[ フリーワード ] なし
[ 研究分野 ] なし
[ 機関種別 ] なし
[ 勤務地 ] なし
[ 職種 ] 研究員・ポスドク相当
[ 雇用形態 ] なし
[ 任期 ] なし
[ 年収 ] なし
[ 応募上の配慮 ] なし
[ 電子応募 ] なし
[ こだわり条件 ] なし
[ 並び順 ] 新着順
707 件中 1~10 件を表示
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
岡山大学資源植物科学研究所ゲノム多様性グループでは、オオムギ遺伝資源の保存、増殖および配布を行っています。本公募では、オオムギ遺伝資源の栽培管理を中心に担ってくださる技術職員、研究員または技術補佐員を募集します。
仕事内容・職務内容
オオムギの栽培管理に関する業務と研究が主な仕事内容です。
1.技術職員、研究員の場合
・トラクター等の農業作業車の操作とメンテナンス(通年)
・除草や防鳥害獣等の圃場環境整備(通年)
・播種およびその準備、オオムギ播種のための耕耘や整地(10月~11月)
・除草作業等、オオムギ栽培のための薬剤散布や中耕(12月~5月)
・形質データ収集、オオムギ遺伝資源の草型や出穂、穂形質等の調査(2月~5月)
・収穫と水田転換作業、オオムギ残渣の刈り取りや耕耘(6月)
・種子形質等の調査とデータ解析(7月~9月)
2.技術補佐員の場合
・圃場作業(11月~6月)
・種子管理作業(通年)
・実験補佐(6月~10月、12月~3月)
給与
研究員・ポスドク相当
時給 : 1500円 ~ 2000円
研究員の給与
研究・教育補助者相当
時給 : 1100円 ~ 1100円
研究補助員の給与
研究開発・技術者相当
年収 : 200万円 ~ 300万円
特別契約職員(技術職員)の給与。職務経験等によって異なるので、賃金概算はおおよその値を記入しています。
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士 / 修士 / 学士 / 短期大学士 / 準学士
特別契約職員(技術職員)および非常勤研究員は、理系大学を卒業した者
技術補佐員は短大卒・高専卒以上
業務における経験
特になし
特定分野の公的資格など
特別契約職員(技術職員)および非常勤研究員は、理系学士以上が必要で、農学や生物学の知識を持つものが望ましい。トラクター操作を含む圃場作業および植物栽培の経験者を優先する。
技術補佐員は、短期大学士または準学士以上が必要。理系・文系は問わないが、農学・生物学系の学位を有する方や試薬調整の経験のある方を優先する。屋外での作業と細かい作業ができる方、植物が好きな方が望ましい。
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
海洋情報業務に関する調査及び研究活動のため、即戦力として専門的な知識及び能力を有する職員を国家公務員総合職相当として任用する。
仕事内容・職務内容
(1)海洋研究室が指定する海洋情報業務に関する調査及び研究に従事する。
(2)上記に関連した海外論文等の動向調査に従事する。
(3)上記に関連した庶務的事務作業(パソコンによる文書作成、業務資料・メール整理等)及びビジネスメールの作成(日本語、英語)を行う。
給与
年収 : 400万円 ~ 700万円
<給与例>
・基本給 280,680 円~419,880 円(地域手当を加味しています)
・扶養手当(子月額 11,500 円)
・通勤手当(6 箇月定期券等の価格(1 箇月あたり最高 15 万円)等)
・超過勤務手当(正規の勤務時間を超えて勤務した職員に支給)
・期末・勤勉手当(いわゆるボーナス:成績区分が良好(標準)の場合、1年間に俸給等の約 4.6 月分)
応募資格
業務における経験
以下いずれかの専門的知識・経験があり、また民間企業等(国立大学法人や公的研究機関を含む)において、研究員(日本学術振興会の特別研究員を含む)等
としてこれらの業務経験が 4 年以上あること。
(ア)地震波による地質構造の解析
(イ)岩石又は堆積物の解析
(ウ)マルチビーム測深機を用いた測量及びデータの解析
(エ)GNSS-A データの解析
(オ)固体地球物理学又は海洋物理学的データの解析
(カ)Python 等を用いた大規模データ処理
(キ)海域におけるリモートセンシングデータの解析
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
GteX(革新的GX技術創出事業)バイオものづくり領域「次世代バイオものづくりを駆動する高度オミクス計測・解析基盤の開発(代表:馬場健史)」の下で,主にマルチオミクスデータ解析に関する研究を行う助教(特命)を募集します。
仕事内容・職務内容
GteX(革新的GX技術創出事業)バイオものづくり領域「次世代バイオものづくりを駆動する高度オミクス計測・解析基盤の開発(代表:馬場健史)」の下で,主にマルチオミクスデータ解析に関する研究を行う。
給与
職種共通
年収 : 400万円 ~ 600万円
給与等雇用条件は本学の規定による。年俸制を適用する。
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
博士の学位(着任時までに取得見込みを含む)
業務における経験
上記業務に必要な知識・経験と熱意を有すること。
説明
専門分野:問わない。生命科学分野のデータベースに関する知識,もしくは,プログラミング能力を有する者が望ましい。
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
国土交通省では、社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを進める取組であるグリーンインフラ(以下「GI」という。)について、その普及・促進を図るため、令和5年9月に「グリーンインフラ推進戦略2023」を取りまとめた。同戦略では、GIをあらゆる場面で実装(ビルトイン)させるためには、様々な人々が、GIの意義や効果を認識し、理解することが必要であり、そのためには、GIの効果の把握・見える化やその評価が重要であるとされている。また、社会資本整備やまちづくり等に自然やその機能を容易に、効率的に導入・活用できる技術や、具体的な社会課題の解決のために自然の多様な機能を引き出すことができる技術が必要とされている。
このため、採用予定者は、GIとしての緑地における生物多様性の定量的評価に関する技術及びGIとしての緑地における多様な機能の保全管理に関する計画技術を確立することを目的として、以下の研究に従事するものとする。
仕事内容・職務内容
研究課題:「グリーンインフラとしての緑地における生物多様性の評価及び保全管理に関する研究」
(1)緑地におけるAI等を用いた生物多様性の定量的評価に関する研究
緑地における生物多様性について、AI等を活用し簡便に野生生物の種類を特定できる手法や、それらにより生物多様性を定量的に評価する手法に関する研究を行う。
(2)緑地の多様な機能の保全管理に関する研究
緑地の災害リスクの低減に寄与する機能などの多様な機能について、緑地を生かした防災まちづくりや緑地のネットワーク化を行うことによる自然環境やインフラ、住居、経済等に対する効果を予測する手法や、災害により緑地が被災した場合に低下した機能の実態調査や回復の手法に関する研究を行う。
給与
職種共通
年収 : 500万円 ~ 700万円
・俸給月額:346,000円~410,000円(令和7年4月現在)
「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第6条第2項の規定に
基づき、知識経験等を勘案して決定する。
・期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
博士の学位取得者、または採用日までに博士の学位を取得する見込みのある者
業務における経験
野生生物について現況評価や生態系ネットワークを効果的かつ持続的に発揮させる整備・管理に関する研究実績を有する者
説明
研究及び所内業務に必要な日本語能力を有する者
※ ただし、過去に「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第3条第1項第2号の規定に基づき任期を定めて採用されたことがある方は除きます。
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
近年、気候変動に伴う気象災害の激甚化・頻発化やインフラの老朽化が問題となっており、国土交通省では、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策を行い、社会の重要な機能を維持することができるよう、激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策、予防保全メンテナンスへの転換に向けた老朽化対策、国土強靱化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等を推進している。また、「2040年、道路の景色が変わる〜人々の幸せにつながる道路〜」(令和2年6月18日 https://www.mlit.go.jp/road/vision/index.html)において、激甚化・広域化する災害発生時に速やかな機能回復が可能となる道路構造が導入され、トンネル、橋梁、盛土等の耐災害性能を統一的に確保することが必要だとしている。
国土技術政策総合研究所では、地震、洪水等による災害に対して道路ネットワークの強靭化を図るための調査・研究等を広くすすめている。そのなかでも、構造・基礎研究室では道路に構築する抗土圧構造物に関して、求められる性能を確保するための設計に関する調査、研究等を推進している。
採用予定者は、主に以下のいずれかの研究に従事するものとする。
仕事内容・職務内容
研究課題:「道路ネットワークの強靱化に資する道路構造物の設計に関する研究」
(1)橋梁下部構造の修繕に関する研究
橋梁下部構造を修繕するためには、必要に応じて地盤調査や非破壊検査なども行いながら、地盤や地中にある基礎や杭の状態も把握し、既設の橋梁下部構造の性能を評価する必要がある。また、地盤調査や非破壊検査結果の信頼性、地盤特性の空間的なばらつき等も考慮したうえで、橋に要求する性能を満足するために、設計供用期間中に橋梁下部構造の状態が所用の信頼性をもって留まるように設計しなければならない。
本研究では、既設の橋梁下部構造の性能評価の方法、信頼性やばらつき等も考慮した修繕設計の方法を研究するととともに、その成果を基準等に反映させる。
(2)シェッドや大型カルバート等の道路土工構造物の信頼性を考慮した設計に関する研究
道路土工構造物技術基準の性能規定化により、新たな材料や構造の採用が今後増加することも期待し、荷重や抵抗値のばらつきも考慮したうえで設計で考慮する状況に対して、構造物や部材の限界状態を超えないことを確実に達成できるようにしなければならない。
本研究では、土や構造の特性も考慮したシェッドや大型カルバート等の信頼性を考慮した設計の方法について研究するとともに、その成果を基準等に反映させる。
給与
職種共通
年収 : 500万円 ~ 700万円
・俸給月額:346,000円~410,000円(令和7年4月現在)
「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第6条第2項の規定に
基づき、知識経験等を勘案して決定する。
・期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
博士の学位取得者、または採用日までに博士の学位を取得する見込みのある者
業務における経験
橋梁下部構造、シェッド又は大型カルバートの設計に関する研究実績を有する者
説明
研究及び所内業務に必要な日本語能力を有する者
※ ただし、過去に「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第3条第1項第2号の規定に基づき任期を定めて採用されたことがある方は除きます。
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
我が国の道路ネットワークは高規格幹線道路網計画等を踏まえ順次整備されてきたところであるが、道路ネットワークがある程度構築された地域でも朝夕のピーク時間帯や観光シーズンを中心とした主要幹線道路の渋滞・混雑が散見されているところである。
このような中、国土交通省では、令和5年10月に「WISENET2050・政策集」をとりまとめ、時間的・空間的に偏在する交通需要や渋滞に対して、データを活用したパフォーマンス・マネジメントにより、ボトルネック対策を効率的・効果的に実施し、幹線道路ネットワーク全体のサービス向上を実現していく方針が示されており、この実現のために実効性のある道路政策を全国的に推進しているところである。また、ICT・AI技術が急速に進展する中、道路分野においても常時観測交通量やETC2.0プローブ旅行速度などビッグデータを効率的に収集することは勿論のこと、これらのデータを活用し交通量非観測区間の道路交通状況をリアルタイムで推定し、また、近い将来の渋滞発生予測結果を基づいた賢い道路利用への転換を促進する取り組みなどが道路のパフォーマンス向上を進める上で効果的である。
このため、国土技術政策総合研究所では、ICT・AI技術とビッグデータを活用した、既存道路ネットワークのパフォーマンスを向上させていくために必要となる様々な道路における交通容量・サービスレベルの把握・評価やピーク時間帯の渋滞状況を踏まえた対策効果の立案・評価、幹線道路ネットワークの常時交通量推定、将来渋滞予測等に関する研究に取り組んでおり、採用予定者は、ICT・AI技術とビッグデータを活用した幹線道路ネットワークの常時交通量推定・将来渋滞予測・パフォーマンス向上手法に関する以下のいずれかの研究に従事するものとする。
仕事内容・職務内容
研究課題:「ICT・AI技術とビッグデータを活用した幹線道路ネットワークの常時交通量推定・将来渋滞予測手法及びパフォーマンス向上手法に関する研究」
(1)ICT・AI技術とビッグデータを活用した幹線道路ネットワークの常時交通量推定・将来渋滞予測手法に関する研究
全国の直轄国道における約2千箇所の常時観測交通量データやETC2.0プローブ情報等をもとに、全国の幹線道路ネットワークにおける道路交通状況を、ICT技術を活用して交通量非観測区間も含め高密度・高精度にリアルタイム推定するとともに、これらのビッグデータやAI技術を活用して近い将来における渋滞発生状況を予測するための手法の開発を進めるとともに、これらの研究成果を現場適用するための実践的な政策研究を行う。
(2)ICT・AI技術とビッグデータを活用した幹線道路ネットワークのパフォーマンス向上手法に関する研究
既存の道路ネットワークのパフォーマンス向上に資するため、ICT・AI技術とビッグデータを活用して、様々な道路における交通容量・サービスレベルの把握・評価や、ピーク時間帯の渋滞状況を踏まえた対策効果の立案・評価のための手法の開発を進めるとともに、これらの研究成果を現場適用するための実践的な政策研究を行う。
給与
職種共通
年収 : 500万円 ~ 700万円
・俸給月額:346,000円~410,000円(令和7年4月現在)
「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第6条第2項の規定に
基づき、知識経験等を勘案して決定する。
・期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
博士の学位取得者、または採用日までに博士の学位を取得する見込みのある者
業務における経験
交通工学、または土木計画学、情報工学、電気電子工学のいずれかに関する研究実績を有する者
説明
研究及び所内業務に必要な日本語能力を有する者
※ ただし、過去に「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第3条第1項第2号の規定に基づき任期を定めて採用されたことがある方は除きます。
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
気候変動影響評価報告書(環境省, 2020)では、気候変動が様々な自然環境に与える影響を重大性、緊急性、確信度の3指標で評価している。その中で土砂災害については最も高いランク付けがなされている。これを裏付けるように、平成28年北海道・東北地方を襲った一連の台風に伴う豪雨、平成29年九州北部豪雨、平成30年7月豪雨、令和元年台風第19号に伴う豪雨など、近年、激甚な土砂災害を伴う豪雨が頻発しており、既に温暖化の影響が顕在化しつつある状況と認識される。
今後のさらなる降雨特性の変化に伴い、豪雨に伴う生産土砂量の増加が予想され、また流量の増加も相まって崩壊起因の細粒土砂が大量に下流側へ輸送されるなど土砂・洪水氾濫による激甚な被害の顕在化も懸念されている。
このような土砂災害に対し適切な対策を講じていくためには、これらの降雨特性の変化に伴う対策の検討・実施に必要となる関係諸量の変化を把握するため、降雨規模の変化に伴う生産土砂量や土砂流出過程を適切に評価する解析手法を開発することが求められており、国土技術政策総合研究所ではこれらの調査・研究等を進めている。
採択予定者は主に以下のいずれかの研究に従事するものとする。
仕事内容・職務内容
研究課題:「山地流域における豪雨時の生産土砂量の気候変動に伴う変化及び河床変動解析手法に関する研究」
(1)山地流域における豪雨時の生産土砂量の気候変動に伴う変化を推定する手法に関する研究
豪雨時(土砂災害の誘因となる極端な降雨時)における山腹崩壊等による生産土砂量が、気候変動による降雨特性の変化に伴って、どのように変化するかを推定する手法、もしくは将来的にその手法を開発する際に参考となり得る知見について研究する。
(2)山地流域における豪雨時の土砂流出過程の解析手法の高度化に関する研究
豪雨時(土砂災害の誘因となる極端な降雨時)における山腹崩壊等による生産土砂の流出プロセスに関し、細粒土砂の影響などを踏まえた解析手法の高度化に関する研究、また実験施設等を用いその手法を開発する際に参考となり得る知見について研究する。
給与
職種共通
年収 : 500万円 ~ 700万円
・俸給月額:346,000円~410,000円(令和7年4月現在)
「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第6条第2項の規定に
基づき、知識経験等を勘案して決定する。
・期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
博士の学位取得者、または採用日までに博士の学位を取得する見込みのある者
業務における経験
土砂災害対策技術に関する研究実績、もしくは土砂災害の素因あるいは誘因に関する研究実績を有する者
説明
研究及び所内業務に必要な日本語能力を有する者
※ ただし、過去に「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第3条第1項第2号の規定に基づき任期を定めて採用されたことがある方は除きます。
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
有機フッ素化合物(PFAS)による飲用水汚染と健康影響に関する関心や懸念が国際的に高まっており、本邦でも一部地域の水道水中からきわめて高濃度のPFASが検出されたことより、水道水の飲用について不安の声が上がっている。
昨年度、国土交通省・環境省は全国の水道事業者や専用水道の設置者に対し、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)の水質検査結果等の報告を依頼、国土交通省は「水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査の結果について(最終取りまとめ)」を公表した。令和6年度は、水質検査を実施したすべての水道事業において水道水質の目標値である合計50ng/L(水質管理目標設定項目)を下回ったものの、一部の専用水道では目標値の超過がみられた。また、水質検査自体が未実施である事業者が見受けられた。
食品安全委員会による健康影響評価書の公開を受け、PFOS及びPFOAは令和8年度より水道の水質基準項目に格上げされ、水質基準値は引き続き合計50ng/Lと設定される見込みとなった。一方、欧米諸国においては、さらに厳しい基準値の適用や、規制対象となるPFASの追加が検討され施行予定となっている。将来的に、本邦でも健康影響評価の見直し等よる水質基準値の強化、ならびに、対象となるPFASの追加が行われ、水道における規制がさらに厳しくなる可能性が大きいと考えられる。
このため、採用予定者は、今後の水道水におけるPFASの規制強化を想定し、本邦の水道事業者や専用水道の設置者が、規制強化に円滑に対応できる浄水処理技術の確立を目的として、以下の調査研究に従事するものとする。
仕事内容・職務内容
研究課題:「活性炭およびイオン交換による水道原水中の有機フッ素化合物(PFAS)の吸着処理に関する研究」
(1)活性炭によるPFASの除去特性に関する研究
市販の水道用粉末活性炭および粒状活性炭各4~5製品を用い、実験室規模のバッチ吸着実験およびカラム通水実験(粒状活性炭のみ)により、活性炭への吸着によるPFASの除去特性を明らかにする。すなわち、単一のPFASによる吸着特性、複数のPFASによる吸着競合、PFASの化学的物性による脱着性や、水道原水中の夾雑物による吸着阻害を検討する。対象とするPFASは、PFOS、PFOA、水道水質の要検討項目であるペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)、ならびに諸外国での規制が検討されている化合物を中心に15~20物質とする。
(2)イオン交換樹脂によるPFASの除去特性に関する研究
活性炭よりもPFASの吸着除去性能に優れるとされる、イオン交換樹脂4~5製品を対象として、(1)と同様に、実験室規模のバッチ吸着実験およびカラム通水実験を行い、イオン交換樹脂への吸着によるPFASの除去特性を明らかにする。
(3)実規模の浄水処理におけるPFAS除去性の強化手法に関する研究
市水道原水中や浄水中にPFASの残留が確認された、活性炭処理設備を有する浄水場を対象とする。長期間の採水調査を実施するとともに、活性炭処理設備の運転条件の変更(粉末活性炭の注入率増加・粒状活性炭の逆洗浄強化等)により、PFAS除去性を強化する手法を検討する。最終的に、浄水場における活性炭処理によるPFAS除去に関する手引きの取りまとめをめざす。
給与
職種共通
年収 : 500万円 ~ 700万円
・俸給月額:346,000円~410,000円(令和7年4月現在)
「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第6条第2項の規定に基づき、知識経験等を勘案して決定する。
・期末手当(ボーナス):年2回(6月、12月)支給
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
博士の学位取得者、または採用日までに博士の学位を取得する見込みのある者
業務における経験
浄水処理または水質分析に関する研究実績を有する者
説明
研究及び所内業務に必要な日本語能力を有する者
※ただし、過去に「一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律」第3条第1項第2号の規定に基づき任期を定めて採用されたことがある方は除きます。
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
大学院情報工学研究院生命化学情報工学研究系 早川研究室では代謝物の網羅的解析「メタボロミクス」の公共データの統合システムを開発しており、データの組織的統合および解析法の開発を担当する研究員を募集します。
仕事内容・職務内容
・代謝物の網羅分析(メタボロミクス)のデータリポジトリおよび学術論文から代謝物情報を組織的に収集するワークフローの開発。
・広範囲の代謝パスウェイ情報の収集システムの開発
・収集した代謝物情報および代謝パスウェイ情報の整備
・整備した代謝物および代謝パスウェイ情報を利用した代謝データ解析
給与
年収 : 400万円 ~ 500万円
月額400,000円
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
業務における経験
理系の博士号を有すること ・質量分析または代謝に関する研究経験を有すること ・メタボロミクスデータ解析の経験を有すること ・Pythonプログラミングの経験を有すること
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
信州大学では、水の循環利用や水由来水素エネルギーの生成・利用等、水を中心とする地球環境再生に関わる諸分野「アクア・リジェネレーション(ARG)分野」の研究力強化に取り組んでいます。また、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の採択を受け、より一層の研究の卓越性・イノベーション創出・地域貢献を目指しております。令和6年3月には、研究組織として、アクア・リジェネレーション機構を設置しました。当機構における研究を推進するため、研究員を一般公募により募集します。
仕事内容・職務内容
信州大学アクア・リジェネレーション機構の古山通久教授の進める、無機材料の汎用ニューラルネットワークポテンシャル計算や計算材料科学、インフォマティクス、データ科学に関する先駆的研究。原則として、実験科学者と協働で推進する研究に専従していただきます。
給与
年収 : 400万円 ~ 500万円
年俸制(本学特定教職員就業規則等に基づき支給)
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士 / 修士
業務における経験
博士の学位を有するか着任時までに取得見込みの方。もしくは修士の学位を有しており、博士の学位取得と同等以上の経験を有する方。
特定分野の公的資格など
凝縮系の材料に関する汎用ニューラルネットワークポテンシャル計算や計算材料科学、計算化学、インフォマティクス、データ科学およびそれらの関連科学分野で研究業績をもつ方。実験研究者と連携し新材料を創製することに意欲を有する方が望ましい。
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