勤務地 : 関東 - 東京都
公開開始日 : 2025年04月15日
D125040929
慶應義塾大学
研究分野 : その他 - その他 - ヒト生物学、微生物学、細胞生物学(タンパク質損傷・細胞修復など)、構造生物学、分子生物学 (霊長類プロテオスタシス、タンパク質分解) | その他 - その他 - 微生物学、脳神経科学、免疫学、腫瘍学、ゲノム科学、薬学 | その他 - その他 - 量子計算科学、計算機科学、情報科学、人工知能
研究員・ポスドク相当 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
慶應義塾大学WPI Bio2Q研究拠点(以下「Bio2Q」という)は、自由な発想で主体性を持ってBio2Q関連研究を強力に推進する研究者を、2025年度採用のポスドク研究員として募集します。
制度の概要
WPIプログラムは世界に通用する優秀な研究者が集う魅力ある研究拠点を形成し、これまでの学術の体系や方向を大きく変革させることを先導し、新しい学問領域の創成を目指すことが求められています。
Bio2Qでは、マイクロバイオーム(微生物叢)を鍵にしながら、粘膜上皮・免疫・神経・代謝系などによってヒト恒常性がどのように統御されているかという問いにチャレンジします。この取り組みにより、ヒト多臓器円環メカニズムを従来よりも数段高い解像度で理解する新しいライフサイエンスを実行します。収集した超マルチオミクスデータを、AIとともに量子コンピューティング解析し、ヒト表現型の背後に隠れた未知の多臓器連関経路を開拓し、更に浮かび上がってきた仮説をリバーストランスレーションによって実験室レベルで検証し、「因果」を明らかにするという作業循環を構築します。そこで、創造性、独創性に富んだ若手研究者が、Bio2Q研究領域を勘案し、自らが設定した研究課題について、自由な発想で主体的に研究できる場を、Bio2Q研究拠点において提供し、将来国際的に活躍する研究者を育成する制度として、「Bio2Qポスドク制度」を実施します。
拠点の概要
https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-toplevel/05_kousoh/017Bio2Q.pdf
拠点の構想
https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-toplevel/05_kousoh/1-17Bio2Q.pdf
WPIの理念である国際性・多様性の推進の観点から、公正な評価に基づき職務に必要とされている能力が同等と認められる場合は、海外研究者と女性研究者を優先的に採用します。拠点内の公用語は、英語です。
仕事内容・職務内容
数理科学(純粋数学、応用数学、計算機科学、情報科学、人工知能など)、生物科学(細胞生物学(タンパク質損傷・細胞修復など)、発生生物学、構造生物学、微生物学、分子生物学 (霊長類プロテオスタシス、タンパク質分解)、可視化・計測など)、医薬科学(脳神経科学、免疫学、癌、ゲノム科学など)の科学技術分野で、Bio2Qの研究領域に関連性を有するもの。
※現在、特に、AI および機械学習に強いバックグラウンドを持つ科学者、または量子コンピューティングアルゴリズムに関する実績のある経験を持つ科学者を歓迎します 。
Bio2Qの研究分野および受け入れ対象研究室は下記ウェブサイトよりご確認ください。
https://drive.google.com/file/d/1jecsIl2c1nMibir-1szWJ995i7P8kxDa/view?usp=drive_link
配属部署
既設部署
WPI ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター (Bio2Q)
職種
研究分野
ヒト生物学、微生物学、細胞生物学(タンパク質損傷・細胞修復など)、構造生物学、分子生物学 (霊長類プロテオスタシス、タンパク質分解)
微生物学、脳神経科学、免疫学、腫瘍学、ゲノム科学、薬学
量子計算科学、計算機科学、情報科学、人工知能
給与
年収 : 500万円 ~ 700万円
給与は年俸制で、経験年数及び能力、実績に基づき決定します。
モデル給与:年俸600-700万円程度
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:00
休日 : 休日(日曜、祝日、年末年始、義塾の定めた日 (福澤先生誕生日1月10日他)※日曜などの休日勤務がある場合もあります
時間外勤務、その他説明 : 勤務形態:週実働40時間(応相談)
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
説明
下記1~3の条件を全て満たす者であること。
1. WPI Bio2Qの趣旨、研究領域に基づき、研究を主体的に遂行する意志のある者。
2. 採用時点で博士号を取得している者。
3. 2025年度内(2025年8月1日以降のなるべく早い時期~2026年3月31日)に着任可能な者 (応相談)。
雇用形態
契約職員・契約社員
常勤
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
1. 採用日から3年間。(採用日は2025年8月1日以降のなるべく早い時期。
事情により応相談。)
2. 単年度契約制。毎年審査に基づいて更新。更新は最長2032年3月31日まで。
試用期間なし
勤務地
Bio2Q研究拠点内の受入研究室。メインキャンパスは慶應義塾大学医学部(東京都新宿区信濃町)ですが、受入研究室によっては、勤務地が異なる可能性があります。
待遇
各種制度
通勤交通費支給制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
待遇ー補足説明
残務手当、賞与、退職一時金は支給対象外。
赴任手当の支給あり。
応募上の配慮
面接実施に関しての配慮(海外など遠方にお住まいの方、他)
面接をオンラインでも選択可能とします。
採用人数
2名
説明
募集人数上限を採用するまで募集します。
募集期間
2025年04月15日~2026年03月31日 必着
募集人数上限を採用するまで募集します。
応募方法
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
選考・結果通知
選考内容
書類による一次審査の通過者に対して、英語による面接、公開セミナー(英語)での講演審査を行います。遠隔地の方には、オンライン会議システムを使用して面接を行うことがあります。
結果通知方法
メールにて選考結果をお知らせします。
連絡先
慶應義塾大学
信濃町キャンパス学術研究支援課(WPI(Bio2Q)担当)
人事広報
bio2q_recruiting@info.keio.ac.jp
備考
慶應義塾大学は男女共同参画を推進しています。
本公募で得た個人情報は、他の目的に使用することはありません。