勤務地 : 関東 - 茨城県
公開開始日 : 2025年06月13日
D125061108
国土技術政策総合研究所
研究分野 : その他 - その他 - 構造力学 | 社会基盤 - 地盤工学 | その他 - その他 - コンクリート工学
研究員・ポスドク相当 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
研究開発・技術者相当 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
その他 - 研究官 : 契約職員・契約社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
近年、気候変動に伴う気象災害の激甚化・頻発化やインフラの老朽化が問題となっており、国土交通省では、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策を行い、社会の重要な機能を維持することができるよう、激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策、予防保全メンテナンスへの転換に向けた老朽化対策、国土強靱化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等を推進している。また、「2040年、道路の景色が変わる〜人々の幸せにつながる道路〜」(令和2年6月18日 https://www.mlit.go.jp/road/vision/index.html)において、激甚化・広域化する災害発生時に速やかな機能回復が可能となる道路構造が導入され、トンネル、橋梁、盛土等の耐災害性能を統一的に確保することが必要だとしている。
国土技術政策総合研究所では、地震、洪水等による災害に対して道路ネットワークの強靭化を図るための調査・研究等を広くすすめている。そのなかでも、構造・基礎研究室では道路に構築する抗土圧構造物に関して、求められる性能を確保するための設計に関する調査、研究等を推進している。
採用予定者は、主に以下のいずれかの研究に従事するものとする。
仕事内容・職務内容
研究課題:「道路ネットワークの強靱化に資する道路構造物の設計に関する研究」
(1)橋梁下部構造の修繕に関する研究
橋梁下部構造を修繕するためには、必要に応じて地盤調査や非破壊検査なども行いながら、地盤や地中にある基礎や杭の状態も把握し、既設の橋梁下部構造の性能を評価する必要がある。また、地盤調査や非破壊検査結果の信頼性、地盤特性の空間的なばらつき等も考慮したうえで、橋に要求する性能を満足するために、設計供用期間中に橋梁下部構造の状態が所用の信頼性をもって留まるように設計しなければならない。
本研究では、既設の橋梁下部構造の性能評価の方法、信頼性やばらつき等も考慮した修繕設計の方法を研究するととともに、その成果を基準等に反映させる。
(2)シェッドや大型カルバート等の道路土工構造物の信頼性を考慮した設計に関する研究
道路土工構造物技術基準の性能規定化により、新たな材料や構造の採用が今後増加することも期待し、荷重や抵抗値のばらつきも考慮したうえで設計で考慮する状況に対して、構造物や部材の限界状態を超えないことを確実に達成できるようにしなければならない。
本研究では、土や構造の特性も考慮したシェッドや大型カルバート等の信頼性を考慮した設計の方法について研究するとともに、その成果を基準等に反映させる。
配属部署
既設部署
道路構造物研究部 構造・基礎研究室
職種
研究官
研究分野
構造力学
コンクリート工学
給与
職種共通
年収 : 500万円 ~ 700万円
・俸給月額:346,000円~410,000円(令和7年4月現在)
「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第6条第2項の規定に
基づき、知識経験等を勘案して決定する。
・期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
勤務時間
職種共通
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 :
・ 週休2日制(土日、国民の祝日、年末年始は休み)
・ 年次有給休暇:採用の年は(4月採用の場合)1年間で15日。翌年からは20日。20日まで翌年繰り越し可能。
・ 特別休暇:夏季休暇3日間の他、結婚、出産、忌引きなどの特別な場合は規定日数以内で休むことが可能。
時間外勤務、その他説明 : 官舎有り、通勤手当、超過勤務手当有り。フレックスタイム有り。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
博士の学位取得者、または採用日までに博士の学位を取得する見込みのある者
業務における経験
橋梁下部構造、シェッド又は大型カルバートの設計に関する研究実績を有する者
説明
研究及び所内業務に必要な日本語能力を有する者
※ ただし、過去に「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第3条第1項第2号の規定に基づき任期を定めて採用されたことがある方は除きます。
雇用形態
職種共通
契約職員・契約社員
任期付研究員
契約期間
職種共通
任期あり - テニュアトラック以外
令和8年4月1日から令和11年3月31日(最大3年6ヶ月)
(ただし、採用日に関しては令和7年10月1日まで繰上げが可能であり応相談)
試用期間なし
勤務地
待遇
各種制度
賞与制度 :
あり
期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
通勤交通費支給制度 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
構内基本禁煙、本館1Fロビーに喫煙所設置。
応募上の配慮
採用人数
1名
採用日 : 2026年04月01日
着任日 : 2026年04月01日
募集期間
2025年06月13日~2025年07月30日 必着
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
件名に「応募書類送付」と明記し、本文に、所属・氏名・用件・添付書類の種類を明記の上、送付のこと。
上記電子メールの受信を担当者(13.問い合わせ先参照、以下同様)が確認出来次第、担当者から受信確認の電子メールを応募者に送付するので、締切までに、担当者から受信確認メールが届かなかった場合は、担当者に確認すること。
※ 添付ファイルは20MB まで一度に送付可能。
その他の郵送書類
封筒に「応募書類在中」と明記の上、書留で郵送のこと。
応募書類の返却
その他
郵送の場合、応募書類は返却しない。
応募書類の提出方法(郵送書類)
〒305-0804
茨城県 つくば市旭1番地
国土交通省 国土技術政策総合研究所 企画部 企画課長 堀内 智司、主任研究官 濱田 悠貴
注意事項 : 封筒に「応募書類在中」と明記の上、書留で郵送のこと。
選考・結果通知
選考内容
第一次選考(提出された書類に基づき、経歴・研究業績・抱負等から国土技術政策総合研究所研究官として研究の実施に必要な能力等を有しているかどうかを判断する試験)、第二次選考(面接により、人柄及び対人能力、研究者として必要な説明能力等を有しているかどうかを判断する試験)に基づき、応募条件を満たす者の中から、上記に掲げた知識・研究経験、研究目的の理解度、研究意欲などから、応募者の適性・能力を総合的に判断し、選考を行う。
面接予定日:令和7年8月19日(火)(予備日:8月20日(水))
結果通知方法
電話・メールにて連絡予定。
連絡先
国土技術政策総合研究所
企画部企画課
濱田 悠貴
0298644343
nil-saiyou-gijyutu@gxb.mlit.go.jp
備考