勤務地 : 北陸・甲信越 - 新潟県
公開開始日 : 2025年07月11日
D125071073
研究分野 : ライフサイエンス - 精神神経科学
助教相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
【募集の背景等】
新潟大学では、国内外の多様な分野で活躍する優秀な若手研究者を対象に、若手教員一括採用育成制度「新潟大学若手教員スイングバイ・プログラム」を実施します。この制度は、本学においてそれぞれの専門分野の研究を深めると同時に、意欲をもって異分野横断研究を展開する研究者の育成を目的としたものです。
若手教員スイングバイ・プログラムでは、分野を超えて一括公募採用を行います。各分野での専門性を中心とした1次選考、役員による総合的な観点による2次選考を実施し、採用者を決定します。採用された教員には専門分野に応じた学系等に所属するとともに、本学の研究推進を担う研究統括機構に兼務していただき、本学の新たなフラッグシップとなりうる新しい異分野融合研究の萌芽をもたらすための活動に従事していただきます。
【公募分野】
「環境経営学」、「新領域法学(知的財産法)」、「コーポレート・ファイナンス分野」、「作物栽培学」、「都市計画学」、「ケミカルバイオロジー」、「行動生態学」、「生命科学分野(ウイルス学分野、母子のための社会精神医学、生体組織再生工学分野、生体制御学分野、放射線技術科学分野)」、「学際的脳神経疾患研究」
【募集人数】
10名程度を予定
本公募はその一環として生命科学分野(母子のための社会精神医学分野)担当教員を公募するものです。
仕事内容・職務内容
[担当学部・研究科]
医学部・大学院医歯学総合研究科・大学院医歯保健学研究科(仮称・令和8年4月開設予定)
[職務内容]
1.研究:
・母子を対象とした社会精神医学、特に児童・思春期精神医学および周産期メンタルヘルスに関する研究を進めていただきます。
・本学の精神医学分野および産科婦人科学分野の教員と連携し、国内外の研究機関との国際共同研究を含む、分野横断的な研究にも寄与していただきます。
2.教育:
・行動科学、精神神経系に関する講義・演習を中心に、精神医学の専門性を活かした教育を担当していただきます。
・また、疫学、公衆衛生学、医学英語、多職種連携など、精科領域と関わりの深い科目にも貢献していただく可能性があります。
3.地域貢献:
・新潟大学ダイバーシティ推進センターや関連機関と連携し、母子のメンタルヘルスに関する研修プログラムやアウトリーチ活動に貢献いただきます
※着任後、原則3年間は研究統括機構の兼任教員としてスイングバイ・プログラムに参加する。
[専門分野]母子のための社会精神医学分野
[助教の場合の備考]
・研究グループの一員として活動していただきます。
[スイングバイ・プログラム採用教員としての兼務期間の活動]
採用者には分野を越えた一括採用制度であるスイングバイ・プログラムを活かすため、着任後3年間は研究統括機構に兼務していただき、次のような活動を求めます。
・部局・分野を越えたネットワークを主体的に構築していくこと。
・構築したネットワークを活かして異分野交流活動を行い、その成果を学内外に広く発信すること。
上記の実現のため、以下のような活動等があります。
・採用者同期会や異分野交流会の企画・運営
・年に一度以上の学長・理事との意見交換会
・大学での教育方法に関する研修
なお、本学には次のような研究支援体制があり、積極的な活用を期待します。
・全学的な機器共用制度
・科研費等の外部資金獲得サポート
・定期的な異分野交流会
・スイングバイ・プログラムからのスタートアップ研究資金の配分
・その他、教育研究活動のための研修
配属部署
既設部署
医歯学系医学系列
注意事項 : ただし、担当する医歯学系医学系列で教育及び研究を行うことを基本としますが、採用時から原則として3年間、研究統括機構に兼務してスイングバイ・プログラム採用教員として活動していただきます。
職種
研究分野
給与
年収 : 400万円 ~ 600万円
国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程により支給。
勤務時間
就業時間 : 08:30-17:15
休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土・日曜日、祝日、年末年始の休日等
時間外勤務、その他説明 :
基本的に専門業務型裁量労働制(みなし労働時間:1日7時間45分)。
専門業務型裁量労働制を適用しない場合は、1週間の勤務時間38時間45分、1日の務時間8時30分~17時15分(休憩時間12時00分~13時00分)の固定労働時間制となります。
裁量労働制とするか固定労働時間制とするかは、採用時に希望を伺います。
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
説明
(1)原則として、専門分野における博士の学位取得後10年以内の者(着任日までに学位取得見込の者を含む)
(2)女性である者
※新潟大学では、男女共同参画及びダイバーシティの視点に立った教育・研究・就業環境の整備を推進しています。本公募では、男女雇用機会均等法第8条に則り、女性教員の割合が相当程度少ない現状を積極的に改善するための措置として女性に限定した公募を実施します。
(3)母子のための社会精神医学分野の教育、研究において十分な能力と熱意を持つ者。特に児童・思春期精神医学および周産期メンタルヘルスにおける研究経験が豊富であること。
(4)国際的な研究助成金を有し、社会精神医学、特に児童・思春期精神医学および周産期メンタルヘルスの分野において国際共同研究を遂行できる能力を持つこと。
(5)国際的学術ジャーナルに筆頭著者として論文を発表した実績を有すること。
(6)外国語(英語)能力に長け、国際共同研究推進を担う教育指導経験を有する者
(7)スイングバイ・プログラムの趣旨を理解し、意欲をもって取り組むことのできる者
(8)採用後、新潟市又はその近郊に居住し、業務遂行が可能な者
雇用形態
正職員・正社員
常勤、専門業務型裁量労働制
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
任期は最大3年・再任1回(最大2年)まで可。ただし、本学における最初の雇用の日から起算して10年を超えない期間とする。
試用期間あり
試用期間6か月
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : なし(ただし、国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程第14条の規定により、上位の号給へ改定することがある。)
賞与制度 : なし
退職金制度 : あり(国立大学法人新潟大学職員退職手当規程による。)
通勤交通費支給制度 : あり(国立大学法人職員の給与(諸手当)に関する細則第9条の規定による。)
定年制度 : あり(65歳)
その他 :
諸手当については、国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程第17条~第19条の規定による。
加入保険
健康保険 : 文部科学省共済組合
厚生年金保険 : 文部科学省共済組合
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
就業場所における受動喫煙防止のための取組事項
キャンパス内全面禁煙
待遇ー補足説明
他の労働条件については、国立大学法人新潟大学職員就業規則等によります。
応募上の配慮
面接実施に関しての配慮(海外など遠方にお住まいの方、他)
交通費・滞在費等の選考にかかる費用は、応募者負担とします。
面接審査は、リモート面接の場合があります。
採用人数
1名
採用日 : 2026年04月01日
着任日 : 2026年04月01日
募集期間
2025年07月11日~2025年08月04日 必着
17時必着
応募方法
応募書類(指定様式)
応募書類
その他の電子応募書類
(1) 履歴書(様式1)
※氏名の自署及び顔写真の貼付けを行う。また、学位、取得大学及び取得年月日を記載する。
※履歴書の「賞罰」の欄には、受賞、刑事罰のみでなく、学生に対するセクハラ・性暴力等を原因とする過去の懲戒処分歴や、該当する場合は、その原因となった具体的な事由について記入してください。万が一、経歴に虚偽の申告があった場合は、採用取消や懲戒処分となる場合があります。
(2) 教育研究業績書(様式2)
※「外部資金の獲得状況」には、最近5年の外部資金および科学研究費補助金の獲得状況を記入する。
※(1)及び(2)は履歴書・教育研究業績書記入要領を参照の上、作成する。
(3) 教育・研究に関する実績と抱負(2,000字程度)(任意様式)
応募書類の返却
その他
応募書類は返却しません。応募に関する秘密は厳守します。また、本公募手続きにより本学が取得した応募者の個人情報は、「個人情報の保護に関する法律」に基づき適正に管理し、選考以外に使用しません。
選考・結果通知
選考内容
(1)応募締切:令和7年8月4日(月)17時必着
(2)第1次選考:令和7年8月上旬~9月下旬 書面審査
書類審査の通過者に対して、意欲や適性等を確認するため、9月25日(木)10:00から11:30の間にヒアリングを実施します。ヒアリングの結果を踏まえ、第1次選考通過者を決定します。
(3)第1次選考結果通知:令和7年10月上旬
(4)第2次選考:令和7年10月~11月(予定) 役員による面接審査(リモート面接の場合あり)
(5)第2次選考結果通知:決定次第、本人宛通知
結果通知方法
第2次選考の結果決定次第、本人宛に通知します。
連絡先
新潟大学
医歯学系総務課庶務係
津野 勇希
0252272004
jinji(at)med.niigata-u.ac.jp
※(at)を@に変更して送信してください。
備考
新潟大学では、ダイバーシティ推進センター( https://diversity.nu.niigata-u.ac.jp/ )を設置し、女性研究者支援を推進しています。
新潟大学では、キャンパス・グローバリゼーションの実現に向けて、グローバル対応力の高い教員の採用を推進しており、多様な言語を母語とする学生、研究者との日本語、英語を使ったコミュニケーション能力のある方の応募を歓迎します。