勤務地 : 東海 - 愛知県
公開開始日 : 2025年05月23日
D125051611
研究分野 : 自然科学一般 - 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理に関する理論 | 自然科学一般 - 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理に関する実験 | 自然科学一般 - 天文学 | 自然科学一般 - 宇宙惑星科学 | 自然科学一般 - 大気水圏科学
助教相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
名古屋大学宇宙地球環境研究所(ISEE)は、宇宙科学と地球科学の融合を通して地球・太陽・宇宙を一つのシステムとして捉え、そこに生起する多様な現象のメカニズムと相互関係を解明することで、人類が直面する地球環境問題の解決と宇宙にひろがる人類社会の発展に貢献することをミッションとしている国際共同利用・共同研究拠点です。ISEEではこのミッションの実現のため、7つの研究部からなる基盤研究部門(総合解析研究部、宇宙線研究部、太陽圏研究部、電磁気圏研究部、気象大気研究部、陸域海洋圏生態研究部、年代測定研究部)と3つの附属センター(国際連携研究センター、統合データサイエンスセンター、飛翔体観測推進センター)及び融合研究戦略室、超学際ネットワーク形成推進室を組織し、関連するコミュニティと協力して多様な研究を進めています。
https://www.isee.nagoya-u.ac.jp/仕事内容・職務内容
(雇入れ直後):研究プロジェクト“Systematic analysis of sporadic and regular solar variability using cosmogenic-isotope data(宇宙線生成核種データを用いた、突発的および周期的な太陽活動変動の系統的解析)”に積極的に取り組んでいただける方を募集します。本プロジェクトでは、以下の3つの研究テーマに取り組んでいます:(1)激甚太陽面爆発、(2)長期的な太陽活動、(3)関連する理論モデルの開発。採用者は、データ解析や理論モデルの構築に加え、加速器質量分析による宇宙線生成核種の測定、科学論文の執筆、学会等での成果発表にも従事していただきます。本研究は、名古屋大学宇宙地球環境研究所(ISEE)にて行われ、以下の指導のもとで遂行されます:特任教授Ilya Usoskin(モデル構築およびデータ解析)、准教授三宅芙沙(測定)。応募者には、以下のいずれかの分野に関する十分な知識が期待されます:加速器質量分析による同位体測定、大気物理学、古気候学、宇宙線物理学、太陽物理学。また、以下の分野における専門性を有する方を歓迎します:宇宙線生成核種の生成・輸送・沈着過程のモデリング、大気の化学および力学に関する大規模モデル、高い計算機スキル。英語でのコミュニケーション能力も必須です。
(変更の範囲):東海国立大学機構が指定する業務
配属部署
既設部署
宇宙地球環境研究所国際連携研究センター
新設時期 : 令和6年度中
職種
研究分野
給与
年収 : 400万円 ~ 500万円
月額約40万円(年俸制、本学の給与規程により決定)
〇東海国立大学機構名古屋大学年俸制適用職員給与規程 https://education.joureikun.jp/thers_ac/act/frame/frame110000191.htm
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休日 : 土・日曜日、国民の祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
時間外勤務、その他説明 : 週38.75時間勤務を基本とした裁量労働制適用
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
1)博士の学位を有しているか、または着任予定時までに取得見込みであること。
2)着任予定時に主たる職、或いは大学院生、研究生等の身分を有しないこと。
雇用形態
正職員・正社員
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
2026年3月31日まで
・雇用契約は年度毎とし、最大 2028 年 3 月 31 日まで延長の可能性あり
※雇用更新は、研究成果内容・量、判断・対応、責任感、勤務態度、協調性、法令規程等の遵守及び 法人の予算等により判断。
・最終雇用年齢は 65 歳に達した年の3 月 31 日まで
試用期間なし
採用日から6か月
勤務地
【変更の範囲】東海国立大学機構が指定する就業場所
【備考】情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設に年間合計1か月程度滞在すること。
待遇
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
原則としてキャンパス内は喫煙禁止
応募上の配慮
採用人数
1名
採用日 : 2025年09月01日
募集期間
2025年05月23日~2025年07月01日 必着
2025年7月1日(火)午前8時(日本標準時)
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
(1)履歴書
(2)研究歴(A4で2枚以内)
(3)業績リスト及び、主要論文3編までのコピー各1部
(4)研究計画書(A4で4枚以内)
「4.募集内容」にある研究の要件に対して、どのように貢献しようと考えているかについても記入してください。また、これまで加速器質量分析を用いた同位体分析(e.g., ¹⁴C, ¹⁰Be, or ³⁶Cl)や、大気化学-気候結合モデル(e.g., SOCOL, WACCM)の開発経験があれば、記載してください。
(5)着任可能時期
(6)2名の方からの推薦書、又は本人について意見を述べられる方2名の氏名と連絡先を記入した書面
(7)類型該当性の自己申告書(様式1)【14. 備考を参照してください。】
「10.提出書類」を全て一つのpdfファイル(容量10MB以下)とし、電子メールに添付して、件名: Application for ISEE job opportunity No.1 FY2025を付し、名古屋大学研究所事務部総務課人事係アドレス: inst-recruit@t.mail.nagoya-u.ac.jpまで送付すること。
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
選考・結果通知
選考内容
書類審査により選考しますが、必要に応じて面接を行う場合があります。
結果通知方法
メールで通知いたします。
連絡先
名古屋大学
宇宙地球環境研究所
三宅 芙沙
0527894323
fmiyake@isee.nagoya-u.ac.jp
備考
1)2021 年 11 月「外国為替及び外国貿易法」(外為法)に基づく「みなし輸出」における管理対象の明確化に伴い、大学・研究機関における教職員への機微技術の提供の一部が外為法の管理対象となりました。これに伴い、本公募に応募の際、「類型該当判断のフローチャート」に基づく「類型該当性の自己申告書」の提出が必要となります。以下から自己申告書様式をダウンロード・記入し,他の応募書類とともにご提出ください。https://nuss.nagoya-u.ac.jp/s/SngAFPBWp52NCyB
また、採用時には「誓約書」の提出が必要となります。
2)本学では、多様性の推進やワークライフバランスの促進に、積極的に取り組んでいます。詳細については以下のURL をご覧ください。
ジェンダーダイバーシティセンターWebサイト
https://www.kyodo-sankaku.provost.nagoya-u.ac.jp/
ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン&ビロンギング(Diversity, Equity, Inclusion & Belonging :DEIB) 推進宣言
https://www.thers.ac.jp/about/declaration/deib/index.html
3)出産・育児・介護・病気等の理由により、過去に研究活動を中断・遅延した期間があれば、その点を履歴書に記載することができます。本学ではそれを記載したことにより、不当な評価を受けることはありません。
4)上記の公募に関連して提出されたすべての個人情報については、選考の目的に限って利用し、選考終了後は、選考を通過した方の情報を除き、全ての個人情報を責任を持って破棄いたします。