勤務地 : 関東 - 東京都
公開開始日 : 2024年05月13日
D124050502
研究分野 : ライフサイエンス - 指定なし
研究員・ポスドク相当 : 正職員・正社員 - 任期あり - テニュアトラック以外 - 試用期間あり
業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
若返りもしくはRejuvenationといった単語が老化研究やBiotechで散見され、研究開発・投資が活発化しています。実際には、生物学的な機能の観点から加齢に伴う変化を改善することで、細胞や臓器の機能改善、といった方が正しいですが、細胞の動的情報の変化を理解することが必要です。食事や生活環境など後天的な影響が疾患リスクだけでなく、身体機能の低下においてどのような分子機序に起因しているのかについて、着目が集まっており、これまで治療対象でなかった症状まで新しい治療法の開発についてエピゲノムを軸とした研究が進められています。
慶應義塾大学医学部 老化プロジェクト(信濃町)では老化モデル(ICEマウス)を用いた認知症、サルコペニア、加齢黄斑変性症など様々な老化、疾患について積極的に進めていただける特任研究員を募集いたします。
老化研究や生命科学以外の分野から挑戦し、起業など社会実装まで興味のある方を求めます。
仕事内容・職務内容
老化制御プロジェクトに参画し、以下プロジェクトを推進していただきます。
Epigenomeによる老化促進と制御。ヒストンやDNA修飾を介して遺伝子発現制御が行われており、これらのエピゲノム制御による新規老化モデル(ICEマウス)を確立しています。
老化モデルにおける幹細胞、DNA損傷、エピゲノム、ミトコンドリア、脂質代謝など様々な視点から老化の速度とタイミングの理解を進める。解析にはAI、Deep Learning等のデータ解析を取り入れ、ノンバイアスな老化因子の解析を行い、CRISPR Screeningを用いた in vitroにおける老化実験系の確立や因子単離も計画しています。
サルコペニア、認知症など効果的な老化制御法の確立と社会実装(スタートアップ)に向けて研究を行う。
タンパク質、DNAなど分子生物学的な解析のほかに実験動物を用いた研究の実績があると好ましいです。エイジングは一つの臓器の理解だけでは難しく、多くの研究室と共同で実験を進めていくマネジメントも必要となります。
また、バイオインフォマティクスを用いた遺伝子解析、aging clock開発、snRNA-seqなどエイジング研究に活用したい方も募集しております。
配属部署
既設部署
医学部 整形外科学教室
職種
研究分野
給与
年収 : 400万円 ~ 600万円
勤務時間
就業時間 : 09:00-18:00
休日 : 週休二日制
時間外勤務、その他説明 : 裁量労働制を適用し、研究計画に応じて適宜対応可
募集要項
応募資格
応募に必要な学歴・学位
博士
説明
○生物学、医学に関連する博士の学位もしくは同等の業績をお持ちの方
○学位を取得して4年以内。もしくは学位取得見込みの方。
○分子生物学、細胞生物学に詳しく、動物実験の経験がある方。
○老化研究に興味があり、解析結果を生かした創薬研究に興味がある方。
雇用形態
正職員・正社員
常勤
契約期間
任期あり - テニュアトラック以外
雇用開始から2025年3月まで。毎年度4月契約更新
試用期間あり
3か月
勤務地
待遇
各種制度
昇給制度 : あり
通勤交通費支給制度 : あり
加入保険
健康保険 : あり
厚生年金保険 : あり
労災保険 : あり
雇用保険 : あり
応募上の配慮
採用人数
2名
募集期間
2024年05月13日~2024年10月30日 必着
適任者の採用が決まり次第、募集を締め切ります。
応募方法
※募集期間外です。
公募のURL
選考・結果通知
選考内容
書類選考し、その後面接させていただきます。
結果通知方法
履歴書(写真貼付、これまでの経験、連絡先、電話番号およびメールアドレスを明記)
業績リスト
志望動機
興味のある研究
を以下のメールアドレスにお送りください。
e-mail: mhayano@keio.jp
JREC-IN Portalの「Web応募」機能からも応募頂けます。
【応募方法】
書類選考のうえ、面接をさせていただきます。面接日程は、対象者に1週間以内に別途連絡します。
【問い合わせ先】
慶應義塾大学医学部、整形外科学教室
特任講師 早野 元詞
連絡先
慶應義塾大学
医学部 整形外科学教室
早野 元詞
0353633204
mhayano@keio.jp
備考