勤務地 : 北海道 - 北海道
公開開始日 : 2025年05月30日
D125052115
国立研究開発法人土木研究所
研究分野 : 社会基盤 - 土木材料、施工、建設マネジメント | 社会基盤 - 構造工学、地震工学
研究員・ポスドク相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
主任研究員相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
寒地構造チームでは、落石や地震、加えて寒さという北海道の厳しい自然から土木構造物を守るための研究を行っており、主要な研究課題として、①落石対策施設の設計法・維持管理、②橋梁コンクリート床版の維持管理、③道路橋の耐震性等に関する研究開発に取り組んでいるところであり、これらのいずれかの分野に関する専門性を有し、研究を担当しつつ将来は研究活動のマネジメントを担うことが期待される研究者が必要となっている。
①落石災害については、激甚化・頻発化する豪雨や大規模地震等の自然現象にともなって、落石等による被害の深刻化が懸念される。道路土工構造物の技術基準類、特に落石防護工については、道路橋等の基準に比べ要求性能等に係る技術が研究開発の途上にあり、調査技術や性能評価技術、維持管理技術の確立に向けて早急に技術開発を進める必要がある。
②橋梁コンクリート床版については、老朽橋梁が増加するなか、土砂化等の劣化損傷への対応が全国的に求められているが、積雪寒冷地では、過酷な供用環境に起因して劣化損傷の進行が顕著な状況にある。安全な道路通行を確保するとともに、社会経済活動への影響を軽減しつつ、将来にわたり積雪寒冷地インフラを維持していくには、床版に対する維持管理の効率化や信頼性向上に資する点検・調査技術、性能評価・予測技術、対策(補修補強)技術の開発が喫緊の課題となっている。
③橋梁の耐震性については、大規模地震による激甚災害への切迫度が高まっているなか、安全・安心のみならず,復旧・復興の迅速化に寄与するために、道路橋の設計レベルを超える地震時作用力に対応した対策手法や、損傷の異常検知技術等に関する調査研究を行なっている。これらの取り組みを急速に進め、普及するにあたり、数値シミュレーション等による構造物の損傷時挙動の再現・評価技術の確立が急務である。
仕事内容・職務内容
当研究所の設置法「土木研究所法」に定められた目的に沿い、所属組織体制の下で設定された研究のうち、土木構造物に係わる以下いずれかの技術等に関する研究、成果の普及及び技術指導を行う。なお、成果の普及には技術基準類の策定委員会等への参画を含む。
・実験、解析による力学的性能評価技術、設計技術。
ただし解析には数値解析、静的解析、動的解析、衝撃解析を含む。
・劣化損傷の調査、耐久性評価、対策技術。
・先進的コンピューティング、数理統計分野
配属部署
既設部署
寒地土木研究所 寒地基礎技術研究グループ 寒地構造チーム
職種
研究分野
給与
職種共通
年収 : 500万円 ~ 600万円
上記金額のほか、地域手当、扶養手当、通勤手当、役職手当(主任研究員)、時間外手当(研究員)等を支給
基本給は、学歴や職歴により決定します。
勤務時間
職種共通
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日
時間外勤務、その他説明 : フレックス制度あり
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士 / 修士
【主任研究員】
以下のいずれかの資格を有するもの
イ 博士の学位を有すること。なお、採用日までに取得する見込みのある者を含む。
ロ 理工系分野の修士の学位を有すること。
【研究員】
以下のいずれかの資格を有するもの
イ 博士の学位を有すること。なお、採用日までに取得する見込みのある者を含む。
ロ 理工系分野の修士の学位を有すること。
業務における経験
【主任研究員】
職務内容に関する研究実績または実務実積を10年以上有すること
(大学院博士課程(博士後期課程)については経験年数に含む)
【研究員】
以下のいずれかの経験を有するもの
イ 職務内容に関する研究実績または実務実積を5年以上有すること
(大学院博士課程(博士後期課程)については3年を限度として経験年数に含む)
ロ 職務内容に関連する3年を超える実務経験を有すること。
(但し、大学院博士課程(博士後期課程)については経験年数に含めない)
説明
【主任研究員】
1)以下のいずれかの資格を有するもの
イ 博士の学位を有すること。なお採用日までに取得する見込みのある者を含む。
ロ 理工系分野の修士の学位を有すること。
2)職務内容に関連する研究実績または実務経験を10年以上有すること
(大学院博士課程(博士後期課程)については経験年数に含む)
3)業務の遂行に必要な日本語能力を有する者
上記1)~3)を満たすことを条件とする。
【研究員】
1)以下のいずれかの資格を有するもの
イ 博士の学位を有すること。なお採用日までに取得する見込みのある者を含む。
ロ 理工系分野の修士の学位を有すること。
2)以下のいずれかの経験を有するもの
イ 職務内容に関連する研究実績または実務経験を5年以上有すること。
(大学院博士課程(博士後期課程)については3年を限度として経験年数に含む)
ロ 職務内容に関連する3年を超える実務経験を有すること。
(但し大学院博士課程(博士後期課程)については経験年数に含めない)
3)業務の遂行に必要な日本語能力を有する者
上記1)~3)を満たすことを条件とする。
雇用形態
職種共通
正職員・正社員
契約期間
職種共通
任期あり - テニュアトラック以外
基本的に任期は3年間ですが、パーマネント(定年制)への移行を希望する者については、任期中の実績や土木研究所への貢献等を総合的に考慮しつつ、審査を経てパーマネントの研究員に移行することが可能です。
試用期間なし
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : あり 年1回
賞与制度 : あり 年2回(6月、12月)
退職金制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
定年制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
待遇ー補足説明
[採用後の待遇(給与、勤務時間、休日、雇用期間、保険等)]
※令和7年4月時点の内容
①勤務日・勤務時間:月~金曜日8:30~17:15(フレックス制度あり)。
②給与等
基本給:【主任研究員】352,000円~(学歴、職歴等を考慮して決定します)
【研 究 員】306,600円~(学歴、職歴等を考慮して決定します)
その他手当:地域手当、扶養手当、通勤手当、役職手当(主任研究員)、時間外勤務手当(研究員)等を支給
賞与:年 2 回(6 月、12 月)
昇給:年 1 回
③空きがある場合には、公務員宿舎へ入居可能。
④年次休暇:2日(令和7年12月1日採用の場合)。毎年1月に20日付与、20日まで翌年に繰り越し可能。
⑤特別休暇:夏季休暇 3 日間の他、結婚、出産、忌引等の場合
⑥子育て支援制度:土木研究所は「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けており、仕事と家庭(育児)の両立に向けた制度が充実しています。
応募上の配慮
採用人数
1名
説明
数名になる場合もあります。
採用日 : 2025年12月01日
着任日 : 2025年12月01日
求人内容補足説明
[着任時期]
令和7年12月1日以降のできるだけ早い時期
[採用後の位置づけと定年制への移行]
基本的に任期は3年間ですが、パーマネント(定年制)への移行を希望する者については、任期中の実績や土木研究所への貢献等を総合的に考慮しつつ、審査を経てパーマネントの研究員に移行することが可能です。
募集期間
2025年05月30日~2025年08月15日 必着
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の郵送書類
(1)これまでの業績の概要
(2)職務に関する本人の抱負(1,000字以内)
(3)修了証明書(最終学歴のもの。修了見込みの場合は、それを証明できる書類。)
(4)成績証明書(最終学歴のもの。修了見込みの場合は、直近の成績証明書。)
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
応募書類の提出方法(郵送書類)
〒062-8602
北海道 札幌市豊平区平岸一条3丁目1番地34号
国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所 管理部管理課人事担当宛
注意事項 : 封筒に「寒地基礎技術研究グループ 経験者採用職員応募書類在中」と明記の上、書留で郵送のこと
選考・結果通知
選考内容
書類審査、適性検査、選考試験(面接等)に基づき、応募条件を満たすもののうちから、応募条件に掲げた知見、実務・研究経験、職務内容の理解度、職務遂行意欲に最も優れた者を選考する。なお、適性検査、面接はWEB(オンライン)での受験も可能。
結果通知方法
書類選考の上、郵送でご連絡させていただきます。
連絡先
国立研究開発法人土木研究所
寒地土木研究所 管理部管理課
戸毛 智美
0118411624
jinji-kyouyuu@ceri.go.jp
備考