勤務地 : 北陸・甲信越 - 新潟県
公開開始日 : 2025年07月03日
D125070319
研究分野 : ライフサイエンス - 機能生物化学 | ライフサイエンス - 応用生物化学 | ライフサイエンス - 腫瘍診断、治療学 | ライフサイエンス - 薬系化学、創薬科学 | ライフサイエンス - 細胞生物学
助教相当 : 正職員・正社員 - 任期なし - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
【募集の背景等】
新潟大学では、国内外の多様な分野で活躍する優秀な若手研究者を対象に、若手教員一括採用育成制度「新潟大学若手教員スイングバイ・プログラム」を実施します。この制度は、本学においてそれぞれの専門分野の研究を深めると同時に、意欲をもって異分野横断研究を展開する研究者の育成を目的としたものです。
若手教員スイングバイ・プログラムでは、分野を超えて一括公募採用を行います。各分野での専門性を中心とした1次選考、役員による総合的な観点による2次選考を実施し、採用者を決定します。採用された教員には専門分野に応じた学系等に所属するとともに、本学の研究推進を担う研究統括機構に兼務していただき、本学の新たなフラッグシップとなりうる新しい異分野融合研究の萌芽をもたらすための活動に従事していただきます。
【公募分野】
「環境経営学」、「新領域法学(知的財産法)」、「コーポレート・ファイナンス分野」、「作物栽培学」、「都市計画学」、「ケミカルバイオロジー」、「行動生態学」、「生命科学分野(ウイルス学分野、母子のための社会精神医学、生体組織再生工学分野、生体制御学分野、放射線技術科学分野)」、「学際的脳神経疾患研究」
【募集人数】
10名程度を予定
本公募はその一環としてケミカルバイオロジー (生化学およびその関連分野)担当教員を公募するものです。
仕事内容・職務内容
【職務内容】
[担当学部・研究科]
理学部(理学科化学プログラム)・自然科学研究科(数理物質科学専攻化学コース)・総合学術研究科(仮称・令和8年4月開設予定)
[職務内容]
新潟大学自然科学系数理物質科学系列化学分野の生化学専門分野に所属し、理学部の学部教育及び自然科学研究科の大学院教育を担当していただきます。所属教員(現在、中馬吉郎教授が在籍)とともに、ケミカルバイオロジー、及び生化学を基盤として、核酸アプタマー、ペプチド、タンパク質を用いた疾患メカニズムの解明、ならびに創薬開発に関する研究に取り組んでいただきます。また、医療における検査・診断への展開を目指す応用研究や学内外の共同研究、地域産学連携にも積極的な方を歓迎します。ユビキタスグリーンケミカルエネルギー連携教育研究センター(UGCEコアステーション)と連携し、SDGsやライフサイエンスに関する化学教育の普及や人材育成にも貢献していただきます。
※着任後原則3年間は研究統括機構の兼任教員としてスイングバイ・プログラムに参加する。
[専門分野]
生化学およびその関連分野、ケミカルバイオロジー分野
[助教の場合の備考]
研究グループの一員として活動していただきますが、採用後、早い段階でPIとして活動していただく可能性があります。
[スイングバイ・プログラム採用教員としての兼務期間の活動]
採用者には分野を越えた一括採用制度であるスイングバイ・プログラムを活かすため、着任後3年間は研究統括機構に兼務していただき、次のような活動を求めます。
・部局・分野を越えたネットワークを主体的に構築していくこと。
・構築したネットワークを活かして異分野交流活動を行い、その成果を学内外に広く発信すること。
上記の実現のため、以下のような活動等があります。
・採用者同期会や異分野交流会の企画・運営
・年に一度以上の学長・理事との意見交換会
・大学での教育方法に関する研修
なお、本学には次のような研究支援体制があり、積極的な活用を期待します。
・全学的な機器共用制度
・科研費等の外部資金獲得サポート
・定期的な異分野交流会
・スイングバイ・プログラムからのスタートアップ研究資金の配分
・その他、教育研究活動のための研修
配属部署
既設部署
自然科学系数理物質科学系列
注意事項 : ただし、担当する自然科学系数理物質科学系列で教育及び研究を行うことを基本としますが、採用時から原則として3年間、研究統括機構に兼務してスイングバイ・プログラム採用教員として活動していただきます。
職種
研究分野
給与
年収 : 400万円 ~ 600万円
国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程により支給。
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土・日曜日、祝日、年末年始の休日等
時間外勤務、その他説明 :
基本的に専門業務型裁量労働制(みなし労働時間:1日7時間45分)。
専門業務型裁量労働制を適用しない場合は、1週間の勤務時間38時間45分、1日の務時間8時30分~17時15分(休憩時間12時00分~13時00分)の固定労働時間制となります。
裁量労働制とするか固定労働時間制とするかは、採用時に希望を伺います。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
原則として、専門分野における博士の学位取得後10年以内の者(着任日までに学位取得見込の者を含む)
業務における経験
(1)上記の専門分野における研究実績を有し、関連する授業の担当及び研究指導ができること
(2)筆頭著者の論文が2編以上あること
(3)科研費等の資金獲得実績があることが望ましい
(4)スイングバイ・プログラムの趣旨を理解し、意欲をもって取り組むことのできる者
(5)採用後、新潟市又はその近郊に居住し、業務遂行が可能な者
雇用形態
正職員・正社員
常勤、裁量労働制
契約期間
任期なし - テニュアトラック以外
試用期間あり
試用期間6か月
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : なし(ただし、国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程第14条の規定により、上位の号給へ改定することがある。)
賞与制度 : なし
退職金制度 : あり(国立大学法人新潟大学職員退職手当規程による。)
通勤交通費支給制度 : あり(国立大学法人職員の給与(諸手当)に関する細則第9条の規定による。)
定年制度 : あり(65歳)
その他 : 諸手当については、国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程第17条~第19条の規定による。
加入保険
健康保険 : 文部科学省共済組合
厚生年金保険 : 文部科学省共済組合
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
キャンパス内全面禁煙
待遇ー補足説明
他の労働条件については、国立大学法人新潟大学職員就業規則等によります。
応募上の配慮
面接実施に関しての配慮(海外など遠方にお住まいの方、他)
交通費・滞在費等の選考にかかる費用は、応募者負担とします。
面接審査は、リモート面接の場合があります。
採用人数
1名
採用日 : 2026年04月01日
着任日 : 2026年04月01日
募集期間
2025年07月03日~2025年08月18日 必着
郵送の場合は 17時 必着
応募方法
応募書類
その他の電子応募書類
(1) これまでの教育研究の概要と本学に採用された場合の教育研究の抱負について、それぞれ1,600字~2,000字程度にまとめたもの
(2) 応募者について意見を聞くことのできる方2名の氏名・電子メール連絡先
(3) 科学研究費補助金等の外部資金の獲得状況(研究代表者・研究分担者の別を明記する
こと)
(4) 主要論文(業績)3編以内の別刷あるいはコピー
※ 本公募では業績リスト・外部資金獲得状況・主要論文の確認に researchmapを使用します。
※ 必要に応じて、追加書類の提出をお願いする場合があります。
※ 応募書類は返却しません。応募に関する秘密は厳守します。また、本公募手続きにより本学が取得した応募者の個人情報は、「個人情報の保護に関する法律」に基づき適正に管理し、選考以外に使用しません。
その他の郵送書類
※ JREC-IN Portal からの Web 応募を行ってください。Web応募の難しい特段の理由がある場合は、郵送での応募が可能です(Web経由で送付できない業績がある場合など)。
※郵送で応募する場合も、電子応募書類と同じ書類(履歴書、業績リスト、(1)~(4)の書類)をご提出ください。
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
応募書類の提出方法(郵送書類)
〒950-2181
新潟県 新潟市西区五十嵐2の町8050
新潟大学自然科学系総務課学系庶務係
注意事項 : 郵送の場合は、応募書類を封筒に入れ「スイングバイ・プログラム(ケミカルバイオロジー)教員公募 応募書類 在中」と朱書の上、簡易書留または宅配便(受け取り確認ができる方法)にてお送りください。
選考・結果通知
選考内容
(1)第1次選考:令和7年8月下旬~9月上旬 書面審査、面接審査(リモート面接の場合あり)
(2)第1次選考結果通知:令和7年10月
(3)第2次選考:令和7年10月~11月(予定)役員による面接審査(リモート面接の場合あり)
結果通知方法
第2次選考の結果決定次第、本人宛に通知します。
連絡先
新潟大学
理学部
梅林 泰宏
0252626265
yumescc(at)chem.sc.niigata-u.ac.jp
※(at)を@に変更して送信してください。
業務内容に関する問い合わせは以下へお願いします。
新潟大学理学部 生物化学研究室 中馬 吉郎
TEL:025-262-6160
E-mail:chuman@chem.sc.niigata-u.ac.jp
備考
新潟大学では、ダイバーシティ推進センター( https://diversity.nu.niigata-u.ac.jp/ )を設置し、女性研究者支援を推進しています。
新潟大学では、キャンパス・グローバリゼーションの実現に向けて、グローバル対応力の高い教員の採用を推進しており、多様な言語を母語とする学生、研究者との日本語、英語を使ったコミュニケーション能力のある方の応募を歓迎します。