勤務地 : 近畿 - 兵庫県
公開開始日 : 2025年07月01日
D125070011
兵庫県立大学
研究分野 : 社会基盤 - 社会システム工学 | 社会基盤 - 防災工学 | 人文・社会 - 社会学 | 人文・社会 - 地域研究 | 環境 - 環境政策、環境配慮型社会
教授相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間なし
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
兵庫県立大学では、平成29 年4月に減災復興政策に関する大学院研究科修士課程を設置、平成31 年4月には博士後期課程を設けました。減災復興学とは、「減災の総合化」という視点から減災と復興を一体的に捉えて、安全で安心できる社会の持続的発展を目指すための学問体系をいいます。また、この減災復興学に基づき「政策の現場化」において、現場から現場への政策的コミュニケーションを大切にし、研究や教育の社会的還流を目指します。減災復興政策研究科において、これら「減災の総合化」とあらゆる人々に届く「政策の現場化」を大切にするという考え方を科学的な視点から実践しています。
本研究科は「災害科学」「減災コミュニケーション」「減災復興ガバナンス」の3つの領域からなり、減災復興ガバナンス領域では、減災復興政策の担い手である行政、企業、NPO、コミュニティ、市民等の活動内容や役割、およびそれらを支援するための社会制度やシステム、災害文化等を俯瞰し、災害による被害の軽減、被災地の早期復興に貢献する領域です。上記に加えデジタルデータの活用にも意欲的に取り組み、被災者支援のための広域自治体、基礎自治体、その他関係組織の新たなガバナンスの視点から大学院レベルの教育研究が担当できる教授1名を採用する予定です。
仕事内容・職務内容
大学院教育を担当するとともに、防災リーダー教育部門の教員を兼務し、学部生を対象とした「防災リーダー教育プログラム(副専攻)*」も担当いただきます。主な内容は次のとおりです。
(1) 大学院の減災復興政策に関する教育研究
(2) 防災リーダー教育部門の行う「防災リーダー教育プログラム(副専攻)」の科目の担当
(3) 当研究科が推進するグローバル化や地域への貢献
*「防災リーダー教育プログラム(副専攻)」
学部生を対象にするもので、全学共通教育の科目、専門教育科目を開講しています。
防災・減災基礎、災害科学、減災コミュニケーション、減災復興ガバナンスなどに関する科目から構成される科目群であり、座学だけでなく、実践的な活動を伴う講座やフィールドワーク、ゼミナールなどがあります。
配属部署
既設部署
大学院減災復興政策研究科
職種
研究分野
給与
年収 : 600万円 ~ 1000万円
兵庫県公立大学法人教職員給与規程に基づく
勤務時間
就業時間 : 08:45-17:30
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日、年次休暇、特別休暇等
時間外勤務、その他説明 : 時間外勤務:専門業務型裁量労働制により、1日7時間45分勤務したものとみなされる
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
業務における経験
大学院での研究指導を担当できる方
雇用形態
正職員・正社員
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
任期5年。学長の申出に基づき、理事長が再任を認めることができる。ただし再任は原則1回まで、再任の場合の任期は5年とし、定年年齢(満65 歳)を上限とする。
また、教育研究業績等が特に優れている場合等の所定の要件を満たす場合には、任期満了時に無期雇用へ転換する制度がある。
兵庫県公立大学法人教員の任期に関する規程(平成25 年法人規程第31 号)
https://puc-hyogo.ac.jp/cms/wp-content/uploads/2024/08/31kyouin_ninki.pdf
試用期間なし
勤務地
・ 防災リーダー教育プログラムの共通(基礎)教育科目は、兵庫県立大学の神戸商科キャンパスで対面式、姫路工学キャンパスへはオンライン配信の形式で開講を予定しています。この講義の担当となった場合、神戸商科キャンパスへ出講することが必要になります。
・ 同プログラムの専門教育科目は、土曜日に神戸防災キャンパスで開講します。
待遇
各種制度
昇給制度 : あり
賞与制度 : あり
退職金制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
定年制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
応募上の配慮
採用人数
1名
採用日 : 2026年04月01日
着任日 : 2026年04月01日
求人内容補足説明
設立から9年を迎え、今後は、海外の大学との交流等グローバル化を進めるとともに、フィールドワーク等を通して地域や行政との連携を一層深めます。学部生への防災教育も強化します。公立大学間をはじめとする関係機関とのネットワークも拡大し、社会全体で安全安心を追求する教育研究に努めます。今回の公募では、自身の研究を発展させることはもとより、減災復興学を理解し、本研究科の発展に貢献する熱意ある人材を求めます。
本学はダイバーシティの推進に取り組んでおり、多様な人材の採用に努めています。特に女性、外国籍及び障がいがある方の応募を歓迎しており、応募者が同等の能力である場合には、率先してこれらの方の採用を検討します。外国人教員にあっては、日本語と英語による講義ができ、学生と日本語によるコミュニケーションが図れる人材を求めます。
募集期間
2025年07月01日~2025年07月31日 必着
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の郵送書類
(添付書類)
1.主要論文別刷り(コピー可)5編まで(様式2の3参照)各3部
2.推薦状(書式自由)1通
※上記書類の他、教育・研究・社会貢献の業績に関して特にPRしたい事項がある場合は、それを示す書類を合わせて提出してください(様式は自由)。
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
応募書類の提出方法(郵送書類)
〒651-0073
兵庫県 神戸市中央区脇浜海岸通 1-5-2 人と防災未来センター東館6階
兵庫県立大学 神戸防災キャンパス 経営部総務学務課
注意事項 : 応募書類は、郵便で上記の宛先まで送付してください。なお、封筒には「教員応募書類在中(災害対応・減災復興ガバナンス)」と朱書し、簡易書留で送付してください。
選考・結果通知
選考内容
第1次 書類審査
第2次 面接、教育・研究実績等のプレゼンテーション(日本語と英語による模擬授業を実施していただきます)
9 月頃を予定、書類審査に合格した方に別途、連絡します。面接に際して旅費は支給いたしませんので、あらかじめご了承ください。
結果通知方法
選考手続き終了後、直接応募者本人あてに通知します。
連絡先
兵庫県立大学
大学院減災復興政策研究科
永野 康行
0788917376
gensai(at)ofc.u-hyogo.ac.jp
※(at)を@に変更して送信してください。
備考