求人公募情報閲覧

募集終了
更新日 : 2024年12月13日 募集終了日 : 2025年01月17日
募集終了
更新日 : 2024年12月13日
募集終了日 : 2025年01月17日

勤務地 : 近畿 - 京都府

公開開始日 : 2024年12月13日

京都大学生存圏研究所 研究員の公募

D124121046

国立大学

研究分野 : 自然科学一般 - 指定なし | ものづくり技術 - 指定なし | ライフサイエンス - 指定なし

研究員・ポスドク相当 : その他 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし

業務内容

  • 募集の背景、プロジェクトの説明

    生存圏研究所は、生存圏科学の共同利用・共同研究拠点として、人類の生存に必要な領域と空間、すなわち人間生活圏、森林圏、大気圏、および宇宙圏を「生存圏」としてグローバルにとらえ、その現状と将来を学術的に正しく理解・評価するとともに、その成果を踏まえて環境と調和した持続的社会の基盤となる先進的科学技術を探求しています。そのために5つの研究ミッションを設定し、問題解決型研究に取り組んでいます。

    生存圏科学のカバーする研究分野は多岐にわたるため、分野融合・学際研究を重要視しています。そこで生存圏研究所ではミッション専攻研究員を配置し、5つのミッションに関わる萌芽・融合的な研究プロジェクトを通して生存圏科学の創成を目指すとともに、広い視野を持った若手研究者の育成に取り組んでいます。

    https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/
  • 仕事内容・職務内容

    生存圏科学の創成を目指した5つのミッションに係わる萌芽・融合的な研究プロジェクトに取り組んでいただきます。

  • 配属部署

    既設部署

    生存圏研究所

職種

  • 研究員・ポスドク相当

研究分野

  • 自然科学一般 - 指定なし
  • ものづくり技術 - 指定なし
  • ライフサイエンス - 指定なし

給与

  • 時給 : 1900円 ~ 3900円

    本学支給基準により通勤手当を支給

勤務時間

  • 就業時間 : 09:00-16:00

    休憩時間 : 12:00-13:00

    休日 : 土日、祝日、年末年始、創立記念日

    時間外勤務、その他説明 : 週3~5日(土日、祝日、年末年始、創立記念日を除く) 週20時間~30時間 (1日7時間45分まで) 所定労働時間を超える労働無し。勤務日数・勤務時間等、委細応相談

募集要項

応募資格

  • 応募に必要な学歴・学位

    博士

    令和7年4月1日に博士の学位を有する方、または博士の学位取得が確実な方。

  • 説明

    申請にあたっては、事前に所内受入教員と十分に相談してください。

    ①令和7年4月1日に博士の学位を有する方、または博士の学位取得が確実な方。
    ②他に常勤の職等に就いていない方。
    ③学生、研究生等でない方。

雇用形態

  • その他

    時間雇用職員

契約期間

  • 任期あり - テニュアトラック以外

    原則として令和8年3月末日までですが、審査の上、次年度以降再任の可能性有り。最長2年。

    試用期間なし

勤務地

  • 〒611-0011 京都府 宇治市五ケ庄

    京都大学 宇治キャンパス (変更の範囲)大学が在宅勤務を許可又は命じた場合は自宅等

待遇

  • 各種制度

    通勤交通費支給制度 : あり

  • 加入保険

    健康保険 : あり

    厚生年金保険 : あり

    労災保険 : あり

    雇用保険 : あり

  • 就業場所における受動喫煙防止のための取組事項

    京都大学では、すべてのキャンパスにおいて、屋内での喫煙を禁止し、屋外では、 喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。

  • 待遇ー補足説明

    その他の諸手当・賞与・退職手当等の支給はなし

    ※いかなる理由であっても、内定通知に記された採用予定の日から3か月過ぎて京都大学に赴任できない場合は内定を取り消す場合がございます。

応募上の配慮

採用人数

    1名

  • 説明

    1名~2名

  • 採用日 : 2025年04月01日

    着任日 : 2025年04月01日

  • 求人内容補足説明

    京都大学生存圏研究所では、下記の要領にしたがって、ミッション専攻研究員を公募します。

    生存圏研究所は、生存圏科学の共同利用・共同研究拠点として、人類の生存に必要な領域と空間、すなわち人間生活圏、森林圏、大気圏、および宇宙圏を「生存圏」としてグローバルにとらえ、その現状と将来を学術的に正しく理解・評価するとともに、その成果を踏まえて環境と調和した持続的社会の基盤となる先進的科学技術を探求しています。そのために5つの研究ミッションを設定し、問題解決型研究に取り組んでいます。

    生存圏科学のカバーする研究分野は多岐にわたるため、分野融合・学際研究を重要視しています。そこで生存圏研究所ではミッション専攻研究員を配置し、5つのミッションに関わる萌芽・融合的な研究プロジェクトを通して生存圏科学の創成を目指すとともに、広い視野を持った若手研究者の育成に取り組んでいます。

    以下に生存圏研究所が掲げる5つのミッションについて記します。

    ミッション1: 環境診断・循環機能制御
    地球温暖化や極端な気象現象の増加などの環境変動の将来を予測するには、大型の大気観測レーダーや衛星などで現状の大気環境を精密に測定し、診断する必要があります。また、生物圏から大気圏にわたる物質輸送・交換プロセスのメカニズムを解明することも求められます。さらに、資源生産・物質循環に関わる植物・微生物群の機能の解析と制御を通じて、化石資源によらない再生可能植物バイオマス資源・有用物質の持続的な生産利用システムの構築をめざします。ミッション1では、物質循環の観点から生存圏全体を俯瞰するよう、あつかう領域を土壌圏にまで拡げています。

    ミッション2: 太陽エネルギー変換・高度利用
    ミッション2では太陽エネルギーを変換して高度利用するために、マイクロ波応用工学やバイオテクノロジー、化学反応などを活用して、太陽エネルギーを直接に電気・電波エネルギーや熱などに変換する研究を進めます。さらに、光合成による炭素固定化物であるバイオマスを介して、高機能な物質・材料に変換して有効利用する研究にも取り組みます。とくに高機能物質への変換を重点化し、その要素技術だけでなく全体システムにも展開します。

    ミッション3: 宇宙生存環境
    人工衛星、宇宙ステーション、ロケット、地上レーダー、計算機シミュレーションなどをもちいて、宇宙圏・大気圏の理解のための研究を深化・融合させ、生活圏や森林圏との連接性の解明に取り組みます。さらに、太陽フレアを原因とする放射線帯や磁気嵐の変動などの理解を深めて、スペースデブリや地球に接近する小惑星などの宇宙由来の危機への対策を提案できるようにします。気象・測位・通信衛星などの宇宙インフラの維持・発展にも貢献することで、宇宙環境の持続的な利用という社会的要請に応えます。さらには、生存環境への影響が甚大である小惑星の地球との衝突の可能性にそなえて、地球衝突の前に小惑星の軌道の微修正する工学的対応にも取り組みます。ミッション3では、宇宙圏環境の理解と利用だけでなく、生存環境としての維持・改善、ひいては大気圏、森林圏、生活圏との連接性も重点化します。

    ミッション4: 循環材料・環境共生システム
    環境共生とバイオマテリアルの利活用を両立させるために、循環型生物資源のなかでも、とくに木質資源の持続的利用を進めます。そのために生存圏科学に由来するすべての技術を結集して生物本来の構造や機能を理解し、それらを最大限に引き出す多彩な機能性材料の創製、木質材料等を用いた安全・安心な建築技術を開発します。さらには、資源の供給源である生態系と、これを消費する人間活動との調和と発展の実現にむけて、樹木、植物、昆虫、微生物の管理・利用法を研究します。基礎・応用の両面から研究に取り組み、豊かな文化にもとづく環境未来型の生活圏のありかたを模索することで、森林環境の安定と保全をはかり、生活環境のさらなる向上を実現することを目的とします。木質資源を基盤に、自然との共存を継承・継続する技術、材料を開発するなど、「創造」を意識するミッションとして、いっそうの発展をめざします。

    ミッション5: 高品位生存圏
    人類の産業・経済活動の急速な拡大により、生存圏の特性に大きな変化が生じています。人の健康や安心・安全な生活を支える生存環境もおびやかされています。そこで、これまでのミッションの成果を基礎に、人の健康や環境の調和、脱化石資源社会の構築、生活情報のための宇宙インフラ構築とその維持、木の文化と木材文明による社会貢献などに取り組み、生存圏の質を向上させます。ミッション5は、生存研が平成27年度まで5年をかけて推進してきた課題設定型共同研究「生存圏科学の新領域開拓」の発展型と位置づけることができます。国内外のコミュニティと連携しつつ、生存研のミッション全体の成果をもとに、人をとりまく生存環境の向上をめざした課題解決型の研究を推進します。





募集期間

  • 2024年12月13日~2025年01月17日 必着

    2025年1月17日 17時必着

応募方法

  • 応募書類

    履歴書 : 郵送

    Google Formsから提出をお願いいたします。


    業績リスト : 郵送
    Google Formsから提出をお願いいたします。

    その他の郵送書類
    Google Forms以外で応募書類提出をご希望の場合は、上記応募書類をCD-RやUSBメモリなどに入れて下記までご送付ください。
    〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄  京都大学 生存圏研究所 担当事務室 
    (封筒の表に「ミッション専攻研究員応募書類在中」と朱書きし、郵送の場合は簡易書留にすること)

    (ア)履歴書(顔写真貼付):氏名、生年月日、学歴、職歴、メールアドレス等
    (イ)提案プロジェクト名、専門分野、関連ミッション
    (ウ)これまでの研究活動(2000字程度)
    (エ)研究の目的と抱負(1000字程度)
    (オ)研究の計画(具体的に記入してください。4000字程度)
    (カ)応募者の研究、人物を照会できる方(2名)の氏名および連絡先
    (キ)受入の生存圏研究所教員氏名 
    ※申請にあたっては、事前に所内受入教員と十分に相談してください
    (ク)研究業績リスト(原著論文、著書、特許、その他)および主要論文の別刷またはコピー3編以内

  • 応募書類の返却

    応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。

  • 応募書類の提出方法(郵送書類)

    〒611-0011 京都府 宇治市五ケ庄
    京都大学 生存圏研究所 担当事務室 

    注意事項 : Google Forms以外で応募書類提出をご希望の場合は、上記応募書類をCD-RやUSBメモリなどに入れて下記までご送付ください。
    〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄  京都大学 生存圏研究所 担当事務室 
    (封筒の表に「ミッション専攻研究員応募書類在中」と朱書きし、郵送の場合は簡易書留にすること)

  • ※募集期間外です。

JREC-IN Portal Web応募
不可
電子メール応募
不可
求人機関Web応募
不可

選考・結果通知

  • 選考内容

    書類選考

  • 結果通知方法

    メールにて通知

連絡先

京都大学

生存圏研究所担当事務室

上地恭子

0774383603

uji.rish-jimu(at)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

※(at)を@に変更して送信してください。

備考

提出いただいた書類は、採用審査にのみ使用します。
正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。 
応募された書類はお返ししませんので、予めご了承願います。

京都大学は男女共同参画を推進しています。その一環として、雇用の分野における男女の均等な機会および待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法)第8条の規程に基づき、選考において評価が同等と認められた場合は、女性を優先して採用します。多数の女性研究者の積極的な応募を期待します。



戻る