勤務地 : 関東 - 茨城県
公開開始日 : 2025年05月23日
D125051456
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
研究分野 : エネルギー - 原子力工学 | エネルギー - 量子ビーム科学
准教授相当 : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
その他 - 副主任研究員(准教授相当) : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
東京電力ホールディングス㈱福島第一原子力発電所(1F)では、汚染水処理二次廃棄物、燃料デブリ等の放射性物質が発生し、これを長期間安全に保管する必要があります。
水素の燃焼・爆発のリスクに対しては、現在、その放射性物質での放射線効果をベースとした「水素発生予測法の高度化」に関する研究開発が、国のプロジェクト等で進められていますが、その物質は多様かつ複雑な組成・構造(複雑系)をもち、α線・β線・γ線を同時に放出する(複合照射場)物質であるため、これまでの知見・技術だけでは不十分で、さらに、放射線誘起現象だけでなく、関連する物理・化学現象も広く深く理解した上で放射線効果を究明して、その「高度化」を達成する必要があります。
この極めてチャレンジングで先駆的な研究開発を廃炉現場での実装を目指して、廃炉環境国際共同研究センター 廃炉システムグループで推進しています。
仕事内容・職務内容
今回の募集では、1F廃炉に向けた放射性物質の長期保管・管理のための放射線効果に関する研究開発を担う方を募集します。特に、放射線物理・化学、実験・計算化学、原子力学等の専門知識を有し、加速器等を駆使した実験や反応・放射線輸送解析コードを用いた計算による放射線分解・照射効果に関する研究・開発経験を有する方を求めます。
また、将来、放射線研究等の分野を主導し、チームをまとめるリーダーとしての活躍を期待するので、競争資金等の代表としての実績や、外部機関との研究推進等のマネジメント経験、英語でのコミュニケーション能力を有していることが望ましいです。
配属部署
既設部署
福島廃炉安全工学研究所 廃炉環境国際共同研究センター 廃炉システムグループ
職種
副主任研究員(准教授相当)
研究分野
給与
職種共通
年収 : 700万円 ~
勤務時間
職種共通
就業時間 : 09:00-17:30
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)、創立記念休日、 年次休暇、夏期休暇等
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
業務における経験
(1)博士号の学位(博士(理学)又は博士(工学)等)を有する方
(2)査読付きの主著論文3報以上執筆した方
(3)加速器等を駆使した実験や反応・放射線輸送解析コードを用いた計算による放射線分解・照射効果に関する研究・開発経験を有する方が望ましい。
雇用形態
職種共通
正職員・正社員
常勤
契約期間
職種共通
任期なし - テニュアトラック以外
試用期間あり
試用期間6ヶ月
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : 年1回(10月)
賞与制度 : 年2回(6月、12月)
退職金制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
定年制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
待遇ー補足説明
[採用後の待遇(給与、勤務時間、休日、雇用期間、保険等)]
1.勤務地
初任地は茨城県那珂郡東海村
以下の地域に転勤の可能性あり。
(国内)茨城、福島、千葉、東京、福井、兵庫、北海道、岐阜、岡山、青森
(海外)ワシントン、パリ、ウィーン
2.休日・休暇
完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)、創立記念休日、年次休暇、夏期休暇等
3.社会保険
健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険
4.宿舎
家族用宿舎、独身・単身寮
5.勤務時間
9:00-17:30(時間外労働を行う場合あり)
※1 勤務地により勤務時間が異なります。
※2 勤務部署によっては、交替勤務があります。
※3 一部の所属・勤務地において、フレックスタイム制、裁量労働制を適用できます。
6.休憩時間
12:00-13:00(1時間)
※ 業務に応じて休憩時間の開始時刻及び終了時刻が変わる場合があります
7.試用期間
試用期間あり(6か月)
8.給与
・本給:経験年数等を考慮し、原子力機構の規定により決定
・手当:通勤手当、超過勤務手当、地域調整手当、扶養手当、住居手当、研究員・技術員手当、法定主任者手当等
・昇給:年1回(10月)
・賞与:年2回(6月、12月)
9.その他
<福利厚生関係>
財形制度、互助会組織、団体保険・年金制度等有り
個人型確定拠出年金(iDeCo)への加入可能
<休業制度関係>
育児・介護休業制度(部分休業可)、配偶者同行休業制度等有り
応募上の配慮
採用人数
1名
求人内容補足説明
1.募集分野
(1)研究分野:福島第一原子力発電所の廃止措置に関する基礎基盤研究開発
(2)募集テーマ :放射性物質の長期保管・管理のための放射線効果に関する研究開発
東京電力ホールディングス㈱福島第一原子力発電所(1F)では、汚染水処理二次廃棄物、燃料デブリ等の放射性物質が発生し、これを長期間安全に保管する必要があります。
水素の燃焼・爆発のリスクに対しては、現在、その放射性物質での放射線効果をベースとした「水素発生予測法の高度化」に関する研究開発が、国のプロジェクト等で進められていますが、その物質は多様かつ複雑な組成・構造(複雑系)をもち、α線・β線・γ線を同時に放出する(複合照射場)物質であるため、これまでの知見・技術だけでは不十分で、さらに、放射線誘起現象だけでなく、関連する物理・化学現象も広く深く理解した上で放射線効果を究明して、その「高度化」を達成する必要があります。
この極めてチャレンジングで先駆的な研究開発を廃炉現場での実装を目指して、廃炉環境国際共同研究センター 廃炉システムグループで推進しています。
今回の募集では、1F廃炉に向けた放射性物質の長期保管・管理のための放射線効果に関する研究開発を担う方を募集します。特に、放射線物理・化学、実験・計算化学、原子力学等の専門知識を有し、加速器等を駆使した実験や反応・放射線輸送解析コードを用いた計算による放射線分解・照射効果に関する研究・開発経験を有する方を求めます。
また、将来、放射線研究等の分野を主導し、チームをまとめるリーダーとしての活躍を期待するので、競争資金等の代表としての実績や、外部機関との研究推進等のマネジメント経験、英語でのコミュニケーション能力を有していることが望ましいです。
2.配属先(予定)
福島廃炉安全工学研究所 廃炉環境国際共同研究センター 廃炉システムグループ
3.勤務地(採用時予定)
茨城県那珂郡東海村大字白方2番地4
国立研究法人 日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所
4.募集人員(職名・採用人数等)
1名 (副主任研究員級)
5.任期
任期なし(定年制職員)
6.着任(採用)時期
原則として、令和7年8月1日以降とします。
募集期間
2025年05月23日~2025年06月13日 必着
令和7年6月13日(金) 17時00分(日本標準時)必着
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
【WEB応募にあたっての注意点】
①応募書類は全てPDF化して頂き、一つのZIPファイルにまとめください
②ZIPファイル名には、≪「App_rec_for_Sci_in_CLADS」_(Applicant’s name)≫と題して、全て半角で記してください。
③ファイルサイズが20MB以下であることをご確認のうえ提出して下さい。解凍に特殊なソフトが必要な圧縮ファイルでの提出は不受理となります。
④提出されるファイルには、パスワードを設定しないでください。
⑤JREC-INでの提出後、応募書類が受理可能であるかを事務局で確認し、申請者のJREC-INにおける応募状況を「応募中」から「受理済」または「不受理」に変更します。応募者には、ステータス変更時にJREC-INから自動的にメールで応募状況変更の通知がなされます。提出と同時に受理通知が届くわけではございませんので、ステータス変更通知が届き次第、受理状況をご確認ください。研究業績の未添付など提出書類不足等の不備がある場合や件名が無い場合など要件を欠く場合は、不受理扱いとします。
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
選考・結果通知
選考内容
書類審査、研究業績審査(パワーポイントを使用した口頭発表と質疑応答)、面接試験
結果通知方法
採用試験終了後、速やかに文書により通知します。
連絡先
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
人材開発部
0246357650
fukushima-jinji@jaea.go.jp
備考
応募書類は返却いたしませんので了承ください。