勤務地 : 関東 - 茨城県
公開開始日 : 2025年06月13日
D125061106
国土技術政策総合研究所
研究分野 : その他 - その他 - 砂防学 | その他 - その他 - 土砂災害 | 社会基盤 - 防災工学
研究員・ポスドク相当 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
研究開発・技術者相当 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
その他 - 研究官 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
気候変動影響評価報告書(環境省, 2020)では、気候変動が様々な自然環境に与える影響を重大性、緊急性、確信度の3指標で評価している。その中で土砂災害については最も高いランク付けがなされている。これを裏付けるように、平成28年北海道・東北地方を襲った一連の台風に伴う豪雨、平成29年九州北部豪雨、平成30年7月豪雨、令和元年台風第19号に伴う豪雨など、近年、激甚な土砂災害を伴う豪雨が頻発しており、既に温暖化の影響が顕在化しつつある状況と認識される。
今後のさらなる降雨特性の変化に伴い、豪雨に伴う生産土砂量の増加が予想され、また流量の増加も相まって崩壊起因の細粒土砂が大量に下流側へ輸送されるなど土砂・洪水氾濫による激甚な被害の顕在化も懸念されている。
このような土砂災害に対し適切な対策を講じていくためには、これらの降雨特性の変化に伴う対策の検討・実施に必要となる関係諸量の変化を把握するため、降雨規模の変化に伴う生産土砂量や土砂流出過程を適切に評価する解析手法を開発することが求められており、国土技術政策総合研究所ではこれらの調査・研究等を進めている。
採択予定者は主に以下のいずれかの研究に従事するものとする。
仕事内容・職務内容
研究課題:「山地流域における豪雨時の生産土砂量の気候変動に伴う変化及び河床変動解析手法に関する研究」
(1)山地流域における豪雨時の生産土砂量の気候変動に伴う変化を推定する手法に関する研究
豪雨時(土砂災害の誘因となる極端な降雨時)における山腹崩壊等による生産土砂量が、気候変動による降雨特性の変化に伴って、どのように変化するかを推定する手法、もしくは将来的にその手法を開発する際に参考となり得る知見について研究する。
(2)山地流域における豪雨時の土砂流出過程の解析手法の高度化に関する研究
豪雨時(土砂災害の誘因となる極端な降雨時)における山腹崩壊等による生産土砂の流出プロセスに関し、細粒土砂の影響などを踏まえた解析手法の高度化に関する研究、また実験施設等を用いその手法を開発する際に参考となり得る知見について研究する。
配属部署
既設部署
土砂災害研究部 砂防研究室
職種
研究官
研究分野
砂防学
土砂災害
給与
職種共通
年収 : 500万円 ~ 700万円
・俸給月額:346,000円~410,000円(令和7年4月現在)
「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第6条第2項の規定に
基づき、知識経験等を勘案して決定する。
・期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
勤務時間
職種共通
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 :
・ 週休2日制(土日、国民の祝日、年末年始は休み)
・ 年次有給休暇:採用の年は(4月採用の場合)1年間で15日。翌年からは20日。20日まで翌年繰り越し可能。
・ 特別休暇:夏季休暇3日間の他、結婚、出産、忌引きなどの特別な場合は規定日数以内で休むことが可能。
時間外勤務、その他説明 : 官舎有り、通勤手当、超過勤務手当有り。フレックスタイム有り。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
博士の学位取得者、または採用日までに博士の学位を取得する見込みのある者
業務における経験
土砂災害対策技術に関する研究実績、もしくは土砂災害の素因あるいは誘因に関する研究実績を有する者
説明
研究及び所内業務に必要な日本語能力を有する者
※ ただし、過去に「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第3条第1項第2号の規定に基づき任期を定めて採用されたことがある方は除きます。
雇用形態
職種共通
契約職員・契約社員
任期付研究員
契約期間
職種共通
任期あり - テニュアトラック以外
令和8年4月1日から令和11年3月31日(3年)
試用期間なし
勤務地
待遇
各種制度
賞与制度 :
あり
期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
通勤交通費支給制度 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
構内基本禁煙、本館1Fロビーに喫煙所設置。
応募上の配慮
採用人数
1名
採用日 : 2026年04月01日
着任日 : 2026年04月01日
募集期間
2025年06月13日~2025年07月30日 必着
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
件名に「応募書類送付」と明記し、本文に、所属・氏名・用件・添付書類の種類を明記の上、送付のこと。
上記電子メールの受信を担当者(13.問い合わせ先参照、以下同様)が確認出来次第、担当者から受信確認の電子メールを応募者に送付するので、締切までに、担当者から受信確認メールが届かなかった場合は、担当者に確認すること。
※ 添付ファイルは20MB まで一度に送付可能。
その他の郵送書類
封筒に「応募書類在中」と明記の上、書留で郵送のこと。
応募書類の返却
その他
郵送の場合、応募書類は返却しない。
応募書類の提出方法(郵送書類)
〒305-0804
茨城県 つくば市旭1番地
国土交通省 国土技術政策総合研究所 企画部 企画課長 堀内 智司、主任研究官 濱田 悠貴
注意事項 : 封筒に「応募書類在中」と明記の上、書留で郵送のこと。
選考・結果通知
選考内容
第一次選考(提出された書類に基づき、経歴・研究業績・抱負等から国土技術政策総合研究所研究官として研究の実施に必要な能力等を有しているかどうかを判断する試験)、第二次選考(面接により、人柄及び対人能力、研究者として必要な説明能力等を有しているかどうかを判断する試験)に基づき、応募条件を満たす者の中から、上記に掲げた知識・研究経験、研究目的の理解度、研究意欲などから、応募者の適性・能力を総合的に判断し、選考を行う。
面接予定日:令和7年8月19日(火)(予備日:8月20日(水))
結果通知方法
電話・メールにて連絡予定。
連絡先
国土技術政策総合研究所
企画部企画課
濱田 悠貴
0298644343
nil-saiyou-gijyutu@gxb.mlit.go.jp
備考