勤務地 : 関東 - 東京都
公開開始日 : 2024年12月02日
D124120022
日本電信電話株式会社
研究分野 : エネルギー - プラズマ科学 | エネルギー - 核融合学 | エネルギー - プラズマ応用科学 | エネルギー - 原子力工学 | エネルギー - 地球資源工学、エネルギー学
研究管理者相当 : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
企画系管理職(民間企業) : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
技術系管理職(民間企業) : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
核融合エネルギーは、クリーンで無尽蔵な次世代のエネルギー源として注目されています。しかし、核融合発電の実現には、プラズマ制御の最適化技術を含む、極めて高い技術的課題を克服する必要があります。 NTTでは、これまでに核融合プラズマに対して、 AI (Artificial Intelligence) や ML (Machine Learning) を活用して未来のプラズマ状態を高速で算出し、リアルタイムに制御を行うことによって、核融合プラズマの高出力かつ安定維持の実現をめざして研究開発を進めてきました。これらの成果をさらに加速させ、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献するため、最適オペレーション技術の研究開発をマネジメントできるリーダーを必要としています。 国内外の研究機関や企業と連携し、研究開発を牽引するマネジメント人材を迎え入れることで、研究開発の効率化と成果創出を目指します。技術の最前線で未来のエネルギー社会を形作る挑戦に、あなたの力をぜひ貸してください。
仕事内容・職務内容
NTTの次世代エネルギー技術Gにおいて、核融合の最適オペレーション技術の研究開発をマネジメントしていただきます。このポジションでは、技術的な知識だけでなく、エネルギー分野におけるマネジメントの経験を活かし、研究チームの成果最大化と効率的なプロジェクト進行に注力していただきます。
●プロジェクトの計画・進行管理
・核融合エネルギーの最適オペレーション技術に関する研究開発プロジェクトの計画・進行管理
・タイムライン、リソース、予算の管理、プロジェクトの進捗管理、リスク管理の実施
●チームの管理・リーダーシップ
・研究開発チームのリーダーとして、メンバーのスケジュール管理と業務の最適化を図り、研究開発の目標達成を促進
・メンバーとのコミュニケーションを円滑に保ち、チームのモチベーション向上に努める
●AIやデータ解析を活用した効率化支援
・核融合のオペレーション効率化に向けたAIやデータ解析技術の活用を促進し、技術開発チームの専門家と連携してプロジェクトの効率化を図る
●ステークホルダーとの連携
・他部署、国内外のパートナー、政府機関との連携を推進し、プロジェクト全体の進捗を管理
・定期的なレポート作成と経営層への報告を行い、プロジェクトの成果と課題を共有
配属部署
既設部署
NTT宇宙環境エネルギー研究所 環境負荷ゼロ研究プロジェクト 次世代エネルギー技術グループ
職種
研究分野
給与
職種共通
年収 : 700万円 ~ 1200万円
経験・能力を考慮し、当社規定によって決定いたします。
勤務時間
職種共通
就業時間 : 09:00-17:30
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 完全週休二日制(土・日)、祝日、GW・夏季・年末年始休暇、有給年次休暇(年間20日)、特別(結婚・出産等)休暇、ライフプラン休暇 等
時間外勤務、その他説明 : 裁量労働制またはスーパーフレックスタイム制を適用
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士 / 修士
業務における経験
【必須スキル】以下のいずれかのスキル・経験を有する方
●エネルギー分野におけるプロジェクトまたは研究開発マネジメント経験(3年程度以上)
・特に、再生可能エネルギー、電力、またはエネルギー技術開発の分野での管理経験
●優れたリーダーシップとコミュニケーション能力
●複数のステークホルダーを巻き込み、プロジェクトを円滑に進めるマネジメント力
●データ解析やAI技術の活用に対する基本的な理解と、専門家と連携する能力
上記以外でも、当職務に活用できる研究経験がある方、開発経験がある方、意欲のある方
【歓迎条件】
●核融合またはエネルギーオペレーション技術の基本的な知識
●データ解析やAI技術の活用経験
●大規模エネルギープロジェクトの予算管理やリスク管理経験
●プロジェクト管理手法(PMBOK、アジャイルなど)の理解と実践経験
●英語での業務遂行能力(海外のパートナーや研究機関との連携が必要なため)
説明
求める人物像
・大規模エネルギー開発プロジェクトを成功に導いた経験があり、チームの成果を最大化するマネジメント力を持つ方
・複雑なプロジェクトをリードし、関係者との効果的なコミュニケーションを行える方
・エネルギーの未来に興味を持ち、革新的なプロジェクトに挑戦する意欲がある方
・AIやデータ解析の専門家と協働し、エネルギー技術に対する理解を深めながらプロジェクトを進められる方
雇用形態
職種共通
正職員・正社員
契約期間
職種共通
任期なし - テニュアトラック以外
試用期間なし
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : あり
賞与制度 : あり(6月、12月の年2回)
退職金制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
定年制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
待遇ー補足説明
裁量研究開発手当、リモートワーク手当、子育て・介護手当、住宅補助費 等
応募上の配慮
採用人数
1名
求人内容補足説明
【核融合最適オペレーション技術】
核融合炉の高出力長時間運転を実現するためにはプラズマの安定制御が最重要課題です。従来、物理現象からプラズマの挙動を解析して状態把握し、制御をかける方法の研究が進められています。当研究所では、さらに AI/ML を活用して未来のプラズマ状態を高速で算出し、リアルタイムに制御を行うことによって、核融合プラズマを安定化する研究を進めています。また、機器の故障予測技術やデータの高速転送技術などと組み合わせ、サイバー空間上で核融合プラズマだけでなく核融合炉の全体シミュレーション(デジタルツインコンピューティング)による最適オペレーションの実現をめざします。
現在、量子科学技術研究開発機構(QST)及び ITER 国際核融合エネルギー機構(ITER 機構)と連携協定を結び、茨城県那珂市の JT-60SA(2023年に運転開始予定)やフランスのサン・ポール・レ・デュランスで建設が行われている核融合実験炉 ITER(2035年に DT 核融合運転開始予定)への先進技術の導入をめざしています。
【メッセージ】
私達人類を含めた地球上の生命の源であるエネルギーは太陽からきており、そのエネルギーは核融合反応によって生み出されています。この究極のエネルギーを地球上で実現しようと世界中で核融合発電の研究開発が進んでいます。私達はこれまで培ってきた通信技術と新たに創出する IOWN の技術を活用して、核融合プラズマの安定制御を、ITER(国際熱核融合実験炉)機構や QST(量子科学技術研究開発機構)と連携して研究開発を進めていきます。圧倒的にクリーンで無尽蔵なエネルギー源である核融合発電を実現し新たな環境負荷ゼロの社会を一緒に創っていきましょう。
募集期間
2024年12月02日~2025年06月30日 必着
適任者の採用が決まり次第、募集を締め切ります。
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
応募される方は、弊社Web応募サイトより下記をお送りください。
・これまでの研究内容
・これまでの研究歴(論文、発表などリストを含む)
・弊社に入社後、担当したい研究内容など
・ご本人履歴書
・ご連絡先(メールアドレス)
代表的な論文等をお送りいただく場合も、郵送ではなく応募ページからご登録お願いいたします。
上記資料をもとに書類審査させていただきます。
書類審査を通過された方には、1ヵ月以内に次の選考に向けたご連絡をさせていただきます。
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
選考・結果通知
選考内容
書類選考後、オンラインで面接を行います。
結果通知方法
担当者よりメールにてご連絡いたします。
連絡先
日本電信電話株式会社
NTT宇宙環境エネルギー研究所
採用担当
se-sokatsu-p@ntt.com
備考