勤務地 : 関東 - 東京都
公開開始日 : 2024年07月19日
D124071590
独立行政法人国際協力機構
研究分野 : 人文・社会 - 経営学 | その他 - その他 - 人文・社会
研究・教育補助者相当 : 業務委託 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
JICA緒方研究所は、政策志向の学術研究を行い、研究成果をJICA事業にフィードバックするとともに、対外発信を通じて途上国における開発協力の効果・効率の向上及び国際援助潮流への積極的な貢献を果たすことを目指している。
今回募集する非常勤研究助手には、他の研究者や実務者と協働しながら、JICA緒方研究所で行われる研究の推進に貢献することが求められている。
【参考情報】JICA緒方研究所について
https://www.jica.go.jp/jica-ri/ja/index.html
https://www.jica.go.jp/jica-ri/ja/about/index.html
仕事内容・職務内容
研究案件「DFIによる途上国金融機関への介入効果の分析」に関する以下の業務を行う。
1.データセット構築サポート:①DFI(開発金融機関)のHPなど公式情報を参照し、途上国金融機関への融資・出資などの案件を特定。金額や案件形成日などの必要情報を収集する。(可能であれば、スクレイピング等を用いて情報収集を効率的に実施する事も想定される)、②DFIの介入があった国の金融機関の情報を、各金融機関の公式情報を参照し、必要情報を収集する。この際、金融機関の英語もしくは各国言語で書かれた財務諸表やアニュアルレポートを適切に読み解く事が必須。
2. ①および②で収集した情報を用いて統計ソフト(STATA)で分析する際の補助。
3.その他、必要に応じて上記研究に関する文献調査や連絡調整など。
研究案件の概要は以下の通り。
開発金融機関(DFI)による民間金融機関向け出融資と、開発途上国の金融包摂や所得拡大及び貧困削減など開発効果の発現との間に、因果関係が存在するかを検証するのが本研究の目的である。DFIから途上国金融機関への出融資を介して開発対象にアプローチするツーステップ出融資は、情報の非対称性を埋める手段として有用であると同時に、DFIと現地金融機関との間で最終受益者に係る情報の非対称性が生じ、開発効果発現や事業性に関して直接的な評価が出来ないなどの課題が存在する。またDFIによる出融資がいかなる経路で開発対象に影響を与えるかについての実証研究は限定的である。本研究では、DFIによる民間金融機関向け出融資が民間金融機関を介した開発効果発現に与える影響を統計的分析手法で検証を行い、案件組成における新たな示唆の提供を目的とする。
配属部署
既設部署
緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)
職種
研究分野
人文・社会
給与
コマ金額 : 9000円 ~ 20000円
報酬は日額設定。
当機構緒方研究所の規程により支払い(経験年数に応じて報酬額を決定)
勤務時間
就業時間 : 09:30-17:45
休憩時間 : 12:30-13:15
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
修士
説明
以下の条件を全て満たすことが望ましい。
1. 上記研究分野等における修士号以上(又は同等の資格)を取得していること。
2. 以下のいずれかの研究のバックグラウンドがあること:ファイナンス、経営学、経済学
3. 財務諸表や企業のアニュアルレポートなどを読み解き、適切な情報を収集できる知見を有する方。
4. 文献調査や会議出席・議事録作成等の業務遂行に支障が無いレベルの英語能力を有すること((a)TOEIC800点以上、(b)TOEFL(PBT)574点以上、(c)TOEFL(CBT)230点以上、(d)TOEFL(iBT)89点以上程度)。スペイン語・フランス語等の他の言語能力が尚可。
5. 統計分析ソフトSTATAあるいはR(Pythonも可)を用いたデータ分析手法を習得している。
6. 研究業務の遂行が可能なネイティブレベルの日本語能力を有すること。
7. 国籍は不問。ただし就労できる在留資格をお持ちの方に限る。
雇用形態
業務委託
非常勤
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
2024年10月1日~2025年3月31日(予定)
原則週2日程度
参考:JICA緒方研究所の通常勤務時間は平日9時30分~17時45分(休憩時間45分)。
※リモート勤務の実施も可能ですが、具体的な業務実施方法については、契約締結後に研究関係者と相談のうえで進めていただく予定です。契約期間中には状況に応じて出勤を要する場合があります。
試用期間なし
勤務地
待遇
各種制度
通勤交通費支給制度 : あり
待遇ー補足説明
1. 職名:非常勤研究助手
2. 契約期間:2024年10月1日~2025年3月31日(予定)
※当機構と本人が合意した場合に限り、延長の可能性がある。
3. 報酬:当機構緒方研究所の規程により支払い(経験年数に応じて報酬額を決定)。
4. 交通費:報酬とは別途支給。
5. 保険:社会保険等への加入なし。
応募上の配慮
採用人数
1名
採用日 : 2024年10月01日
着任日 : 2024年10月01日
求人内容補足説明
[着任時期]
2024年10月1日
上記の時期に業務開始が難しい場合は、応募書類送付時のEメールにその旨記載すること。
募集期間
2024年07月19日~2024年08月13日 必着
提出期限:2024年8月13日(正午)必着
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の電子応募書類
志望動機書(自身の研究活動との関連を含めて記載してください。)
学位証明書、成績証明書 ※写し可
応募書類の返却
その他
応募書類は返却いたしません。応募時に提供いただいた個人情報は、非常勤研究助手の選考・契約に関わる手続にのみ使用いたします。
応募書類の提出方法(郵送書類)
注意事項 :
【送付方法】
EメールにてJICA緒方研究所採用アドレス「drisaiyou@jica.go.jp」まで送付してください。
※件名に「JICA緒方研究所 非常勤研究助手(開発金融機関による介入分析に関する実証研究)募集の件」と明記の上、添付ファイルには氏名及び各応募書類の番号を付してください(例:「1.(氏名)履歴書」、等)。
※応募書類のデータの容量が5MBを超える場合は、何通かのEメールに分けて送信願います。分割した送信が難しいファイルがある場合は、別途お問い合わせください。
※圧縮ファイル(ZIP、LHA、CAB、TGZ、TBZ、TAR、RAR等)は受信できません。送信の際はご注意ください。
※PARTNERサイトからの応募も可能です。
※提出期限:2024年8月13日(正午)必着
※募集期間外です。
選考・結果通知
選考内容
1次選考(書面)、2次選考(面接)
結果通知方法
・書類選考結果は個別にEメールにて連絡します。
・2次選考(面接)は、以下の日時に実施予定です。必ず応募メールに希望する面接日時を複数明示してお知らせください。一次選考通過者には、合格通知時に、指定された面接日時を告知します。
1.9/3(火) 15:00-17:00
2.9/6(金) 15:00-17:00
※審査内容に関する問合せには応じられません。
※審査内容以外のご質問は、Eメールにて下記の連絡先までお送りください。電話による対応はいたしかねます。
[連絡先]
JICA緒方貞子平和開発研究所 総務課 採用担当
〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
Eメール: drisaiyou@jica.go.jp
連絡先
独立行政法人国際協力機構
JICA緒方研究所 総務課
採用担当
0000000000
drisaiyou@jica.go.jp
備考