勤務地 : 関東 - 東京都
公開開始日 : 2024年10月22日
D124101865
独立行政法人国際協力機構
研究分野 : 人文・社会 - 国際関係論 | その他 - その他 - 政治学
研究員・ポスドク相当 : その他 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
JICA緒方研究所は、政策志向の学術研究を行い、研究成果をJICA事業にフィードバックするとともに、対外発信を通じて途上国における開発協力の効果・効率の向上及び国際援助潮流への積極的な貢献を果たすことを目指している。今回募集する常勤研究員には、他の研究者や実務者と協働しながらJICA緒方研究所で行われる研究の推進に貢献することが求められている。
【参考情報】JICA緒方研究所について
https://www.jica.go.jp/jica-ri/ja/index.html
https://www.jica.go.jp/jica-ri/ja/about/index.html
仕事内容・職務内容
JICA緒方研究所の「政治・ガバナンス」領域において実施する研究について、以下の業務を行う。
【対象分野】 「政治・ガバナンス」領域では、開発協力が途上国においてどのように認識されているか、またそれらが国家間の信頼構築にどのような影響やインパクトを与えているかについて研究を行う。開発協力をとりまく国際関係や世界的な情勢の変化を俯瞰しながら、日本に加え、他先進ドナーや新興ドナーの協力が、途上国においてどのような言説でとらえられているかについて、複数の途上国を取り上げることを想定している。
本件募集対象の研究者については、国際政治経済、比較政治、ガバナンス・公共政策、普遍的価値や人間の安全保障をめぐる研究、国際安全保障等にいずれかにかかる一定の学術的専門性を持ちながら、対象分野を開発協力の軸をもって考察できることが望ましい。定性分析に加え、簡易な定量分析の経験があればなお望ましい。
【業務内容】
(1) 新規研究案件の形成(文献レビュー、研究仮説の構築等)
(2) 研究の実施(共同研究者・事業部門の関係者・外部有識者等との意見交換、研究会の開催、関連分野の国際議論のフォロー、研究データ収集のための調査の企画・実施、研究成果の執筆(英文・和文の論文、ポリシー・ノートや書籍等)、等)
(3) 研究成果の発信(セミナー・学会・国際会議等における発表、大学・研修事業での講義等)
(4) その他、上記(1)~(3)に関連する連絡・調整等を含む周辺業務。
上記業務の実施にあたり、必要と判断される国内・外国出張を行う。
なお、業務の実施にあたっては、JICA及びJICA緒方研究所の業務の方向性に沿った新たな研究の形成も期待されるが、JICA緒方研究所が既に実施中・計画中の研究案件に研究分担者として参画することを求める場合もある。
【参考情報】JICA緒方研究所の実施中案件リスト
https://www.jica.go.jp/jica_ri/research/__icsFiles/afieldfile/2023/09/20/projects_202309_JP.pdf
【参考情報】JICA緒方研究所の研究成果について
https://www.jica.go.jp/jica-ri/ja/publication/index.html
配属部署
既設部署
緒方貞子平和開発研究所
職種
研究分野
政治学
給与
年収 : 600万円 ~
月額基本給379,000円、 超過勤務手当、賞与(6月及び12月)、通勤手当、特別都市手当(東京都特別区)を支給。扶養手当、住居手当、及び退職手当は支給なし。
勤務時間
就業時間 : 09:30-17:45
休憩時間 : 12:30-13:15
休日 : 土曜、日曜、国民の休日および年末年始
時間外勤務、その他説明 : 休暇:有給休暇、特別有給休暇あり
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
説明
1.以下の条件を全て満たすこと。
(1)上記の業務に関連する分野の博士号を取得済み又は入構までに取得見込みであることが望ましい。
(2)開発途上国の開発、国際協力事業に関する研究実績があることが望ましい。
(3)上記の業務に関連する分野の論文の発表実績や学会発表経験があり、かつ国際的な研究交流、政策対話などを遂行できる高いコミュニケーション能力を有すること(英語論文執筆あるいは英語での学会発表実績があることが望ましい)。
(4)JICA緒方研究所が掲げる組織的研究課題に積極的に取り組み、かつ、他の研究員等と協働して学際的な研究を遂行する高い意欲を有すること。
(5)-1 日本語が母国語であるか、同等程度の日本語能力を有すること。
(5)-2 研究成果物の質の確保や国際会議での議事進行等の業務遂行に支障がないレベルの英語能力を有すること。((a)TOEIC800点以上、(b)TOEFL(PBT)574点以上、(c)TOEFL(CBT)230点以上、(d)TOEFL(iBT)89点以上程度)。
2.開発協力実施機関、国際機関等における業務経験、又は研究経験があることが望ましい。
3.国籍不問。ただし、外国籍の場合、日本国内で就労できる在留資格を有すること。
雇用形態
その他
専門嘱託(常勤)
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
上記は初回の契約期間です。契約は 独立行政法人国際協力機構有期雇用者就業規則第 34 条に基づき更新されることがあります。1年毎に更新を行い、最長で採用日から3年(更新回数2回)を上限とします。
試用期間あり
試用期間6ヵ月
勤務地
待遇
各種制度
賞与制度 : 6月及び12月
通勤交通費支給制度 : あり
その他 :
・超過勤務手当、特区別都市手当を支給。扶養手当、住居手当、及び退職手当は支給なし。
・その他:昇給なし。
・名称付与:当機構の関連規程等に基づき、能力及び経験に応じて名称を付与。
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
応募上の配慮
採用人数
1名
着任日 : 2025年02月01日
求人内容補足説明
上記の時期に業務開始が難しい場合は、応募書類送付時のEメールにその旨記載すること。
具体的な着任時期については応相談。
募集期間
2024年10月22日~2024年11月07日 必着
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の電子応募書類
1.履歴書
※添付の様式を使用してください。顔写真の添付、推薦者1~2名の連絡先は必須です。
※語学能力については、証明書類がある場合は添付してください。証明書類がない場合は履歴書に自己評価を簡潔に記載願います。
2.研究業績リスト
3.学会活動リスト
4.志望動機書(これまで取り組んできた研究、将来行っていきたい研究との関連で、JICA緒方研究所で取り組みたい業務に関する説明を含めてください。)
5.英語論文を含む主要業績コピー1部 3点まで(博士論文可)
6.推薦状(少なくとも1通、2通あるのが望ましい)
※原則として、推薦者から直接JICA緒方研究所にEメールで送付してください(件名に「JICA緒方研究所常勤研究員(開発協力政策・新興国研究等)募集の件」と入れるよう推薦者に依頼願います)。応募者が送付する場合は、推薦者が厳封した原本を「連絡先」に記載の住所に送付してください(封筒の表に「JICA緒方研究所常勤研究員(開発協力政策・新興国研究等)応募書類(推薦状)在中」と記載してください)。
7. 学位証明書、成績証明書
【送付方法】
EメールにてJICA緒方研究所採用アドレス「drisaiyou@jica.go.jp」まで送付してください。
※件名に「JICA緒方研究所 常勤研究員(開発協力政策・新興国研究等)募集の件」と明記の上、添付ファイルには氏名及び各応募書類の番号を付してください(例:「1.(氏名)履歴書」、等)。
※応募書類のデータの容量が5MBを超える場合は、何通かのEメールに分けて送信願います。分割した送信が難しいファイルがある場合は、別途お問い合わせください。
※圧縮ファイル(ZIP、LHA、CAB、TGZ、TBZ、TAR、RAR等)は受信できません。送信の際はご注意ください。
※PARTNERサイトからの応募も可能です。
※提出期限:2024年11月7日必着
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
選考・結果通知
選考内容
・書類選考結果は個別にEメールにて連絡します。本ポストは海外出張も想定されているため、書類選考合格者には健康質問票を提出いただきます、
・2次選考(面接)においては、プレゼンテーションを予定しています。2024年12月上旬~12月中旬に実施予定です。詳細は面接対象者におってご連絡します。
結果通知方法
・書類選考結果は個別にEメールにて連絡します。
連絡先
独立行政法人国際協力機構
緒方貞子平和開発研究所
採用担当
0000000000
drisaiyou@jica.go.jp
※審査内容に関する問合せには応じられません。
※審査内容以外のご質問は、Eメールにて下記の連絡先までお送りください。電話による対応はいたしかねます。
※応募書類は返却いたしません。
※応募時に提供いただいた個人情報は、常勤研究員の選考・契約に関わる手続にのみ使用いたします。
※Eメールでの応募後、2営業日以内に当方からの受信確認メールが届かない場合は応募メールが未着の可能性がありますので、その場合は必ずご連絡ください。
備考
'国際秩序の揺らぎ、グローバルサウスの台頭、資金フローの多様化、AIの進化など、世界の情勢が変化していく中で、開発協力はどのようにあるべきでしょうか。世界のあり方と開発協力のあり方を、国際政治や開発の政策から現場まであわせ俯瞰しながら、JICAの研究を通じて一緒に考えていきたいという強い気持ちを持つ方をお待ちします!新しい研究案件の立ち上げや、既存案件を発展させていくために、横断的な取り組みを楽しみ、チームプレイができる方を歓迎します。