勤務地 : 関東 - 茨城県
公開開始日 : 2025年01月10日
D125010433
国立研究開発法人国立環境研究所
研究分野 : 環境 - 環境政策、環境配慮型社会 | 人文・社会 - 公共経済、労働経済 | 人文・社会 - 新領域法学 | 人文・社会 - 経営学 | 人文・社会 - 社会学
研究員・ポスドク相当 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
国立環境研究所は幅広い環境研究に学術的かつ総合的に取り組む我が国唯一の公的な機関です。
https://www.nies.go.jp/仕事内容・職務内容
国際的なサーキュラーエコノミーの進展に伴い、リデュース・リユース・リサイクルを促進させるとともに、ライフサイクル全体を射程に入れた取組を推進し、製品やサービスの生産と供給形態を転換させて資源の採掘や利用等に伴う環境負荷の低減を図ることなどが期待されている。そのための経済インセンティブを与える制度をどのように設計していくか、いかに行動変容を促すか、また、法制度としてどのような制度設計が考えられるのか、有効と考えられる制度や取組は国内外でどのような運用をされているのか、などの多くの経済・法・政策上の問いが残されている。
他方、環境問題が複雑に相互関係するなか、脱炭素(カーボンニュートラル)や自然共生(ネイチャーポジティブ)分野における取組がサーキュラーエコノミー分野(循環型社会および廃棄物の分野を含む)の目標実現に及ぼすシナジーやトレードオフへの関心が高まっている。
本研究業務では、上記の問題認識のもと、サーキュラーエコノミーと循環型社会の構築を推進する経済・法・政策に関する研究もしくは上記三分野の関係に着眼する研究を実施する。具体的には、以下のとおり。
サーキュラーエコノミー・廃棄物分野に関する
a)経済分析(税、補助金、デポジット、メカニズムデザインなど)
b)責任や法・制度の研究(拡大生産者責任、法制度比較、ネットワーク分析、トランジションなど)
c)政策評価と計測指標の研究
d)ビジネスモデルや行動科学に基づく行動変容の研究(ナッジ、ゲーム理論、参加型手法など)
e)その他の人文社会科学研究
のいずれか一つ以上の研究業務、
もしくは、脱炭素・自然共生分野における研究f)からサーキュラーエコノミーの分野との接点である研究g)~h)や研究a)~e)へと展開していく研究業務を実施する。
f)脱炭素もしくは自然共生分野における人文社会科学研究
g)脱炭素-自然共生-サーキュラーエコノミーの分野統合的な政策アプローチに関する研究
h)脱炭素もしくは自然共生分野の政策がサーキュラーエコノミー分野の目標実現に及ぼすシナジーやトレードオフを把握・管理する研究
応募者は上記を研究業務の当面の対象とするが、その他の政策関連研究についても自律的に研究展開をしていくことが望まれる。
(業務の内容 変更の範囲)
国立研究開発法人国立環境研究所が行う、研究及び研究に付随する事務業務全般
配属部署
既設部署
資源循環領域 資源循環社会システム研究室
注意事項 :
(就業場所)茨城県つくば市小野川16-2
(就業場所 変更の範囲)なし
(受動喫煙対策)屋内禁煙、特定屋外喫煙場所あり
職種
研究分野
給与
年収 : 400万円 ~
基本給:特別研究員(年俸制※1/12 を毎月支給) 4,968,000円より
基本給:准特別研究員(日給制) 14,060円より(規程に基づき決定)
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土日祝日、年末年始(12/29-1/3)週休2日制
時間外勤務、その他説明 : 裁量労働制は勤務日に対象業務に従事した場合、1日について8時間 15 分勤務したものとみなします。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士 / 修士
説明
以下のすべての要件を満たすこと。
(1)採用時点で博士の学位取得者、あるいは同等の研究能力を有する修士号取得者。
(2)経済学、法学、政策学、経営学、行動科学などの上記研究内容に関連する社会科学分野の研究業績があること(工学などの自然科学分野であっても社会科学の要素が強い分野の業績であれば、ここに含まれるものとする。学際的もしくは分野統合的な業績も同様)。
(3)学術論文の執筆経験を有すること。
雇用形態
契約職員・契約社員
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
採用日より2026年3月31日まで。なお、研究所の事業計画、勤務実績等の状況により2030年3月31日(最長更新限度)までの間に限り、年度単位での更新があり得ます。
試用期間あり
6箇月
勤務地
待遇
各種制度
賞与制度 : 各種規程による。
通勤交通費支給制度 : 各種規程による。
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
屋内禁煙
待遇ー補足説明
(職種)特別研究員(契約職員・ポスドク相当)又は准特別研究員
(雇用形態)フルタイム
(1日の勤務時間)特別研究員 裁量労働制
准特別研究員 7時間45分
裁量労働制は勤務日に対象業務に従事した場合、1日について8時間15分勤務したものとみなします。
(時間外及び休日勤務の有無)有
(給与)「国立研究開発法人国立環境研究所契約職員給与規程」に基づき支給する。
基本給特別研究員(年俸制※1/12 を毎月支給) 4,968,000円より
准特別研究員(日給制) 14,060円より(規程に基づき決定)
(試用期間)6箇月(試用期間中の労働条件同一)
(社会保険)国家公務員共済組合法、健康保険法、厚生年金保険法、雇用保険法及び介護保険法の定めるところによります。
(その他就業関係)「国立研究開発法人国立環境研究所契約職員就業規則」及びその他関連規程等は公募URLよりご確認ください。
応募上の配慮
採用人数
1名
説明
(職種)特別研究員または准特別研究員
採用日 : 2025年04月01日
着任日 : 2025年04月01日
求人内容補足説明
[勤務地住所等]
〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 国立研究開発法人国立環境研究所
資源循環領域
[着任時期]
2025年4月1日以降のなるべく早い時期
募集期間
2025年01月10日~2025年01月27日 必着
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
・これまでの職務・研究等の概要(A4判1~2枚程度) 1部
・研究に対する抱負(A4判で1~2枚程度) 1部
・「業務の内容」第3段落以降に記載した研究内容についての研究計画(A4判で1~2枚程度) 1部
(「業務の内容」a)~h))のいずれか、あるいは複数に該当するかを明記したうえで、当該研究内容の目的、方法、期待される結果などを簡潔に記載すること。1~3年で実施する研究を想定すること。様式は問わない。)
・所見を求めうる方2名の氏名および連絡先 1部
・研究業績目録(原著論文、著書、総説・解説、口頭発表、研究調査報告書の別に記載) 1部
・主要研究論文の別刷りまたはコピー(最大3編) 各1部
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
※募集期間外です。
選考・結果通知
選考内容
書類審査の後、面接を行い決定する。面接を行う者には別途連絡をする。面接は、オンラインでの面接も可とする。
(決定予定時期:2025年2月下旬)
結果通知方法
公募URLをご確認の上、ご不明な点は以下までご連絡ください。
国立研究開発法人国立環境研究所
(住所) 〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2
(ユニット名) 資源循環領域
(室名) 資源循環社会システム研究室
(氏名) 田崎 智宏
(TEL) 029-850-2988
(E-mail) tasaki.tomohiro(半角で@nies.go.jpをつけてください。)
連絡先
国立研究開発法人国立環境研究所
資源循環領域
田崎 智宏
0298502988
tasaki.tomohiro@nies.go.jp
備考
[公募番号]
R07-R-006
本公募は科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律第15条の2の対象業務に該当します。
※科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律と労働契約法第18条の通算契約期間に関しては、厚生労働省のHPを参照してください。