勤務地 : 関東 - 東京都
公開開始日 : 2025年05月19日
D125051099
情報・システム研究機構国立情報学研究所
研究分野 : 情報通信 - 指定なし | その他 - 指定なし
准教授相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
助教相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
国立情報学研究所(NII)の使命は、我が国唯一の情報学を専門とする学術総合研究所として、情報学という学術分野において長期的な視点に立つ基礎研究ならびに社会課題の解決を目指した実践的な研究を推進することにあります。情報学は、計算機科学や情報工学だけでなく、人文・社会科学や生命科学など他の領域とも融合し、社会のあらゆる側面に関わる学問領域です。同時に、大学共同利用機関として全国の学術コミュニティ全体の研究・教育活動を支える学術情報基盤(ネットワーク基盤、学術認証基盤、クラウド基盤、セキュリティ基盤、研究データ基盤、教育基盤等)の事業を展開・発展させること、そして、これらの活動を通して人材育成と社会・国際貢献に努めることも重要な使命です。
以上を踏まえて、本公募では、後者の学術情報基盤に従事する研究教育職員を募集します。我が国における学術情報基盤の未来を自身が開拓するという気概を持ち、国内外の学術コミュニティと連携してその研究開発・実用化を推進し、さらには、安定的運用と利用推進を通じて社会に貢献できる研究者を求めます。学術情報基盤に従事する研究教育職員には、NIIの研究系(情報学プリンシプル研究系、アーキテクチャ科学研究系、コンテンツ科学研究系、情報社会相関研究系のうち一つ)、ならびに学術情報基盤事業に関わる研究センター(学術ネットワーク研究開発センター、トラスト・デジタルID基盤研究開発センター、クラウド基盤研究開発センター、ストラテジックサイバーレジリエンス研究開発センター、オープンサイエンス基盤研究センター、知識コンテンツ科学研究センターのうち一つ)に所属し、専門研究領域ならびに学術情報基盤の研究開発を推進いただきます。また、適性を有する方については、本人のご希望があれば、国立大学法人総合研究大学院大学(総研大)での大学院教育を担当いただく場合があります。
なお、NIIでは、学術情報基盤事業に関わる研究教育職員が事業に集中出来るとともに、事業に関わる実績が高く評価されるキャリアパスの確立にも努めています。
仕事内容・職務内容
希望研究開発分野として、以下の中でもっとも近いものを選んで履歴書に記入して下さい。(必ずしも分野を限定するものではありません。)
-学術情報ネットワーク(SINET)
ネットワーク基盤SINET6の運用に携わりつつ、次世代のネットワークのコンセプト、革新的なネットワーク機能・新サービス、ネットワーク運用高度化・可視化機能などの提案や開発を担当。また、国内外のSINET利用者との共同研究・共同開発、教育機関や医療機関などとの連携にも従事。
-学術認証基盤
学術認証事業(学認、UPKI、eduroam)の基幹システムの運用に携わりつつ、認証認可基盤・運用技術、トラストフェデレーションの運用技術などを通して、学認を基軸とする学術認証基盤の高度化や、サイバー空間における学術活動を促進するサービス基盤などの提案、研究開発を担当。国内の大学・研究機関等との研究開発や運用の連携(学術認証事業、HPCI等)に加えて、欧米やアジアとの国際連携にも従事。
-クラウド基盤
クラウドを活用した高度な研究教育基盤の整備を目指し,クラウド,ストレージおよびIoT技術を活用したデータ収集・蓄積・解析のためのソフトウェア技術ならびにクラウド基盤の運用技術などに関わる研究開発,研究開発成果を活用した新サービスの提案・整備・運用を担当。また、これらのサービスに必要な計算機システムおよびストレージシステムの設計・整備・運用、大学・研究機関等とのクラウド技術またはその応用分野における共同研究、クラウド導入・利用支援にも従事。
-セキュリティ基盤
通信内容を解析しない新たなサイバー攻撃対策としてトラフィック挙動分析、脅威インテリジェンス相関分析などによる検知手法の開発、あるいは、実空間から収集したデータの解析手法とその結果の信頼性を確保するセキュアデータ管理技術の研究開発を担当。また、国内外の研究者と共にサイバー攻撃に対する抗堪性を備えたネットワーク運用技術や有線・無線ネットワークにおけるサービス継続技術などの共同研究に従事。
-研究データ基盤・知識基盤
研究データのライフサイクルに沿った最先端の支援環境を提供するための基盤NII Research Data Cloudの全国展開に向けての運用や機能拡張、あるいは、新サービスの提案や、大規模言語モデルに基づく知識基盤構築などの研究開発を担当。国際的な連携の下で基盤を開発するとともに、海外での利用普及活動にも従事。
-教育基盤
オンライン会議システムや学習管理システムの高度化を見据え、国内の教育ICT環境の水準を一気に高機能化・高効率化するための共通基盤の研究開発を担当。大学間で連携した教育コンテンツや教育データを開発・分析・共有するためのフレームワークの構築なども含め、将来の事業化に向けた取り組みにも従事。
配属部署
既設部署
情報・システム研究機構 国立情報学研究所
職種
研究分野
給与
准教授相当
年収 : 700万円 ~ 800万円
助教相当
年収 : 500万円 ~ 700万円
勤務時間
准教授相当
就業時間 : 09:00-17:45
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 完全週休二日制
時間外勤務、その他説明 : 専門業務型裁量労働制適用予定。1日7時間45分勤務したこととみなす。
助教相当
就業時間 : 09:00-17:45
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 完全週休二日制
時間外勤務、その他説明 : 専門業務型裁量労働制適用予定。1日7時間45分勤務したこととみなす。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
説明
原則として博士の学位取得又は取得見込みの者。(人文・社会科学系の研究者にあっては、これに準ずる者を含みます。)
雇用形態
准教授相当
正職員・正社員
助教相当
正職員・正社員
契約期間
准教授相当
任期あり - テニュアトラック以外
7年間
-優れた研究実績等があると認められた場合は任期のない職で採用することもあります。
-在任中に優れた成果を出された場合には昇任、任期のない職への任用を積極的に行います。
試用期間あり
使用期間は6か月(給与等の待遇に変更なし)
助教相当
任期あり - テニュアトラック以外
7年間
-優れた研究実績等があると認められた場合は任期のない職で採用することもあります。
-在任中に優れた成果を出された場合には昇任、任期のない職への任用を積極的に行います。
試用期間あり
使用期間は6か月(給与等の待遇に変更なし)
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : あり
賞与制度 : あり
退職金制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
定年制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
待遇ー補足説明
勤務条件等:
- 情報・システム研究機構職員就業規則等が適用されます。
- 給与については、原則として、情報・システム研究機構新年俸制適用職員給与規程に定める新年俸制給与等を適用します。
応募上の配慮
採用人数
2名
説明
准教授又は助教 あわせて若干名
(※教授としての採用を考慮する場合もあります。)
採用日 : 2026年04月01日
着任日 : 2026年04月01日
求人内容補足説明
情報・システム研究機構 国立情報学研究所 研究教育職員 募集要項
(学術情報基盤事業に従事する研究教育職員の募集)
本件については、国立情報学研究所ホームページに掲載されています。
1.公募職名・人員:
准教授又は助教 あわせて若干名
(※教授としての採用を考慮する場合もあります。)
2.採用時期:
原則として 2026年4月1日
3.任期:
-7年間
-優れた研究実績等があると認められた場合は任期のない職で採用することもあります。
-在任中に優れた成果を出された場合には昇任、任期のない職への任用を積極的に行います。
4.勤務条件等:
-情報・システム研究機構職員就業規則等が適用されます。
-給与については、原則として、情報・システム研究機構新年俸制適用職員給与規程に定める新年俸制給与等を適用します。
5.NIIの特徴と期待される研究者:
国立情報学研究所(NII)の使命は、我が国唯一の情報学を専門とする学術総合研究所として、情報学という学術分野において長期的な視点に立つ基礎研究ならびに社会課題の解決を目指した実践的な研究を推進することにあります。情報学は、計算機科学や情報工学だけでなく、人文・社会科学や生命科学など他の領域とも融合し、社会のあらゆる側面に関わる学問領域です。同時に、大学共同利用機関として全国の学術コミュニティ全体の研究・教育活動を支える学術情報基盤(ネットワーク基盤、学術認証基盤、クラウド基盤、セキュリティ基盤、研究データ基盤、教育基盤等)の事業を展開・発展させること、そして、これらの活動を通して人材育成と社会・国際貢献に努めることも重要な使命です。
以上を踏まえて、本公募では、後者の学術情報基盤に従事する研究教育職員を募集します。我が国における学術情報基盤の未来を自身が開拓するという気概を持ち、国内外の学術コミュニティと連携してその研究開発・実用化を推進し、さらには、安定的運用と利用推進を通じて社会に貢献できる研究者を求めます。学術情報基盤に従事する研究教育職員には、NIIの研究系(情報学プリンシプル研究系、アーキテクチャ科学研究系、コンテンツ科学研究系、情報社会相関研究系のうち一つ)、ならびに学術情報基盤事業に関わる研究センター(学術ネットワーク研究開発センター、トラスト・デジタルID基盤研究開発センター、クラウド基盤研究開発センター、ストラテジックサイバーレジリエンス研究開発センター、オープンサイエンス基盤研究センター、知識コンテンツ科学研究センターのうち一つ)に所属し、専門研究領域ならびに学術情報基盤の研究開発を推進いただきます。また、適性を有する方については、本人のご希望があれば、国立大学法人総合研究大学院大学(総研大)での大学院教育を担当いただく場合があります。なお、NIIでは、学術情報基盤事業に関わる研究教育職員が事業に集中出来るとともに、事業に関わる実績が高く評価されるキャリアパスの確立にも努めています。
6.研究開発分野:
希望研究開発分野として、以下の中でもっとも近いものを選んで履歴書に記入して下さい。(必ずしも分野を限定するものではありません。)
-学術情報ネットワーク(SINET)
ネットワーク基盤SINET6の運用に携わりつつ、次世代のネットワークのコンセプト、革新的なネットワーク機能・新サービス、ネットワーク運用高度化・可視化機能などの提案や開発を担当。また、国内外のSINET利用者との共同研究・共同開発、教育機関や医療機関などとの連携にも従事。
-学術認証基盤
学術認証事業(学認、UPKI、eduroam)の基幹システムの運用に携わりつつ、認証認可基盤・運用技術、トラストフェデレーションの運用技術などを通して、学認を基軸とする学術認証基盤の高度化や、サイバー空間における学術活動を促進するサービス基盤などの提案、研究開発を担当。国内の大学・研究機関等との研究開発や運用の連携(学術認証事業、HPCI等)に加えて、欧米やアジアとの国際連携にも従事。
-クラウド基盤
クラウドを活用した高度な研究教育基盤の整備を目指し,クラウド,ストレージおよびIoT技術を活用したデータ収集・蓄積・解析のためのソフトウェア技術ならびにクラウド基盤の運用技術などに関わる研究開発,研究開発成果を活用した新サービスの提案・整備・運用を担当。また、これらのサービスに必要な計算機システムおよびストレージシステムの設計・整備・運用、大学・研究機関等とのクラウド技術またはその応用分野における共同研究、クラウド導入・利用支援にも従事。
-セキュリティ基盤
通信内容を解析しない新たなサイバー攻撃対策としてトラフィック挙動分析、脅威インテリジェンス相関分析などによる検知手法の開発、あるいは、実空間から収集したデータの解析手法とその結果の信頼性を確保するセキュアデータ管理技術の研究開発を担当。また、国内外の研究者と共にサイバー攻撃に対する抗堪性を備えたネットワーク運用技術や有線・無線ネットワークにおけるサービス継続技術などの共同研究に従事。
-研究データ基盤・知識基盤
研究データのライフサイクルに沿った最先端の支援環境を提供するための基盤NII Research Data Cloudの全国展開に向けての運用や機能拡張、あるいは、新サービスの提案や、大規模言語モデルに基づく知識基盤構築などの研究開発を担当。国際的な連携の下で基盤を開発するとともに、海外での利用普及活動にも従事。
-教育基盤
オンライン会議システムや学習管理システムの高度化を見据え、国内の教育ICT環境の水準を一気に高機能化・高効率化するための共通基盤の研究開発を担当。大学間で連携した教育コンテンツや教育データを開発・分析・共有するためのフレームワークの構築なども含め、将来の事業化に向けた取り組みにも従事。
7.資質・経験等:
各分野において、独創的かつ革新的な学術情報基盤の研究開発を遂行するのに充分な資質と意欲を有する者
8.応募資格:
原則として博士の学位取得又は取得見込みの者(人文・社会科学系の研究者にあっては、これに準ずる者を含みます。)
9.応募書類:
-履歴書(別紙様式1)
希望研究開発分野、職種(准教授又は助教)を記入してください。
-研究・開発業績(別紙様式2)
論文、著書等を公表年の新しいものから順に記載し、主要業績3編について全文のコピーを添付してください。
-研究・開発業績(別紙様式3)
現在までの研究・開発業績の紹介および着任後の抱負を記載ください(2,000字程度)
-学会における活動状況(別紙様式4)
-職域における活動状況(別紙様式5)
-社会における活動状況(別紙様式6)
-推薦書/照会先
推薦書は2通必要となります。また、推薦書は推薦者からNIIに直接送付して下さい (「14.応募書類の送付方法」を参照)。
10.応募期限:
2025年 7月11 日(金)【必着】
11.選考方法:
書類審査及び面接
-書類審査合格者を対象に面接を行います。
-面接は、8月に行います。
-面接日時は国立情報学研究所が指定する日時の範囲内で調整します。
-面接に要する旅費、宿泊費等は応募者の負担とします。
-本募集に関しては、原則対面で行いますが、状況によってはオンラインで行う可能性もあります。
12.採否(内定)通知:
2025年10月末頃までに本人あてに採否(内定)を通知します。
13.問合せ先:
-応募書類、身分等について
情報・システム研究機構 国立情報学研究所
総務部 総務企画課 人事チーム
E-mail: 2025koubo-s( at )nii.ac.jp
-研究開発内容について
情報・システム研究機構 国立情報学研究所
副所長(事業担当) 合田 憲人
E-mail: 2025koubo-s ( at )nii.ac.jp
14.応募書類の提出方法:
-本募集の応募は、JREC-IN Portalの「Web応募」又は電子メールにて受け付けます。
JREC-IN Portalの「Web応募」の場合は、別紙様式1~6はそれぞれPDFファイルとし、1つのZIPファイルにまとめて提出してください。併せて、応募の旨を上記問い合わせ先へ電子メールによりお知らせください。
-電子メールでの応募の場合は前項同様、応募書類を1ファイルにまとめ、上記問い合わせ先に電子メールの添付ファイルとしてお送りください。その際、件名を「研究教育職員応募(○○ ○○)」(括弧内には応募者の氏名を記載)としてください。
-推薦書は、推薦者に、推薦書を上記問い合わせ先に、電子メールの添付ファイルで直接送付するように依頼してください。その際、メールの件名を「推薦書(○○ ○○)」(括弧内には応募者の氏名を記載)とし、本文に推薦者の氏名を明記するようにお願いしてください。
-応募書類の送信後、5日以内に返事がない場合には、再度メールにてご連絡下さい。
15.その他:
-個人情報の取扱いについて
本公募に関連して提出された個人情報については、選考の目的に限って利用し、選考終了後は、職員として採用される方の情報を除き、全ての個人情報は責任をもって破棄します。職員として採用される方については、人事、労務、給与関係処理等採用手続き及び研究・教育等、所内の各種手続きに使用させていただきます。
-男女共同参画への取り組みについて
国立情報学研究所では、男女共同参画への取り組みとして、女性研究者の積極的登用を行っています。本公募においても、業績(研究業績、教育業績、社会貢献等)の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。また、選考の際は、産後休暇、育児休業および介護休業の取得期間を考慮いたします。
-クロスアポイントメントについて
国立情報学研究所では、国内外の大学等との人事交流を促進するため、クロスアポイントメントの考え方に基づいた雇用も考慮いたします。
-学術情報基盤事業に従事する特任研究員について
国立情報学研究所では学術情報基盤事業に従事する特任研究員(特定有期雇用職員)の採用も行っています。本公募の応募者のうち、適性を有する方については、本人のご希望があればそちらでの採用を考慮する場合があります。
-研究環境について
国立情報学研究所の研究環境についてこちらも参考にしてください。(NII Today No. 101 若手研究者と研究環境)
募集期間
2025年05月19日~2025年07月11日 必着
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の電子応募書類
推薦書
推薦書は2通必要となります。また、推薦書は推薦者からNIIに直接送付して下さい
推薦者に、推薦書を上記問い合わせ先に、電子メールの添付ファイルで直接送付するように依頼してください。その際、メールの件名を「推薦書(○○ ○○)」(括弧内には応募者の氏名を記載)とし、本文に推薦者の氏名を明記するようにお願いしてください。
応募書類の提出方法(郵送書類)
〒101-8430 東京都 千代田区一ツ橋2丁目1-2 情報・システム研究機構 国立情報学研究所
公募のURL
選考・結果通知
選考内容
- 書類審査合格者を対象に面接を行います。
- 面接は、8月に行います。
- 面接日時は国立情報学研究所が指定する日時の範囲内で調整します。
-面接に要する旅費、宿泊費等は応募者の負担とします。
- 本募集に関しては、原則対面で行いますが、状況によってはオンラインで行う可能性もあります。
結果通知方法
2025年10月末頃までに本人あてに採否(内定)を通知します
連絡先
情報・システム研究機構国立情報学研究所
国立情報学研究所総務部総務企画課人事チーム
佐藤 隆介
0342122018
jinji@nii.ac.jp
備考