勤務地 : 近畿 - 京都府
公開開始日 : 2024年10月22日
D124101832
人間文化研究機構総合地球環境学研究所
研究分野 : 人文・社会 - 文化人類学、民俗学 | 人文・社会 - 地域研究 | ライフサイエンス - 生態学、環境学
研究員・ポスドク相当 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
「地域知と科学との対話による公正で持続的な狩猟マネジメント (Fashloksプロジェクト)」(リーダー:本郷峻准教授、)は、「環境文化創成プログラム」(松田プログラム)のもと、科学知と在来知との接合による総合的な環境文化の創成に資する研究を行っている。具体的には熱帯雨林諸国において、地域住民(在来・地域知)と保全機関や科学者(科学)との対等な対話と協力によって研究を組み上げ、それによって持続的な野生動物狩猟のマネジメント・システムを構築することを目標としている。
https://www.chikyu.ac.jp/rihn/activities/project/detail/23/仕事内容・職務内容
(雇入れ直後)
本公募では、
(A) 生態人類学・文化人類学・環境社会学およびその関連分野を専門とする者を1名程度、
(B) 動物生態学・野生動物管理学およびその関連分野を専門とする者を1名程度、
をそれぞれ募集する。着任した者は、以下の研究・業務を行う。
①プロジェクトの総括チームに所属し、プロジェクトの各サイト(カメルーン、コロンビア、ガボン、マレーシア、コンゴ民主共和国)にて、長期フィールド調査に基づいた調査研究と実践活動を行う。具体的な取り組みの例を以下に示す。
・(A)に関しては、主にコロンビア・サイト(アマゾナス県プエルト・ナリニョとその周辺地域)において、地域住民の狩猟を中心とする生業活動や食生活に関する量的調査、野生動物や自然環境に関する住民の価値観や文化に関する質的調査。
・(B)に関しては、プロジェクトの各サイトにおいて、哺乳類など狩猟対象野生動物の個体数密度や分布の推定、動物どうしの種間関係や相互作用、生態などに関する調査。
②地域住民や保全機関など、プロジェクト・サイト周辺地域の各ステークホルダーと協力しながら、野生動物モニタリングと狩猟のマネジメントの実装に関する学際的/超学際的な研究に携わる。
③プロジェクトが企画する国内外の会議やシンポジウム、アウトリーチ活動の運営に携わる。
(変更の範囲)
変更なし
配属部署
既設部署
プログラム研究部 Fashloksプロジェクト
職種
研究分野
給与
年収 : 300万円 ~ 400万円
日給 17,400円、本研究所支給基準に基づき、通勤手当・住居手当・超過勤務手当を支給します。
(その他の諸手当・賞与・退職手当等は支給しません)
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:00
休憩時間 : 12:15-13:00
休日 : 土・日曜、祝日、年末年始
時間外勤務、その他説明 : 上記就業時間を基本とする専門業務型裁量労働制適用。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
① 博士の学位を有する者と同等の能力を有する者で、自ら研究を遂行する能力を有すると認められる者。
業務における経験
② フィールドワークを基本とする調査・研究の経験がある者。
③ 日本語と英語の両方により、会話、発表、論文作成、共同研究者との連絡をする能力を有する者。
④ 他分野の研究者との共同研究、および社会や地域の多様な主体との実践研究に意欲的な者。
⑤ プロジェクトメンバーと協力して、プロジェクト全体の円滑な運営や成果公開を推進できる者。
⑥ (A)に関しては、南米スペイン語圏諸国での長期フィールド調査に基づいた人類学的研究の経験を有する者が、より望ましい。
⑦ (B)に関しては、自動撮影カメラを用いた野生動物の調査やデータ解析の経験を有し、野生動物の観察だけでなく野外実験的手法の経験を有する者が、より望ましい。
雇用形態
契約職員・契約社員
週5日(土・日曜、祝日、年末年始を除く)
始業8時30分、終業17時(休憩12時 15分から13時まで)を基本とする裁量労働制(専⾨業務型)
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
2025年4月1日から2026年3月31日まで。
(契約期間終了後、更新する場合あり。ただし最長は2030年3月31日まで)
試用期間なし
勤務地
待遇
各種制度
通勤交通費支給制度 : あり
その他 : あり(住居手当)
加入保険
健康保険 : あり(文部科学省共済組合)
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
総合地球環境学研究所では喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。
応募上の配慮
面接実施に関しての配慮(海外など遠方にお住まいの方、他)
なお、総合地球環境学研究所での面接を実施した場合、旅費などは当方で準備いたしませんので、ご承知おきください。
採用人数
2名
説明
若干名を募集する
採用日 : 2025年04月01日
着任日 : 2025年04月01日
募集期間
2024年10月22日~2024年11月18日 必着
2024年11月18日(月)10時必着、メールによる応募
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
① 履歴書(写真貼付、人間文化研究機構様式)。博士学位の未取得者に関しては、「取得見込」の年月を必ず記入すること
② 研究業績リスト(学位論文、学術論文、著書、受賞などに分類して記入)。なお、researchmapの本人ページに上記4項目があれば、そのURLを記入することで代替可
③ 主要論文・著書等(3編以内)の別刷(コピー可)
④ これまでの研究等の経験と実績(2,000字程度。上記の応募条件に合致することがわかるように書くこと)
⑤ 職務内容についての抱負(1,000字程度)
⑥ 応募者について意見を聞くことができる2名の氏名、所属・職名、連絡先(電話、メールアドレス)
※上記の提出書類はすべてA4版横書きとし、それぞれ別様式として各様式に氏名を記入してください。そのうえで、すべての提出書類を1つのZIPフォルダに格納し、メールでご送付ください。
※ご提出いただいた書類は採用審査資料としてのみ使用します。正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。
※メールのタイトルを「Fashloksプロジェクト研究員応募」としてください。
※受付確認メールが3平日以内に届かない場合は、改めてメールにてご連絡ください。
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
※募集期間外です。
選考・結果通知
選考内容
提出書類により審査します。書類審査の結果にもとづき、総合地球環境学研究所もしくはオンライン(zoom meeting)で面接を実施します(2024年11月下旬から12月上旬を予定)。面接の詳細は、面接選考決定時に該当者へお伝えいたします。なお、総合地球環境学研究所での面接を実施した場合、旅費などは当方で準備いたしませんので、ご承知おきください。
結果通知方法
書類審査の結果にもとづき、総合地球環境学研究所もしくはオンライン(zoom meeting)で面接を実施します(2024年11月下旬から12月上旬を予定)。
連絡先
人間文化研究機構総合地球環境学研究所
プログラム研究部
本郷 峻
hongo@chikyu.ac.jp
備考
・赴任に係る旅費のうち、交通費・日当を本研究所基準に基づき支給いたします。
・総合地球環境学研究所は、国籍や性別に関わらず、すべての個人に平等な機会を保証します。
・総合地球環境学研究所では喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。
・総合地球環境学研究所は男女共同参画を推進しています。
・応募にあたり不明な点がありましたら、遠慮なく担当者にお問い合わせください。