内・国際連携活動実績、(e)国際機関における活動実績、(f)その他の実績に分類し、それぞれ新しいものから順に並べてください(A4 判用紙2ページ以内。2,000字程度)。
(4)研究業績のうち、主要なものを最大2件選定し、それらをA4判用紙1ページ以内(1件当たり200字程度)で列記するとともに、それぞれのエビデンスとなる資料(論文別刷等、各1部)を添付ください。
(5)応募の動機と本機構におけるコーディネーション業務に関する抱負(A4判用紙2ページ以内。2,000字程度)。特に、未来デザイン部門におけるコーディネーション業務に関する抱負を重点的に記載ください。
(6)本公募の専門分野(ライフサイクルでの環境価値評価)における、これまでの研究教育活動の概要及び今後の抱負(A4判用紙2ページ以内。2,000字程度。必要に応じて図表等を挿入して構いません。)
(7)外部資金獲得実績(科学研究費、共同研究、受託研究、その他に分類し、代表・分担の別を明記ください。ただし、過去5年以内のものに限ります。)
(8)応募者について問い合わせのできる方1名以上の氏名と連絡先(氏名、所属、職、メールアドレス、電話番号を記述したもの)。
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
公募のURL
選考・結果通知
選考内容
一次選考(書類審査)および二次選考(面接審査)を実施
結果通知方法
メールにて連絡します。
連絡先
九州大学
I2CNER・Q-PIT 共通事務支援室
斧 美沙妃
0928026081
iq-somu@jimu.kyushu-u.ac.jp
備考
(1)九州大学では、男女共同参画社会基本法(平成11年法律第78号)の精神に則り、教員選考を行います。
九州大学男女共同参画推進室の詳細はこちら http://danjyo.kyushu-u.ac.jp/
(2)九州大学では、「障害者基本法(昭和45年法律第84号)」、「障害者の雇用の促進等に関する法律(昭和35年法律第123号)」および「障害を理由とする差別の解消の促進に関する法律(平成25年法律第65号)」の趣旨に則り、教員の選考を行います。
(3)九州大学では、平成29年7月より配偶者帯同雇用制度を導入しています。
(4)過去に学生に対するセクシャルハラスメントを含む性暴力等を原因として懲戒処分等を受けた場合には、処分の内容及びその具体的な事由を履歴書等に必ず記入願います。虚偽の記載があった場合には、採用取消や懲戒処分等の対象となることがあります。
(5)提出書類は選考以外の目的には使用しません。
(用語説明)
1)クラスター
本機構に「エネルギー材料デバイス」、「エネルギーシステム」および「エネルギー社会」の三つのクラスターを設置する。本学におけるエネルギー分野あるいは関連分野の研究を実施している教員は、いずれかのクラスターに参画し、本機構が目的とする分野横断的な先端研究を推進できる。
2)モジュール
クラスターに参画する研究者が、本機構が目的とする分野横断的な先端研究と併せて提案する研究組織
3)各部門の役割
①未来デザイン部門
・脱炭素社会に向けた連続的なイノベーション創出のためのプラットフォームの構築
・脱炭素未来革新技術の調査・予測
・脱炭素未来革新技術の評価・解析による有望技術の抽出
・未来社会ニーズも考慮した未来エネルギーデザインなど
②教育推進部門
・分野横断的な人材育成を行うためのエネルギー教育プログラムの開発、運営
・エネルギー関連科目の調査、分析
・エネルギーに関連する学府・専攻の博士課程学生の奨学支援など
③研究推進部門
・分野横断的な先端エネルギー研究の公募と推進
・ビジョン先導型プロジェクト研究の組成とインキュベーションの推進
・エネルギー研究におけるゲートウェイ機能の構築
・エネルギー研究成果の外部発信など
④社会デザイン部門
・脱炭素社会のグランドデザインの提示
・エネルギー研究成果の実用化
・エネルギー研究に関する企業や自治体からの要望・相談対応
・エネルギーに関する共同研究および受託研究の推進、インキュベーションの支援など